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更新日令和7(2025)年4月14日

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高齢者帯状疱疹予防接種の実施

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定期接種

対象者

接種時に柏市に住民票があり、次のいずれかに該当するかた(すでに接種が完了したかたは対象外です)

  1. 令和7年度(令和7年4月1日から令和8年3月31日)に65・70・75・80・85・90・95・100歳を迎えるかた
  2. 100歳以上のかた(令和7年度に限る)
  3. 接種時に60~64歳のかたで、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害1級相当のかた
    ※身体障害者手帳の写しまたは医師の診断書(写しでも可)の提出が必要です。
定期接種の対象者(令和7年度)

65歳

昭和35(1960)年4月2日~昭和36(1961)年4月1日生まれ

70歳

昭和30(1955)年4月2日~昭和31(1956)年4月1日生まれ

75歳

昭和25(1950)年4月2日~昭和26(1951)年4月1日生まれ

80歳

昭和20(1945)年4月2日~昭和21(1946)年4月1日生まれ

85歳

昭和15(1940)年4月2日~昭和16(1941)年4月1日生まれ

90歳

昭和10(1935)年4月2日~昭和11(1936)年4月1日生まれ

95歳

昭和5(1930)年4月2日~昭和6(1931)年4月1日生まれ

100歳

大正14(1925)年4月2日~大正15(1926)年4月1日生まれ

100歳以上 ~大正14(1925)年4月1日生まれ(令和7年度に限る)

(補足)令和7年度から令和11年度までの5年間は、65歳を超える方の接種機会を確保するため経過措置が設けられています。その年度内に70、75、80、85、90、95、100歳となる方が対象となり、経過措置期間中に1度、定期接種の対象者となります。対象者は年度によって異なるため、接種の機会を逃さないようにご注意ください。
経過措置期間中の対象者の確認はこちらからご確認ください。(PDF:194KB)

接種期間

令和7年4月1日(火曜日)から令和8年3月31日(火曜日)まで

接種場所

柏市予防接種指定医療機関または千葉県内協力医療機関(外部サイトへリンク)

※原則として、指定の医療機関で予防接種を受けていただきますが、病気療養などの理由によりやむを得ず千葉県外で予防接種を希望するかたは、事前に健康増進課へお問い合わせください。手続きに1か月程度かかりますので、余裕をもってお問い合わせください。事前に申請なく接種した場合には、任意接種となり、費用の払い戻しはありません。詳しくは、「千葉県外で予防接種を希望される方へ」をご確認ください。

使用ワクチン

使用するワクチンは医療機関によって異なります。予約時の実施医療機関へご確認ください。

帯状疱疹ワクチン
ワクチンの種類 生ワクチン 不活化ワクチン
接種回数 1回 2回
接種方法 皮下接種 筋肉内接種
接種間隔

麻しん風しん等の生ワクチンを接種した場合は、27日以上あける

2か月以上あけて(〜6か月以内に)2回接種する

(ただし、医師が早期接種が必要と判断した場合、接種間隔を1か月以上に短縮可)

1年後の
発症予防効果

約60%

約90%以上

効果の持続 約5年 10年以上

接種を

受けられないかた

  • 発熱を呈しているひと
  • 重篤な急性疾患にかかっているひと
  • 本剤の成分によってアナフィラキシー
    を呈したことがあるひと
  • 免疫機能に異常のある疾患を有するひと
  • 免疫抑制をきたす治療中のひと
  • 発熱を呈しているひと
  • 重篤な急性疾患にかかっているひと
  • 本剤の成分によってアナフィラキシー
    を呈したことがあるひと

接種に

注意が必要なかた

輸血やガンマグロブリンの注射を受けたひと
は治療後3か月以上、大量ガンマグロブリン
療法を受けたひとは6か月以上おいて接種す
る必要があります。
筋肉内に接種するため、血小板減少症や
凝固障害を有するひと、抗凝固療法を実施
しているひとは注意が必要です。
副反応 注射部位の痛み、腫れ、発赤、かゆみなど。
まれにアナフィラキシー、血小板減少性紫斑病など重篤な副反応が現れることがあります。
注射部位の痛み、発赤、腫れ、筋肉痛、発熱、頭痛、疲労、悪寒など。
まれにアナフィラキシーなど重篤な副反応が現れることがあります。

