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更新日令和6(2024)年8月27日

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柏市の環境保全への取り組み

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手賀沼の水質浄化対策

手賀沼水環境保全協議会

手賀沼水環境保全協議会(手水協)とは、手賀沼の水質浄化及び手賀沼周辺の環境保全について、関係機関の必要な対策を協議するため、県と流域市町村及び利水団体により昭和50年2月に設置されました。主な事業としては、ポスター・パンフレット等による啓発、各種水質浄化や調査研究を実施しています。

また、小中学生を対象に手賀沼浄化のためのポスターを募集し、優秀作品の表彰及び展示会を開催し、意識啓発に努めています。

柏市も、協議会の構成団体の一つとして、水質浄化対策に努めています。

詳細につきましては、手賀沼水環境保全協議会のホームページ(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開きます)をご覧ください。

手賀沼流域フォーラム

手賀沼流域の市民活動団体と流域7市(柏・我孫子・印西・白井・鎌ヶ谷・松戸・流山)、手賀沼水環境保全協議会で実行委員会を構成し、協働で手賀沼の調査や手賀沼に関する市民向けのイベントの開催を行うなど、様々な事業を行っています。

手賀沼流域フォーラム | 手賀沼に生命 (いのち) のにぎわいを(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開きます)

手賀沼流域協働調査

身近な地域の湧水や川の実態を調べることを通じて、水環境の実状と問題点などを知り、健全な水循環回復に向けた具体的な取組の実践につなげることを目的としています。

柏市における調査の内容

  頻度・時期 調査地域・地点数 調査事項
湧水調査

年2回

春・冬

流域全体

3地点

  • 湧出状況
  • 湧出場所
  • 湧水量
  • 気温
  • 水温
  • pH
  • 電気伝導率
  • パックテストによる簡易水質測定
  • 周辺状況の把握
  • 湧水水質分析
河川水質調査

年2回

春・冬

手賀沼流入河川・水路

18地点

  • 護岸構造
  • 川底
  • 植生の状況等現地観察
  • 気温
  • 水温
  • 臭い
  • 透視度
  • pH
  • 電気伝導率
  • パックテストによる簡易水質測定
水生生物調査 年1回 手賀沼流入河川・水路
  • 川と周辺の状況
    (川幅、川底の状態、水深、流速、水の濁り、魚・植物等)
  • 水生生物の観察

手賀沼水環境保全協議会手賀沼流域協働調査(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開きます)

市民との協働

柏市では自然豊かな地域な場所が沢山あります。

その豊かな自然の中でも、一部の場所は自然に関心・興味のある市民団体の方々が中心に保全していたり、またあるいは柏市の自然について沢山の人に伝えるために活動をしている市民団体の方々がいます。

その中でも、市と密接にかかわっている3団体について紹介します。

かしわ環境ステーション

柏市と自然環境に知識豊かであったり興味を持っておられる柏市民・近隣に住まわれる方々で設立した環境学習研究施設です。

市内の自然豊かな場所の緑地調査や市民の皆様向けに自然観察会や写真展覧会などの様々なイベントを開催し、柏市の環境調査や環境に触れる機会を提供しています。

かしわ環境ステーション(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開きます)

名戸ヶ谷ビオトープを育てる会

名戸ヶ谷周辺地区にある谷津と湧水を活用して整備した名戸ヶ谷ビオトープには、様々な生きものが集まっています。

このビオトープは市から管理運営を委託している市民団体「名戸ヶ谷ビオトープを育てる会」や地権者、近隣住民の皆様のご協力、保全活動によって多様な生きものの住まう場所として維持されています。

名戸ヶ谷ビオトープを育てる会(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開きます)

柏ホタルの会

中原小学校の隣にある増尾の森はかつて不法投棄がされていた森ですが、市民団体である「柏ホタルの会」や近隣住民、関係者の方々の努力でヘイケホタルや希少種であるキンラン、ギンランの群生など、自然豊かな森になりました。

その森では「柏ホタルの会」の方々が森の整備やヘイケホタルの繁殖に関わる環境整備を行い、毎年6月の下旬から7月の中旬の夜間にはヘイケホタルの飛翔を観賞するイベントを開催しています。

柏ホタルの会 便り(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開きます)

