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更新日令和7(2025)年2月25日
ページID41831
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令和6年度第2回柏市公民館運営審議会会議録
1 開催日
令和7年1月24日(金曜日)
午後2時00分から午後4時00分まで
2 開催場所
柏市教育福祉会館4階集会室1・2・3
(柏市柏5-8-12)
3 出席者
委員
堀内委員長(議長)、阿部副委員長、伊藤委員、遠藤委員、髙橋委員、鴇田委員、赤松委員、佐藤委員、宮川委員、矢澤委員、菅谷委員、増田委員
事務局
宮本生涯学習部長、吉田文化課長、坂口図書館長、虻川福祉政策課長、牧野中央公民館長、上杉主幹、豊島副主幹、鶴岡主事補、江幡生涯学習専門アドバイザー、村田生涯学習専門アドバイザー
4 次第
(1) 開会
(2) 委員長あいさつ
(3) 生涯学習部長あいさつ
(4) 報告事項
ア 前回の柏市公民館運営審議会の振り返り
イ 令和6年度柏市中央公民館利用状況(中間報告)
ウ 令和6年度柏市中央公民館事業実施報告(中間報告)
(5) 審議事項
令和7年度柏市中央公民館事業計画(案)
(6) その他
柏市公民館運営審議会について
(7) 閉会
5会議要旨
報告事項について、事務局から説明を行った。その際に表明された主な意見・質問は、次のとおり。
(佐藤委員)
多世代交流のできる催しを企画ということで、昔遊びはどのような遊びが挙がったのか。
(上杉統括リーダー)
ホワイトボードに書かれている内容でベーゴマ、けん玉、縄跳び等が挙げられた。
(佐藤委員)
いつごろ実施予定か。
(上杉統括リーダー)
8月末に実施予定である社会福祉協議会のラコルタ縁日に合わせて実施予定。
(堀内委員長)
スマホ講習会の内容をもう少し細かい内容にランクアップを希望される声があったとのことだが、クラスを分けるようなステップアップ講座の設置は可能か。また、計画はあるか。
(上杉統括リーダー)
デジタル活用支援推進事業は国の事業であり、メニューが定められた中で行う事業のため、今年度は電源を入れる等の基本的なもののみを実施している。公民館講座はLogoフォームから応募する形が多いので、その応募ができるような連続した基本講座を行いたいと考えている。
(赤松委員)
イベントに来てくれた人に次の一番近いイベント等の紹介・告知を、次に繋がるよう行えないか。お子さんとかは学校等で楽しかったと話して、次にお友達を連れてきてくれると思う。
(佐藤委員)
5階多目的室が音楽利用できるようになったことについて、告知・宣伝はしているか。知らない人が多いと思う。
(上杉統括リーダー)
まだ、告知はしていない。予約システム内で利用目的で音楽を選んだときに、多目的室が出てくるようにはなっている。
部屋全体の利用について見直しを図っており、見直し後に告知予定。
(堀内委員長)
先に質問のあった次に繋がるような次回以降の告知についてはいかがか。難しいとしたら日程や中身が煮詰まらなかったりということが原因になったりしているのか。
(上杉統括リーダー)
講座等はおおよその日程は決まったとしても、正確な日程はぎりぎりなこともあるため、それにより告知が難しいこともある。
(牧野館長)
事業件数も多くないため、イベントの後早い時期に同じ層を対象にした行事が行われることはあまりなく、言っていただいたような形になりにくい。
ただ、夏休み期間はお子さんを対象にした催しが多数ある。今年度、集まりが悪いというのはあったが、夏休みこども教室の期間中にはNAラボについては講師の学生さんたちにこういうイベントがあると案内したり、パラリンピックの方は参加者に向けて案内もさせていただいた。事業を1年間で計画できないだろうかと館でも思っている。
(宮川委員)
イベントにより対象年齢や内容があると思うが、この内容、この年齢は集まりやすいとか、逆に集まりにくく声をかけて集めているものはあるか。
(上杉統括リーダー)
夏休みこども教室などの行事については集まりやすいが、新たに始めるものは集まりにくい。対象が働いている人であるコミュニティリンクワーカーは集まりにくく、事業者に声をかけて集めている状況があった。
