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柏市のまちづくり(平成27年度柏市都市景観賞表彰)
平成27年度(第10回)
経過
1 部門
景観まちづくり活動部門
10回目を迎える今年度は、景観まちづくりの基本目標である「市民の手で進める景観づくり活動」に焦点をあて、市民による景観形成活動を表彰することで、景観まちづくり活動の一層の推進を図る。
2 対象
柏市内で、都市景観形成に貢献する活動を行っている個人又は団体。
ただし、過去に景観賞を受賞した団体は除く。
3 募集期間
平成27年7月21日(火曜日)から8月21日(金曜日)まで
4 応募件数
8件(候補対象8件)
5 一次審査
市民等による一般投票を実施した。
市民投票(概要)
- (1)投票方法
- 投票所での直接投票
市内計8箇所(柏市役所本庁舎、沼南庁舎、柏市立図書館、柏市中央公民館、アミュゼ柏、かしわインフォメーションセンター、ららぽーと柏の葉、道の駅しょうなん)に設置された投票ブースにて投票。 - インターネット投票
投票専用フォームによる投票。
- 投票所での直接投票
- (3)投票期間
平成27年10月3日(土曜日)から10月30日(金曜日)まで - (4)投票結果
- 1位 特定非営利活動法人 牧場跡地の緑と環境を考える会
- 2位 東中新宿花壇の会
- 3位 しただのもり 友の会 ふくろう隊
6 二次審査
柏市都市景観デザイン委員会にて、市民投票結果及び各団体による活動発表をもとに審査し、下記の団体を景観賞に選定した。
景観賞
特定非営利活動法人 牧場跡地の緑と環境を考える会
主な活動エリア 中原ふれあい防災公園、隣接林、カシニワ・サスティナ実験広場
(評価)
牧場跡地の緑環境を残し、緑地環境の保全、管理、運営活動が長年継続してしており、地域住民並びに幅広いセクターとの連携により豊かな自然環境が守られている。さらに、多世代の活動、交流、健康増進等に活用されており、地域を多角的に活性化しさせている点が評価された。
また、隣接林保全のための基金をつくるなど、運動的側面を有し,自らの地域の環境、景観形成の視点から将来へ向けた積極性はきわめて重要であるとの意見もあった。
エントリー団体
柏中央地域ふるさと協議会「花いっぱい運動」
主な活動エリア 柏市中央地域
(評価)
地域を巻き込み、エリアを越えた「道路沿い」の景観形成に寄与している。また、植える花の選定にあたって、「通り」を意識した統一感を感じるとの意見があった。
balloon(ふうせん広場)
主な活動エリア 柏市みどり台
(評価)
地域の子供達と共に空き地を整備し広場として開放する中で、地域との連携を図り、地域の庭として成長している点が良い。さらなる活動の広がり、地域での継続性を含めた今後の活動を期待したい。
柏ALWAYS『私とまちの物語』プロジェクトチーム
主な活動エリア 柏市内全域及び周辺
(評価)
昔の柏の景観を記録として残す写真という媒体をもとに活動している点は面白い。保存するだけでなく、人の目に触れる展示を行い、サイズをA3にし、見やすさに配慮している点も評価したい。
また、写真により同じ場所の今と昔の景観を見比べることは有用であるので、展示に留まらない更なる広がりを期待したい。
柏歴史クラブ
主な活動エリア 柏市内全域及び周辺
(評価)
歴史景観という観点から、柏の戦争遺跡、歴史に焦点を当て、継承していく活動には意義がある。柏の様々な分野の歴史景観の掘り起こし、周知について今後さらに期待したい。
手賀沼の時を繋ぐ会
主な活動エリア 柏市内全域及び周辺
(評価)
活動開始して間もないが、沼南地域の歴史的な建築物等の魅力発信に積極的である。手賀沼周辺における地域景観資源の掘り起こしについて今後の活動に期待したい。
東中新宿花壇の会
主な活動エリア 東中新宿花壇
(評価)
四季折々の表情を考えながら手入れされた花壇は、地域の憩いの場となっている。今後はより地域を巻き込んだ広がりのある活動を期待したい。
しただのもり 友の会 ふくろう隊
主な活動エリア 下田の杜
(評価)
地域の魅力を生かし、先人たちが残してくれた貴重な財産「下田の杜」を子供達の活動を通して未来へ繋げていくことは極めて重要である。質疑にあった「自分の子供だけでなく、周りの子供と一緒に」という言葉は、次世代へ景観を引き継ぐという景観賞の目的に即している。
表彰式
平成28年3月19日(土曜日)開催の柏市景観重要建造物指定記念シンポジウムにおいて、表彰式を行いました。
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受賞者代表 永田 明徳様
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受賞者代表 郡司 千代子様
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代表永田様より受賞の挨拶
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