柏の湧水

柏の湧水地

市内には、「湧(ゆう)水」が多く残っており、身近にふれて親しむことができる自然として整備し、公開しています。

現在、名戸ヶ谷湧水のように下記の環境省で掲載された湧水地があります。この他、もし周囲に湧水がある場所を見かけたら、環境政策課までご連絡ください。

湧水保全ポータルサイト(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開きます)

私たちが環境を守るためにできること

外来生物問題について詳しく知ってみよう

千葉県では、外来生物問題を知っていただき、新たな外来生物を増やさないために、パンフレットやポスター、チラシなどを作成し、啓発活動を行っています。

生きもの多様性を守るためには

開発、土地の放置、外来生物の移入によって、世界的にも身近な地域でも多くの生物が絶滅し、生きもの多様性が失われつつあります。これに気付き、学び、守り、活かすことが今私たちにできることです。

  1. 生きもの多様性に「気付こう」
    ピクニックやハイキング、キャンプに出かけよう。
    野菜や花を育ててみよう。
    庭やベランダで生きものを探してみよう。
    お花見、お月見、紅葉狩りなどで季節を楽しもう。
  2. 生きもの多様性を「学ぼう」
    身近な生きものを観察し、図鑑等で調べ、記録してみよう。
    おじいちゃんやおばあちゃんたちから,自然の知恵を学ぼう。
    生きもの多様性とは何かを学ぼう。
  3. 生きもの多様性を「守ろう」
    自然保護活動に参加しよう。
    ペットは責任を持って最後まで飼おう。
    水を汚さず、大切に使おう。
    地球温暖化を防止して、生きものがすめる環境を保とう。
  4. 生きもの多様性を「活かそう」
    旬のもの・地のものを選んで食べよう。
    無駄なものは買わないようにしよう。
    環境に配慮した商品を選ぼう。
    生きもの多様性に取り組む企業やNPO、NGOを応援しよう。

もっと柏の自然に触れてみよう!「さがせ!柏のしぜん」について

さがせ柏の自然表紙

「さがせ!柏のしぜん」の表紙

 

「さがせ!柏のしぜん」は市内に残る豊かな自然や貴重な生物などを紹介することで、多くの方の「柏のしぜん」に触れるきっかけとしてもらうことを目的としています。
「柏のしぜん」を探して、伝えて、楽しんでみませんか。

 

水質浄化への取り組み

柏市では、千葉県及び手賀沼流域6市とともに、下水道の整備や合併処理浄化槽の設置補助などの生活雑排水対策の実施等により、手賀沼の水質改善に取り組んでいます。
手賀沼をはじめ、利根川や大堀川、大津川、手賀川などを結ぶ一連の豊かな水辺環境は、古くから人々の生活に潤いとやすらぎを与える存在であり、レクリエーションや環境教育の場として市民に親しまれるなど、かけがえのない貴重な資源です。身近な河川等の環境を守るため、市民の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

浄化の一歩は家庭から

手賀沼や河川の水質汚濁の原因の一つが家庭からの生活雑排水です。次の「家庭でできる排水対策」を参考にぜひ実践してみてください。

「家庭でできる排水対策」

  • 流し台に三角コーナーやろ紙袋などをセットして調理くず・食べ残しは流さないようにしましょう
  • 使用後の食用油や食器の油などは、紙などで吸い取って回収しましょう
  • 洗濯は決められた量の洗剤を使用し、洗濯機にはくず取りネットをつけて糸くずなどを回収しましょう

その他

自然と人を育む地域づくり推進協議会(利根運河・江戸川・利根川地域)

利根運河・江戸川・利根川周辺地域における「水辺環境の保全・再生」、「生物多様性の向上」、「地域振興・経済活性化」による魅力的な地域づくりを目指し、市民団体や学識経験者、国、千葉県、柏市、野田市、流山市の3市を中心として構成した団体です。

※他、オブザーバーとして利根川上流河川事務所、我孫子市、取出市、常総市、守谷市、坂東市、三郷市、吉川市、松伏町がいます。

お問い合わせ先

所属課室:環境部環境政策課

柏市柏5丁目10番1号(本庁舎4階)

電話番号:

お問い合わせフォーム