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監査結果に基づく措置状況（令和元年度財政援助団体等監査）
令和元年度に実施した財政援助団体等監査の結果(令和元年9月9日公表)（PDF：566KB）を受けて監査対象部局が講じた措置状況のあらましは、次のとおりとなっています。
土木部の措置結果通知書
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部署名 |
意見した事項等 | 措置や対応方針 |
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| 交通施設課 | 指定管理者から提出された平成30年度事業報告書を確認したところ、平成30年度の指定管理業務に係る人件費の内訳は次のとおりであった。 これによると、平成30年度の「人件費」の内訳として、指定管理者が直接雇用する「タイムズサービス人件費」9,373,128円と並んで、「シルバー人材委託費」として7,987,656円が計上されている。しかしながら、11ページにも掲げたとおり、公益社団法人柏市シルバー人材センターの行う市営駐車場の精算業務は、事前に業務を行わせることについて本市の承認を得た上で締結された請負契約により行われており、直接雇用に係る人件費とは厳密に区分されるべきものであり、適切な区分により計上し、経理の適正性を確保されたい。 |
（令和元年11月15日公表） 令和元年度以降の事業報告の際には、直接雇用の「タイムズサービス人件費」を人件費として、「シルバー人材センター人員委託費」は人件費とは別に報告するよう指定管理者に指示した。 |
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部署名 |
意見した事項等 | 措置や対応方針 |
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| 交通施設課 | 学校、病院、工場（中略）その他の防火対象物で政令で定めるものの関係者は、政令で定める消防の用に供する設備（中略）、について消火、避難その他の消防の活動のために必要とされる性能を有するように、政令で定める技術上の基準に従って、設置し、及び維持しなければならないとされている。(消防法第17条第1項) 市営駐車場で現地調査を行ったところ、屋内消火栓設備の前に清掃用具と三角コーンが置かれていた事案があった。 これらは、火災が発生した際に消防用設備等が有効に機能を発揮できなくなる危険があるため、消防法第17条第1項に基づき、消防用設備等の設置・維持義務違反と言わざるを得ない。 |
（令和元年11月15日公表） 消火設備前に置いていた清掃用具及び三角コーンを撤去するよう指定管理者に指示し、令和元年9月13日に撤去済みである。 |
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部署名 |
意見した事項等 | 措置や対応方針 |
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| 交通施設課 | 主管課から提出された監査資料によれば、市営駐車場には、障害者用優先駐車スペース(以下「障害者用スペース」という。)が2台分用意され、また指定管理者が提出した平成30年度事業計画書43ページにおいて、「人」にやさしい駐車場の提供のための具体的な取組として、ハートスペースの設置及び身体障害者用精算機の設置等が記載されている。 監査において確認したところ、2台分の障害者用スペースは建物2階及び3階にあり、エレベーターには最も近い場所に設定してあるものの、車イスで利用できる障害者用トイレは1階にしかなく、障害者にとって利便性が良い状況とは言えず、障害者用トイレに誘導するための案内も確認できなかった。 また、現地において障害者用スペースの利用状況を確認したところ、あまり利用されていないとのことで、原因はPR不足で、周知されていないためとのことであった。 さらに、駐車場が「満車」状態の場合には、障害者用スペースに一般車両を駐車させる場合もあるとの説明があったが、障害者の利用の妨げになることも予想される。 これらの状況は、「人」特に障害者への配慮を欠いていると言わざるを得ないものであり、市営駐車場としての役割から民間でできない部分にも、きめ細やかな配慮を行う必要があるという観点から、利用者への配慮について改善されたい。 |
（令和元年11月15日公表） 「障害者スペース」及び「障害者用トイレ」へ誘導するための案内を駐車場内に掲示し、駐車場係員も案内及び誘導を行うよう指定管理者に指示した。また、障害者用スペースに一般車両が駐車することを防ぐため、周知、案内及び誘導を徹底するよう指示した。 |
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部署名 |
意見した事項等 | 措置や対応方針 |
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| 交通施設課 | 指定管理者から提出された平成30年度事業計画書10ページにおいて、男女共同参画の施策として、女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画を作成し取り組んでいる旨の記載があり、また、地域雇用の取組として、柏市からの雇用を優先するとの記載がある。 実際に指定管理者のコールセンター等のスタッフには女性も多く雇用されているとのことであり、また、市営駐車場の係員の配置は「公益社団法人柏市シルバー人材センター」に再委託を行っており、地域雇用に努めていることは、市の施策とも合致し、有効な取組であるといえる。 しかしながら、現地の係員については、実際には全て男性が配置されている。女性利用者や障害のある利用者への案内業務については、女性ならではの対応によって、利用者への安心感を与えられるというメリットもあることから、今後の職員配置において女性の配置を検討されることを望むものである。 |
（令和元年11月15日公表） 現在、駐車場現地において女性の配置を検討しているところである。係員の勤務状況及びシルバー人材センターから派遣されている係員の雇用を考慮し、年度の切り替わり時等の運営に支障のない時期に女性の雇用を取り入れたいと考えている。 |
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部署名 |
意見した事項等 | 措置や対応方針 |
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| 交通施設課 | 市営駐車場の利用状況については、9ページにも記したとおり、利用料金制に移行して利用台数及び利用料金収入が従来の代行制と比べて増加している。 一方で、柏市の生産年齢人口の減少、近隣駐車場との競合などにより、市営駐車場を取り巻く経営環境については、今後厳しくなる可能性があると考えられる。 そのような中にあっては、安定的に利用者を確保するため、定期券を利用した定期利用や混雑状況に左右されず安定収入を確保できる月極駐車場の利用者を増やしていくなどの利用促進を図り、収益の安定化につなげられたい。 |
（令和元年11月15日公表） 指摘事項のとおり、月極及び定期契約は安定した収入源となるため、利用者数の拡大を進める所存である。利用促進の方策として駐車場周辺企業への定期契約の営業及び駐車場内の掲示物の追加について指定管理者から提案があり、実施に向けて準備を進めている。 |
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