ここから本文です。
建築物部門
第1回の柏市都市景観賞から10年以上が経過しましたが、その間に新しい建物等が増えたことで、柏のまちなみにも変化が訪れています。そこで、第1回・第2回の題材(大規模建築物部門・一般建築物部門)を再度募集することにより、10年間の景観まちづくりの歩みを振り返ると共に、良好な景観というものを市民の方々に周知・啓発し、一層の景観に対する意識の向上と醸成を図ります。
平成30年8月1日(水曜日)から平成30年9月28日(金曜日)まで
17件(審査対象16件)
柏市都市景観デザイン委員会による一次審査及び二次審査
所在地新柏一丁目7
建築物として美しく、建物裏面にも配慮したデザインなど質も高いです。素材や色彩に余計なものが無く、敷地内やフィットネスガーデンの植栽が映える工夫が感じられます。また、周囲のまちなみへの配慮や新しい景観の創出、植栽等との調和について、緑豊かなフィットネスガーデンと一体的な景観を創ることで、周囲の住宅地から突出しない存在感に抑えると共に、地域に対して潤いや安心感を与えています。これらの景観に対する取り組みを総合的に評価しました。
所在地若柴184-1
本横丁は、平成28年度柏市都市景観賞を受賞した柏の葉キャンパス駅前の屋台イベントが、空間の暫定活用に発展した結果であり、その点を評価しました。建物とそれを挟むようにある遊歩道の繋がりが上手く機能しているように感じます。
所在地若柴277-1
低層建物とすることで、柏の葉アクアテラスの景観に配慮し活かしている点を評価しました。周囲の植栽や建物壁面の柏の葉を模した意匠が、柏の葉アクアテラスの植栽と調和して楽しげに感じます。
所在地十余二348-51
周囲との調和に配慮した建物の素材感、サイン計画、壁面緑化などのバランスが取れています。また、小学校と中学校を繋ぐ渡り廊下が象徴的です。
所在地豊住一丁目1-45
周囲の住宅との調和について、目立ちすぎないよう配慮された建物の意匠が良いです。また、敷地の一部を歩道やバス停として整備し周囲のまちなみに配慮している点を評価しました。
所在地柏一丁目1-8
雑然とする路地裏にシンプルな意匠の建物を造ることで、路地全体にスッキリとした明るい印象を与えています。同時に、駅のホームとのコミュニケーションを重視していることが、駅側ファサードの開口部の作り方から感じられます。
平成31年2月12日(火曜日)に、柏市役所本庁舎にて表彰式を行いました。
受賞者の株式会社竹中工務店 菅原様
応募者の 深津様
右から、受賞者の菅原様、秋山市長、応募者の深津様夫妻
深津敏夫 様
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
こちらのページも読まれています