更新日令和8(2026)年3月26日

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令和7年度第2回柏市いじめ問題対策連絡協議会会議録

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1開催日時

令和8年2月18日(水曜日)午後2時30分から午後4時30分

2開催場所

柏市沼南庁舎大会議室

(柏市大島田48番地1)

3出席者

委員

田牧議長(柏市教育長)、渡部委員(柏市教育委員)、菊地委員(千葉県警察少年課)、伊藤委員(代理:小関委員)(柏警察生活安全課)、岡部委員(人権擁護委員)、長浜委員(弁護士)、寺本委員(大学教授)、髙井委員(公認心理師・臨床心理士)、石井委員(小学校校長)

欠席

小松﨑委員(柏児童相談所)、照井委員(千葉地方法務局柏支局)、和田委員(医師)、藤崎委員(中学校校長)、遠藤委員(高等学校校長)

事務局及び関係部署

依田こども部長、中村教育総務部長、宮本生涯学習部長、平野学校教育部長、依田生涯学習部上席技監、恒岡こども福祉課長、松澤教育政策課長、原学校教育課長、福田教職員課長、麻生指導課長、堀内教育研究所長、滝児童生徒課長、星谷こども相談センター専門監、関根児童生徒課副参事、戸邉児童生徒課指導主事、小野寺児童生徒課指導主事、小泉児童生徒課指導主事、麻生少年補導センター指導主事

 

4議題(報告・協議事項)

  1. 令和7年度2学期末いじめ状況調査の結果について
  2. SNS上における暴力行為等の動画の投稿・拡散について
  3. 柏市いじめ防止基本方針の改訂について
  4. 令和7年度いじめ重大事態について(非公開)

5議事(要旨)

報告1令和7年度2学期末いじめ状況調査の結果について

事務局より資料に基づき報告を行った。主な協議内容及び委員からの意見は以下のとおり。

(教育長)

報告について、ご質問、ご意見、ご感想などあればどうぞ。

(石井委員)

学校では、いじめが生まれない雰囲気作りを大切にしている。悪口の生まれない温かい雰囲気のある学級は肯定的な言葉が飛び交う傾向にある。日ごろからのコミュニケーションを大事にしてほしいと職員に伝えている。教員は授業が命である。授業で子ども同士がお互いを認め合えるようにしてほしいと伝えている。学校、学級の中で温かい雰囲気を作ることがいじめの認知件数減少につながっているのではと考える。

(髙井委員)

いじめの中には、犯罪行為と捉えることができそうな内容がある。学校で起きていることではあるが、犯罪行為が成立している場合、警察に相談があったとき、どのようにな対応をしているのか。

(小関委員)

学校や保護者からの相談はある。事件化することもある。相談してきた親が、相手に処罰を求めるのかを重要視している。相手は未成年者であることを留意する必要はある。

(菊地委員)

学校や保護者から相談が入ることがある。事件化するなら柏署へつなぐ。加害者の保護者から要望があった際には、そのお子さんに対し面接・指導することもある。

(寺本委員)

学校生活以外で困っていることについて、ヤングケアラーの疑いがある場合の対応やフローはどうなっているか。

(事務局)

ケースバイケースであるが、児童相談所や子ども相談センターにつなぐことがある。

(長浜委員)

いじめ解消率の部分について着目した。長期間解消されないケースの場合、学校だけで対応しているのか、市教委や他の関係機関等が介入して対応に当たるのか。

(事務局)

学校対応が基本であるが、状況により指導助言をしている。

(渡部委員)

いじめ認知件数が増えていると毎年言われている。アプリ等で相談がしやすくなっているのでスマートフォンの使用がマイナスばかりではないと思う。いじめの態様の中の「パソコンや携帯電話等で、誹謗中傷やいやなことをされる」項目において、高校生は件数が0件となっている。高校生は使い方がわかってきているからだと見える。根気強くSNS等の使用方法について指導していくしかないと感じている。高校は市立柏高校1校だけなので、他の高校の状況(数字的なもの)はどうなのか。

(事務局)

他の高校については、数値的なものはもっていない。近隣の県立高校の数値も参考に分析していくことも必要であると感じる。

(小関委員)

いじめの認知件数が多いが、年齢が上がるにつれて減っているのは、対応の仕方がわかってきているからではないのかと思う。

(菊地委員)

子どもと面接をしていると、学校に友達がいないことで、外につながりを求めて問題行動をしてしまう子どもがいる。相談のあった子ども達に常々話していることは、自分からSOSを出すようにと伝えている。

(岡部委員)

人権擁護の取組として、小学校では人権教室、中学校では人権講演を実施している。小学校、中学校とも子ども達がいじめについて、深く考える様子が見られる。今後も、いじめをなくす取組を継続していきたい。活用してほしい。

協議「SNS上における暴力行為等の動画の投稿・拡散」について

事務局より協議テーマの説明。

【協議テーマ】

SNS上における暴力行為やいじめの動画の投稿・拡散を受け、柏市において同様の暴力行為やいじめ事案が

「発生しないようにするための未然防止の取組について」

「発生した際の早期対応に向けた関係機関との連携について」

主な協議内容及び委員からの意見は以下のとおり。

(渡部委員)

子どもが投稿しないようにすることも大事だが、根本的にいじめをなくすことが大事。SNSに投稿することで承認欲求を満たそうとしているのでないかと感じる。コミュニケーションをしっかり取りながら褒めてあげることで、自分の気持ちを満たしてあげることが大切だと考える。子どもの承認欲求のことについて髙井委員にお話を伺いたい。

