柏市教育大綱

教育委員会制度の改正を主な内容とする「地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律（平成26年法律第76号）」の施行に伴い、地方公共団体の長は、総合教育会議において教育委員会と協議し、教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の大綱である教育大綱を定めることとなりました。

これを受けて、本市においても「柏市教育大綱」を定め、平成28年度からの教育行政について、「柏市教育大綱」に基づいて推進してまいりましたが、期間の満了に伴い、新たな要請を踏まえた新しい「柏市教育大綱」を定め、今後の取組を推進してまいります。

基本的な方針

学び続ける力を備えた子どもを育てます

• 児童生徒1人ひとりが生涯にわたり学び続ける基礎を身に付けられるよう、学びの在り方について見直しを図り、指導内容・方法を充実させます。
• 健やかな体の育成を目指すとともに、互いに認め合い、多様性を尊重する豊かな心の醸成を図ります。
• 子どもたちが「分かった」「できた」を実感できるよう、教職員の指導力・授業力を向上させます。

より良い教育のための体制・環境を整備します

• 児童生徒1人ひとりが、楽しく生き生きと学校に通える支援体制の充実を図ります。
• 学校と家庭・地域が連携して、児童生徒の成長・発達を支える体制・環境づくりを進めます。
• 現在及び未来の児童生徒が、性別や人種、経済状況、障害等の個人の状況に関わらず、安全で安心して学び合え、過ごせる、より良い教育環境を整備します。

「学び」を核とした地域の課題解決につながる仕組みづくりを推進します

• 生涯学習を通して、多様な主体による地域課題の解決に向けた学びと活動の場づくりを進め、地域活動の担い手となる人材の発掘・育成に取り組みます。
• 公民館・図書館等の生涯学習講座や文化芸術活動を通じ、人と人がつながる拠点づくりを進め、モデル事業の展開などにより地域に生涯学習の取組を広げていきます。
• スポーツ団体などと連携した事業を幅広く展開し、個人の趣味・嗜好のスポーツから、スポーツ活動を通じた生涯学習や地域活動につなげていきます。

関連ファイル

• 柏市教育大綱（PDF：286KB）（別ウィンドウで開きます）