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アライグマの捕獲わなをお貸しいたします
自宅などの敷地内で特定外来生物のアライグマを見た(被害に遭った)方など、ご希望の方に箱型のわなを貸し出ししています。
貸し出しには条件があります。
なお、畑・田などの農被害(家庭菜園を除く)防止用については農政課(04-7167-1143)へご相談ください。
わなの貸し出し条件(必ずご確認ください)
以下の内容について同意いただいた方に箱わなをお貸しいたします。
- 貸し出しは1世帯1つです。
- わなの種類は箱型のわなです。
- アライグマがかかった場合は平日のみ市で回収します。
回収業者が順番に伺います。日時の指定はできません。 - 土曜日・日曜日・祝日及び年末年始(12月26日から1月3日まで)は回収できませんので、休日などはわなを設置しないでください。金曜日・休日前日にわなの扉を閉じてください。
- ご依頼者の情報は、回収業者と共有させていただきます。
個人情報は適切に管理いたします。 - わなの設置は、柏市内にあるご依頼者の敷地内に限ります。
(設置場所の敷地を所有していない方のご依頼はお断りします) - わなの設置は屋外のみです。屋根裏などの建物内には設置できません。
- アライグマ以外の生きものがかかった場合(犬・猫など)は、御依頼者自身で逃がしてください。
許可なく駆除はできません。 - ハクビシンがかかった場合は市へご連絡ください。
- えさはご自身でご用意ください。
- わなの個数には限りがありますので、貸し出しにお待ちいただく場合があります。
- 3ヶ月以上、アライグマがかからない場合はわなを返却させていただくため連絡することがあります。
注意事項
- 許可なく個人で動物のわなを設置したり、捕獲・駆除することは禁止されています。
- ご自身で用意したわなにかかった場合は市では回収できません。
ご自身で業者へ連絡の上、駆除してください。 - アライグマがわなにかかった場合、咬まれたりすると病原菌感染等の危険があるため触らないでください。
わなの貸出申請はこちら
箱わなの貸し出しは、下記の申請フォームから申請してください。QRコードからも開くことができます。
わなを市から借りた方(農地以外)
市から借りた箱わなでアライグマやハクビシンを捕まえた場合、市の委託業者が回収します。
また、不要となったり破損・故障した罠もご返却をお願いします。農地でかりた箱わなは農政課(04-7167-1143)へご相談ください。
回収できる野生動物
回収できる野生動物は「柏市から借りた、緑のナンバータグがついた中型動物用のはこ罠」で捕まえたアライグマかハクビシンです。
また、破損等で故障したり、不要となったりした罠も回収いたしますので市にご連絡ください。
タヌキや猫についてはもし可能であれば近くの緑地に放獣をお願いします。特に、地域猫などは衰弱する前に早めに放獣をお願いします。
放獣が難しい場合や既に死んでしまっていた場合は市にご連絡ください。
回収できない野生動物
- ご自身で用意したわなによって捕獲した動物
- 屋根裏や道路の排水溝等に隠れている野生動物
- 道路上や自宅の庭等で野生の動物が死んでいる場合、可燃ごみとして捨ててください。もし、捨てるのが難しい場合は環境サービス課(04-7167-1139)へご相談ください。
市から借りたわなに関する連絡について
捕獲後の回収連絡や箱わなの返却希望の連絡は、下記の申請フォームから申請してください。QRコードからも開くことができます
アライグマは特定外来生物です
アライグマは、生態系や生活などに被害を及ぼす動物として、特定外来生物に指定されています。
もともと日本には生息していなかった動物ですが、近年、日本各地で急速に生息を拡大しており、多くの地域で家屋への侵入や農作物への被害などが深刻化しています。
近年、柏市ではアライグマの捕獲数が増えており、被害拡大が懸念されます。
アライグマと類似動物の特徴と違い
アライグマ (特定外来生物) |
ハクビシン (外来生物) |
タヌキ (在来種) |
|
---|---|---|---|
貸出わな |
市で回収します(平日のみ) 柏市にご連絡ください |
柏市にご連絡ください 相談の上、検討します |
駆除対象外により逃がします 柏市にご連絡ください |
顔 |
耳の縁とヒゲが白い |
|
耳の縁とヒゲが黒い |
全 体 像 |
尻尾にシマがある |
尾が細く長い |
尾にシマがない |
足 裏 |
5本指で指が長い |
5本指で指は短い |
4本指で指は短い |
提供:千葉県環境生活部自然保護課
アライグマの行動
- アライグマは夜行性で、日中は通常木の上や家屋のすき間などのねぐらで休みます。
- 指が長く、爪があるため木や柱、壁を登るのが得意です。
- 目線が低く、狭いすき間や穴も上手にくぐることができるため、屋根裏や樹洞に住み着いてしまうことがあります。
アライグマを増やさない対策にご協力ください
エサを与えない
アライグマには絶対にエサを与えないでください。
農作物や家庭菜園への被害を防ぐためには実った果実等を放置せず、なるべく早く収穫しておきましょう。
また、畑に生ゴミを捨てたり、放置することはしないようにしましょう。
ねぐらを作らせない
家屋のわずかなすき間からでも侵入し、屋根裏などにねぐらを作ります。そのため、侵入口になってしましそうな壁や床下、屋根のすき間などはふさぐようにしましょう。特に木造で建築年数の古い家屋などではところどころにすき間ができてしまっている可能性がありますので注意しましょう。
アライグマの主な被害
生態系への被害
もともと日本にいなかったアライグマは、生態系の上位者であり、環境への順応性が高く、何でも食べる雑食性です。そのため、在来種の魚や動物、昆虫などを食べたり、生息場所が競合している在来種を追い出したりするなど地域の生態系に多大な影響を与えています。
農林水産業への被害
雑食性であるため、果物や野菜も食べますので、畑で育てている農作物や家庭菜園の果物等が食べられていたり荒らされる被害が起こっています。
生活環境への被害
屋根裏に寝床を作られてしまうことにより、糞尿被害や足音・泣き声などの騒音被害を受けます。また、柱や壁などへの爪傷を受けるなどの被害が起こっています。
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