(宮川委員)
その告知の仕方は、柏市のホームページ、ラコルタのホームページ、X、インスタグラム、小学生向けであればsigfyを使用。あとはチラシ、ポスターだろうか。
(菅谷委員)
講師として高校生や大学生が参加できる制度が多く素晴らしい。大学生が講師としてではなく、講座として参加できる講座の企画、これから実施される予定のものはあるか。
(上杉統括リーダー)
NAラボは高校生、大学生、社会人になりたての方向けに行っている事業。なかなか集まらない状況のためぜひ参加いただきたい。
(堀内委員長)
このNAというタイトルが説明いただかないとわからないということもあるが、タイトルのわかりづらさ以外に参加者が伸びない背景や状況、阻害要因として考えられるものはあるか。
(上杉統括リーダー)
参加者自体からもタイトルがわかりにくいと言われている。タイトルとチラシは大学生に作成していただいたもので変更しにくいが、講座を2回行い、2回とも反応が少なかったことから、タイトルは変えずに副題をタイトルにしていく形で見せ方を工夫していきたいと考えている。
(堀内委員長)
今回大学生に参画して作っていただき、来年度以降もそういった状況を踏まえて大学生の方たちの力を借りて作っていくという理解でよろしいか。
(上杉統括リーダー)
大学生やラコルタ柏コーディネーターという位置付けの会計年度任用職員もいる中で続けていきたいと考えている。
(宮本生涯学習部長)
参加者が少ない理由の分析ということで、上杉よりホームページや広報かしわといくつか説明したが、見ている方が固定され、これまでの周知の仕方だと大学生には届かない。Xやインスタグラムなど活用はしているが、関心のあるものに引っかからないと表示されてこないため、そういう工夫は行っていく必要がある。
(佐藤委員)
コミュニティーペーパーを利用することや、フェイスブックの中にあるコミュニティの中でチラシを投稿・宣伝することも視野に入れていただきたい。
(堀内委員長)
多世代に届くにはフェイスブックやインスタグラムの両方を利用すれば良い。
審議事項について事務局からの説明後、その際に表明された主な意見は、次のとおり。
(矢沢委員)
団体と連携とおっしゃっていたが、団体として手を挙げるにはどうしたら良いか。
(上杉統括リーダー)
実施したい講座がある場合は講座に合うような団体に声をかけたり、団体から事業担当に声掛けいただいたときに公民館と合う内容である場合はお願いすることもある。
(宮川委員)
学習の場として若い方を多く見かける。掲示・配布物は興味がある方はやりたいことを見つけられると思うが、多くの方に集っていただくときは、出会わせてしまうのがいいと思う。学習に来られる学生のスペースに年齢に合うものを掲示したり、学生を対象に時間をいただいてアピールできる機会があれば、興味が湧く機会になると思う。
(上杉統括リーダー)
学習スペースにて、NAラボ等の学生に関するものの掲示はしているが、皆さん静かにされているので、何かを発信することは難しい状況である。
(堀内委員長)
学習スペースで何かを発信したいとき、曜日ごとに時間を区切りこの時間はアナウンスが入る時間だとあらかじめ告知した形であれば可能か。
(牧野館長)
告知を先にしてあればおそらくできると思われるが、試していないため検討していく。
(菅谷委員)
学習スペースは静かな場所としておいて、交流スペースのような学習もしても良く、遊んでも良く誰がいても良い場所で報告や告知を行うのが一番好ましい。学習室と交流スペースと分けていくのがいいと思う。
そういった場所が増えれば、また違う講座を見つけることができると思う。
(牧野館長)
3階のオープンスペースでNAラボ、もしバナゲーム等を今年度実施している。
また、公民館事業ではないが、トークルームを実施した際、初めは募集が少なかったが、オープンスペースにいらっしゃっている方に声をかけて参加していただくこともあった。
(阿部副委員長)
1年間の中である程度枠を取り、運営企画そのものを募集することはしないのか。条件は多いと思うが、テーマ運営を含めて募集することは考えないのか。
