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更新日令和7(2025)年3月11日
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百日咳に注意しましょう!
現在、例年に比べて百日咳と診断される方が増えており、市内での発生報告もあります。
特徴的な咳(発作性けいれん性の咳)が数週間続く病気で、誰もが感染する可能性のある病気ですが、大人は典型的な咳がでず、見逃されやすいことがあります。また、乳幼児は重症化しやすいので注意が必要です。
百日咳とは
百日咳は百日咳菌によって発生します。
症状
症状の経過は以下の3期に分けられており、回復までに約2~3か月かかります。
カタル期(約2週間):一般的な風邪症状で始まります。
痙咳期(約2~3週間):短い咳が連続的に起こり、息を吸う時に笛の音のような音(ヒューヒュー)がでます。しばしば嘔吐を伴います。息を止めて咳をするため、鼻血がでたり顔面のむくみ、眼球の出血などが見られることもあります。
※乳幼児早期では特徴的な咳がなく、息を止めているような無呼吸発作から、くちびるが紫色になったり、けいれん、呼吸停止へといたることがあります。
回復期:激しい咳は徐々に軽減しますが、ときどき発作性の咳がでます。
予防
乳幼児の場合:予防接種を受けることで重症化を防ぐことができます。
成人の場合:気になる症状が見られた場合は医療機関を受診しましょう。診断された場合は感染をひろげないために、マスク着用や咳エチケットを行うことが推奨されます。
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