(髙井委員)

SNSの承認欲求の高まりは、子どもだけでなく、大人も同じだと思う。暴力行為の動画を撮影・拡散する行為について、2つ視点がある。暴力を振るう子については、どういう状況の中で暴力を振るっているのか、さらにそれを撮影して拡散する子どもの心理状態はどうなのか把握すべきである。暴力を振るう子が、本当に撮影してほしい、そしてそれを拡散してほしいと思っているのであればまさに承認欲求ということがある。拡散されることが分からないで拡散されてしまっている場合は、拡散している子の承認欲求になるのではないか。そう考えると、子どもの衝動性や情緒の問題に加えて、承認欲求の強さ、自己評価に問題があるのではないかと考える。衝動性であれば、普段の生活の中で、どのようにコントロールしていくか考えなければならない。子どものストレスサインのチェックをしつつ、同時にそのようなサインに気づく周りの大人の目も育てていかなければならない、それは学校だけでなく家庭でも同じである。満たされているという情緒的な安定が、そのようなSNS上での承認欲求を求めなくても自己存在感を感受することができるのではないかと考える。そのような形の家庭教育、学校教育が必要である。

(石井委員)

暴力行為について指導の必要性がある。子どもの特性、家庭の要因もある。子どもに話を聞いていくと、保護者の愛情不足が垣間見えることがある。要因は複雑である。学校でできることは、集団の中で落ち着いて生活できるようにその子の話を聞き認めてあげながら褒め伸ばしていくことである。情報モラルの授業を3年生以上を対象に土曜参観で行った。子どもだけでなく家庭への指導の必要性を感じている。

(寺本委員)

人と人がかかわる中で相手から受け止められているという体験が、リアルな人と人との対面の場面で増えていくと良いと思う。そういう場面がどんどん少なくなっていて、認めてほしいとか受け止めてほしいとか自分がここにいていいんだと思う居場所感というものがリアルな場面で得にくくなっている。話を聞くよといった雰囲気づくり、何かあったらいつでも話にきてねといった声掛けなど、意識的に普段から対面で対話することが大切だと考える。

(長浜委員)

このSNSの問題は難しい。大人でも子どもでも関係ない。ネットに挙げてしまうと、他のいじめとは一線を越える内容である。からかいだとか程度にもよるがぶつかるだとか、小さいものから大きいものまで、人は失敗して初めて学んで、人間関係の距離感を学んでいく。その学ぶ場が学校である。いじめの程度によっては見守っていく、調査していくといった対応が学校でなされている。ネット上にあげてしまうと、あげた側もあげられた側も一生つきまとう問題となってしまうところが他のいじめとは一線を越えてしまうところである。こうすれば解決できるというものがないもので非常に難しい問題である。できることを一つずつやっていくしかない。ネットいじめは、他のいじめとは性質が違うため、大人も子どももそれを認識しておかなければならない。

(教育長)

SNSの使用について制限する法制化する国がある。昨年度のいじめ防止サミットでも扱ったことがある。暴力行為を撮影して拡散した場合、どのような犯罪になるのか。

(小関委員)

暴力行為について、事件化されれば、その動画が証拠となる。動画をあげて他人に見てもらうことで自分が強いとアピールしているのではないかと感じる。似ている事案としてバイトテロをする側の心理も気になるところである。未然防止のために小さい目を摘んでいく必要がある。

(教育長)

注目されるために、エスカレートしていることもある。正解と言われる解決策はないし、かといってSNSを全て禁止するとなるとそれはそれで問題である。この時間で解決策は生まれないが、現状、子ども達の中にはまだ自制心がはたらく児童生徒が多いことが救いである。

 

(教育長)

ありがとうございました。他にいかが。なければ、その他へ。

報告3については不開示情報が含まれるため、非公開で進めてよろしいか。

では、報告3令和6年度いじめ重大事態について事務局からどうぞ。

報告2柏市いじめ防止基本方針の改訂について

事務局より資料に基づき説明を行った。主な協議内容及び委員からの意見は以下のとおり。

(長浜委員)

読み手が見たときに、理解できるものであってほしい。いじめ対応する中で困ったときに検討するための指針となるようなものであってほしい。

(事務局)

読み手がわかるという視点で、改訂を進めていきたい。手引きについてもこれを見れば対応に困らないといったバイブルのようなものになるように進めていきたいと考えている。

報告3令和7年度いじめ重大事態について(非公開)

事務局より資料に基づき説明を行った。委員からの質問等なし。

(教育長)

今回も皆様方から貴重なご意見をいただくことができた。

今後、いただいたご意見を、事務局、市教委、今後の活動にぜひ生かしていきたい。

以上をもち、令和7年度第2回柏市いじめ問題対策連絡協議会を閉会する。

6傍聴

傍聴者1名

7次回開催日時(予定)

第1回

令和8年5月22日(金曜日)午後2時30分から午後4時30分

第2回

令和9年2月17日(水曜日)午後2時30分から午後4時30分

8資料

  1. 令和7年度2学期末いじめ状況調査の結果について(PDF:1,381KB)
  2. 柏市いじめ防止基本方針の改訂について(PDF:3,588KB)

お問い合わせ先

所属課室:学校教育部児童生徒課

柏市大島田48番地1(沼南庁舎2階)

電話番号:

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