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住宅地等における農薬使用を減らしましょう
最近、一般家庭などにおいてガーデニングの普及や庭の手入れのための農薬使用の機会が増えており、農薬散布時の飛散等による人の健康、特に子供や妊婦、喘息患者、化学物質過敏症の方などから健康被害の訴えが、市に多く寄せられ、その適正使用の徹底が望まれています。
柏市では平成20年4月1日に「柏市の農薬等薬剤使用に係る基本方針」を定め農薬等薬剤の使用削減に努めています。公共施設等における病害虫防除では農薬等薬剤を原則使用しないこととし、やむなく使用する場合は周辺への安全対策として飛散防止・事前周知の徹底を行っています。
市民の皆様におかれましても、薬剤等に頼らない方法をとり、殺虫剤や除草剤等の使用を極力控え、人と自然と生きものにやさしい環境づくりにご協力をお願いします。
市民の皆様へのお願い
殺虫剤や除草剤などを使用しない方法を考えましょう
定期的な散布をやめ、病害虫や雑草の早期発見に努めて、被害状況に応じた剪定や捕殺及び防虫網の活用などの方法に切り替えましょう。
飛散しないタイプを選びましょう
薬剤の飛散防止のため、液剤や粉剤を避け、誘引、粒剤などの飛散の少ない、散布以外の方法を取り入れましょう。
事前に十分な周知を行い、無風な時などに必要最小限にしましょう
ホームセンター等で手軽に購入できる園芸用農薬であっても安全面に注意し、ラベルに記載された使用方法を守り、散布は必要最小限に留めるとともに、事前に近隣住民に十分周知するなどの配慮をしましょう。また、周囲に飛び散らないように、無風な時など天候や時間帯を選んで行いましょう。
殺虫剤や除草剤などの使用履歴を記録し、保管しましょう
いつ、どこで、何を、どのようなものに、どれくらいなど、記録を残すことを習慣づけるようにしましょう。
殺虫剤や除草剤などのむやみな現地混用はやめましょう
ラベルに混用する際の注意事項がある場合は、必ず守りましょう。農薬は植物の病気や害虫の駆除、除草等において有効な資材ですが、使い方によっては、人の健康や生態系に悪い影響を及ぼすことがあります。
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