ここから本文です。
令和2年11月27日(金曜日)に千葉県消防学校(市原市)で、千葉県内7消防本部44名の国際消防救助隊員が集結し、合同訓練を開催しました。
同年10月6日に柏市内で実施した派遣携行資機材のメンテナンス会に引き続き総合訓練を実施したものです。
メンテナンス会の記事についてはこちらからどうぞ!千葉県内International Rescue Team ~国際消防救助隊~ 柏に集結
タイトルの「愛ある手」とは国際消防救助隊【International Resucue Team】の頭文字【IRT】を取り日本語の愛称を「愛ある手」とし海外に愛ある手をさしだすという気持ちが込められています。この愛称からIRT登録隊員のワッペン(標章)にもなっています。
(JPG:150KB)
IRTワッペン
今回は、海外で発生した大規模地震を想定した総合訓練を実施し、44名の参加隊員で4小隊を編成し、3つの災害事案を同時進行で活動しました。
被害状況はもちろんのこと、小隊の人員編成も直前まで明かさないブラインド型の実派遣に近い訓練としました。
木材等を使用して倒壊危険にある建物を安定化するショアリングという手法や、高所から低所にいる要救助者を救出する都市型救助技術等を駆使し、各隊員の様々な工夫や発想がみられました。
他市の救助隊員との意思疎通や知識の共有が図れる貴重で有意義な連携訓練となりました。今後も県内で協力し、他市消防本部と切磋琢磨してまいります。
(JPG:83KB)
救助するためドアを破壊する隊員
(JPG:128KB)
建物の倒壊防止(ショアリング)
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください