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あなたの毎日を応援する健康情報「喫煙編」
毎月22日は禁煙の日。スワンスワン(吸わん吸わん)で禁煙を!
たばこの煙に含まれる有害物質
- 主流煙タバコ自体やフィルターを通って口に入る煙
- 呼出煙たばこを吸って吐き出した煙
- 副流煙点火部から立ち昇る煙
たばこの煙には約4000種類の化学物質、ダイオキシンなどの約200種類の有害物質、約60種類の発がん性物質が含まれています。 - ニコチン依存症を引き起こし、血管を収縮させ血液の流れを悪くします。
- タール発がん物質を含んでおり、がんの発生を促進したり、発育を加速させます。
- 一酸化炭素からだを酸素欠乏状態にするため、動脈硬化や狭心症、心筋梗塞などの心臓病の引き金になります。
からだに及ぼす影響
喫煙により有害物質の影響を受け、様々な病気や体調不良等を引き起こしやすくなります。
喫煙者への影響
- 肺がんをはじめとする各種のがん
- 心筋梗塞などの虚血性心疾患
- 肺気腫などの閉塞性肺疾患
- 胃・十二指腸潰瘍などの消火器疾患
- 歯の黄ばみ・口臭・歯肉炎などの歯周疾患
ある統計によると、歯周病にかかる危険は1日10本以上喫煙すると、非喫煙者と比べて5.4倍にアップします。また、喫煙者は歯周病の進行は早く、治りにくいと言われています。
女性20~30代女性の若い喫煙者が増えています!
- 閉経が早まる
- 骨量の減少=骨祖しょう症になりやすい
- 肌荒れ、シミ、そばかす
タバコ1本につき、レモン半個分のビタミンCが奪われると言われています。
妊婦
- 妊娠合併症(胎盤早期剥離、前置胎盤など)
- 早産、自然流産
- 低出生体重児
受動喫煙による周りへの影響
たばこから立ち昇る煙やたばこを吸う人が吐き出した煙にも多くの有害物質が含まれているため、吸っている本人だけでなく、周囲の人にも影響があります。特に、乳幼児は自分の意思で受動喫煙を避けることが難しいため、家族・社会全体の協力が必要です。
子ども
身近な家族の喫煙は子どもに影響が多く、周りにタバコを吸っている人がいると、赤ちゃんの尿からニコチンが検出されることがあります。
- 肺炎・気管支炎などの呼吸器疾患
- 身体発育にも影響
- たばこの誤飲
- 脳の働き、発育にも影響
乳幼児突然死症候群(SIDS)
日本での発症頻度はおよそ出生6,000~7,000人に1人と推定され、生後2ヵ月から6ヵ月に多いとされています。発症は年々減少傾向にありますが、平成23年には全国で148人の赤ちゃんがこの病気で亡くなっています。
こども家庭庁ホームページ:乳幼児突然死症候群(SIDS)について(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開きます)
身長・知能の影響
親の喫煙により受動喫煙を受けることで、肺炎などの呼吸器疾患(特に母親の喫煙で影響大)、中耳炎、咳など呼吸器症状、肺機能の抑制の原因となります。そのほか、早産や小児期のがん、喘息の原因となる可能性があります。
(米国公衆衛生総監報告)
さらに近年、注意欠陥・多動性障害(ADHD)など子どもの発達と受動喫煙との関連を示す報告も出てきています。
サードハンド・スモークから子どもを守ろう!(PDF:778KB)(別ウインドウで開きます)
未成年者
- 体力の低下
- 呼吸機能の低下
- 思考力・学習能力の低下
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