更新日令和3(2021)年3月18日

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令和2年度第4回柏市交通政策審議会会議録

1 開催日時

令和3年2月12日(金曜日)午前10時00分から午前10時50分

2 場所

本庁舎5階 第5・6委員会室

3 出席者

委員(出席21名)

会場出席者(7名):

藤井会長、星副会長、井出委員、斯波委員、竹浪委員、西川委員、矢島委員、

WEB出席者(14名):

上西委員、大田原委員、神森委員、齋藤委員、塩ノ谷委員、鈴木委員、高田委員、

多田委員、中嶋委員、檜山委員、伏野委員、松丸委員、武藤委員、吉﨑委員

事務局

坂齊交通政策課長他5名

4 傍聴者

10名

5 内容

(1)議題

第二次柏市総合交通計画について

(2)その他

1.公共交通空白不便地域における対応策の進捗状況について

2.令和2年関東運輸局地域交通優良団体等表彰について

6 議事要旨

(1)第二次柏市総合交通計画について

事務局から、第二次柏市総合交通計画について、資料3及び資料4に基づき説明し、事務局案について委員全員から承認された。また、今回の審議をもって、柏市へ本計画に係る答申書を提出することについて委員全員から承認された。

(2)公共交通空白不便地域における対応策の進捗状況について

事務局から、公共交通空白不便地域における対応策の進捗状況について報告した。

(3)令和2年関東運輸局地域交通優良団体等表彰について

斯波委員より、当審議会が令和2年関東運輸局地域交通優良団体等表彰を受賞したことについて報告があった。

7 主な質疑応答等

(1)第二次柏市総合交通計画について

(事務局)

変更した箇所について資料説明

(藤井会長)

只今の事務局の説明(資料3、資料4)に対し、意見等あるか。

(塩ノ谷委員)

P72で評価指標として駅の利用者数を使っているが、駅利用者は昨年の緊急事態宣言で大きく落ち込んだものが秋にかけて徐々に回復していたが、最近の緊急事態宣言再発令でまた落ち込んでしまった。コロナが収まった後どのくらい戻るかわからない。注釈の欄にその旨を記載した方が良いのではないか。

(事務局)

正にコロナ後にどのくらい利用者が戻ってくるかわからないので、中間見直しの際に修正もありうると考えている。今回評価指標の中にどこまで書くかは、事務局の方で検討したい。

(藤井会長)

他にないようなので、事務局案に賛同いただけるかお諮りする。

全員認めていただいたとのことで進めていく。

最終確認させていただいた上で、資料5にある答申書の方に記名させていただき市に提出していく。

(2)公共交通空白不便地域における対応策の進捗状況について

(事務局)

公共交通空白不便地域における対応策の進捗状況について説明

(藤井会長)

只今の事務局の説明に対し意見等あるか。

(吉﨑委員)

買い物特化型とのことだが、もう少し具体的に教えて欲しい。

(事務局)

週2、3回移動目的の代表的なものである買い物を、タクシーに相乗りして最寄りのスーパーへ移動することを考えている。アンケートや移動の需要を整理しながら、週に何日かなど検討していく。

(藤井会長)

交通空白地域にどういった交通を提供するのかを自治体供給型のものではなく、市民と一緒になって取り組んでいくというのが重要なことで、交通を検討しないといけない地域がある時に、全体展開を考える場合と個別展開をするような場合とで考える必要がある。おそらくこの後地元で検討することだと思うので、その辺りを整理してもらえればと思う。

今回の地域は、バス停まで650m、高低差10mになっていて、人の移動がかなり困難な地域だと思う。バス停から300m離れた地域ではタクシーチケットをやっている自治体もある。一か所やった場合は、全体共通型でやるのかなどの検討も必要になってくる。

事務局としては今後地域に入って検討されていくと思うが、その方向性をお話いただければと思う。

(事務局)

アンケートをやった町会に直接ご意見をうかがい、状況を吸い上げたい。コロナの状況を見ながら、地元のヒアリングを行い、移動の需要を把握していく。また、アンケートをやっていない所がまだ7地区残っているので、順々に着手していければと思う。

(藤井会長)

パブリックコメントの中にも地域の足として期待している声が挙がってきているので、是非、声を継続的に丁寧に聞いていただきたい。

(3)令和2年関東運輸局地域交通優良団体等表彰について

(斯波委員)

コミュニティバスの利用者減に伴い、カシワニクルを運行し、オンデマンド実証実験を経て、運行区域の見直しや多様な利用推進策を行い、着実な利用者の増につながっていることを表彰の対象とした。

(藤井会長)

嬉しいご報告でした。とても喜ばしいことです。

利用者が右肩上がりに増えていくというケースは中々見られない。地域の利用者がないと成り立たないのですが、地域の人たちの利用ニーズに沿う形でその仕組みが広がっていき、さらにエリアが拡大する形で定着していった。さらに検討当初の段階で、タクシー会社の方にもインセンティブが提供できないかということで検討された経緯がある。

せっかくお祝いをいただくのであれば、全国の自治体で不便地域の交通で悩んだり改善したりと色々な取組みをしている中で、オンデマンドを先駆けてやった自治体であるということで、自治体が多く参加される学会、例えば地域政策学会などに、公共交通の優良表彰を得たということで、何が優良であったのか、どんな悩み方をし、展開して地域の中に根付いてきたのかを、他市の模範として表彰されるのであれば、その責務として発表すべきではないかと思う。

関連ファイル

資料1_次第(PDF:78KB)

資料2_座席表(PDF:62KB)

資料3_第二次柏市総合交通計画(案)(PDF:15,214KB)

資料4_パブリックコメントの結果について(PDF:251KB)

資料5_答申書(案)(PDF:46KB)

 

お問い合わせ先

所属課室:土木部交通政策課

柏市柏255番地(柏市役所分庁舎1-1階)

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