費用

ビケン(生ワクチン)・シングリックス(不活化ワクチン)どちらか一方の公費助成になります。

ワクチンの種類

ビケン・生ワクチン

シングリックス・不活化ワクチン

1回あたりの自己負担額

2,500円

7,500円

(補足)生活保護受給者は、事前に生活支援課で「保護受給証明書」を受け取り、柏市予防接種指定医療機関に提出した場合に自己負担が免除されます。
(補足)市内に住所を有する中国残留邦人の方は、本人確認証を持参した場合、窓口での被接種者の支払いは不要です。

受け方

令和7年度に対象となるかた(60~64歳の対象者を除く)に、個別通知(ハガキ)を行います(令和7年3月末頃)。接種を希望する医療機関に問い合わせの上、郵送した「ハガキ」と「マイナ保険証」を持参することで予防接種を受けることができます。

【令和7年4月1日以降柏市に転入されたかたへ】
令和7年4月1日以降柏市に転入されたかたへの個別通知(ハガキ)の郵送は行いません。
転入前の自治体で帯状疱疹の接種を受けていないかたについては、「ハガキ」を郵送しますので、健康増進課(04-7128-8166)までご連絡ください。

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、水痘(みずぼうそう)を引き起こすウイルスによって引き起こされる病気です。水痘にかかった後、このウイルスは神経に潜伏し、免疫力が低下したり年齢が上がったりすることで再活性化し、帯状疱疹として現れることがあります。
発症すると、一般的に数日から10日ほど神経痛のような痛みを感じ、身体の左右どちらか一方の神経に沿って発疹や水ぶくれが赤く帯状に広がります。発症部位によっては、角膜炎等による視力低下、耳鳴りや難聴、顔面神経麻痺などの合併症が生じることがあります。また、皮膚症状が治った後も、長い間痛みが残る帯状疱疹後神経痛(PHN)になる可能性があります。

予防接種の効果

帯状疱疹の予防接種は、発症自体を防ぎ、万が一発症しても重症化を防ぐ効果が期待できます。特に高齢者や免疫力が低下している人々には重要な予防手段となります。帯状疱疹が回復した後に長期間にわたって続く痛み、帯状疱疹後神経痛(PHN)の発症リスクも低下させることがわかっています。

注意事項

次の方はかかりつけ医とよくご相談ください

  • 心臓血管系の疾患、じん臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患を有する方
  • 予防接種で接種後2日以内に発熱の見られた方及び全身性疾患等のアレルギーを疑う症状を起こした方
  • 過去にけいれんを起こしたことがある方
  • 過去に免疫不全の診断がされている方及び近親者に先天性免疫不全の方がいる方
  • ワクチンの成分に対してアレルギーを起こす恐れのある

予防接種を受ける前の注意

  • 予防接種について、十分に理解・納得した上で接種を受けましょう。気にかかることや、わからないことは、医師や健康増進課にお問い合わせください。
  • 予診票は接種できるかどうか判断する大切な情報です。基本的には接種を受けるご本人が責任をもって記入し、正しい情報を医師に伝えてください。

予防接種を受けた後の注意

  • 予防接種を受けた後30分間は、急な副反応が起こることがあります。医師(医療機関)と連絡が取れるようにしておきましょう。
  • 接種当日はいつも通りの生活をしてかまいませんが、激しい運動や大量の飲酒は避けてください。接種当日の入浴については差し支えありません。ただし、注射したところをこすらないでください。
  • 接種後に発熱したり、接種した部位がはれたり赤くなったりすることがありますが、一般的にその症状は軽く、通常は数日中に消失します。
  • 接種した部位が痛みや熱をもってひどくはれたり、全身のじんましん、繰り返しの嘔吐、顔色の悪さ、低血圧、高熱などが現れたら、ただちに医師(医療機関)の診療を受けてください。
  • 副反応などで診察を受けた場合の医療費は、健康保険扱いとなります。

健康被害救済

定期接種により引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障がでるような障害を残すなどの健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく救済の対象になります。その因果関係を専門家の審査会で審議し、認定された場合は市町村より医療費等の給付が行われます。

お問い合わせ先

所属課室:健康医療部健康増進課

柏市柏下65番地1(ウェルネス柏3階)

電話番号:

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