(牧野館長)
以前提案事業を受けていたが、公民館としては今のところ予定していない。
なお、この館全体の事業をコンセプトに向けて検討していただく方が集う事業推進委員会がある。
ラコルタのコンセプト実現のために何かしたいという方が参加し、企画書を出して、ご提案いただいている。事業の内容により、総合福祉センターで実施していただいたり、公民館で実施するという形で今年度から始まっている。
ご提案を受ける場所としてはそれがあると思っている。もしバナゲームや、公民館の事業ではないがトークルームが市民の方にご提案していただいた事業になる。
(赤松委員)
各団体は年間の予定で企画をされていると思うため、大きなものに関してはわかるものであれば前もって告知・報告いただきたい。
(阿部副委員長)
企画を募集し、補助金をつけて行っても良いと思う。参加者は主催が連れてくるため幅があってもいいと思う。ぜひ検討してほしい。
(堀内委員長)
多様な意見をいただいた。
可能なものと可能でないものとあるかと思うが、来年度事業に活かしていただければと思う。
その他、事務局から「令和6年度柏市まちづくり推進のための調査」の結果報告書及び第六次総合計画策定の動きから生涯学習に係る部分の説明と柏市公民館運営審議会を休会する旨の報告後、その際に表明された主な意見は、次のとおり。
(佐藤委員)
私が委員をお引き受けしたのは、中央公民館を日頃使わせていただいているので、公民館に対していろんなことが提案できるかな、あるいは、新しいことを知り得るかなっていう気持ちがあった。他の委員や職員ともっと親しくなれればと思ったが、期間も短く叶わなかったのが残念。これを機会に、もう少し公民館職員とも顔見知りになり、思っていることなどお話しできればと思う。
(宮川委員)
審議会では、総合福祉センターと公民館が一緒に、地域を支えていこう、柏市の方を支えていこうとしているのが見えたりし、とても嬉しい気持ちになった。同時に、たくさんの方にお会いして、いろいろな強みを持つ方がいるのがすごく大事だなと、そういった方たちを上手く組み込んでいけたらと思った。柏市の先ほど紹介された調査の数字を寂しいなと思いながら、みんながこの施設に来られてよかったと思えるように、みんなで作っていけたらなと改めて感じた。
(矢澤委員)
講座など、市内他施設や他市でやらせていただいてることが、ここではできないことがあるので、もう少し軽く、いろいろできたらいいと思った。具体的には、若いママたちが作った手作り品の販売とか。お金のやりとりは発生するが、それによって高齢者も子供も来るかもしれないし、それってすごいねという雰囲気が生まれたりする。
(菅谷委員)
応募時期、大学生に成り立てで高校生の立場としてお話させていただいて、今大学2年生になり、人としても、成長して、環境も変わる中で、2年間、参加させていただいた。学習スペースに勉強しにきたことがきっかけで、ボランティアとか、学生企画もさせていただき、今ここにいる。きっかけは、いろいろなところにある。
市には多くの施設があるので、いろいろなとこに張り巡らされるといろいろな繋がりができたりするかと思う。そういったことを、今後、やっていただけたら新しい世代を取り込めるのではないかと思う。
(増田委員)
私がここに参加させていただいた理由として、大学を通じて、こういう機会があるんだよっていうことを知ったので、NAラボのように開催に携わってる高校生・大学生がいらっしゃるのなら、その学生から学校に広報連携できればな、というのが一つある。あと、学生は学校からの情報は聞く機会が多いので、参加されてる高校生・大学生が発信していくことができたら良い。
(赤松委員)
こちらに席を連ね、中央公民館がいろんな企画をなさっているっていうことも知った。自分から行かなかったっていうのも悪かったけれど、施設に来てても、わからない情報が結構あるんだなっていうのがわかった。
若い人たちはいろいろな勉強をされると思うけれど、年配の方もいっぱい参加できることがある。これからもたくさんの企画をお願いしたい。
(鴇田委員)
ホワイトボードなども来館した折に見ていて、結構みんな使ってるんだな、だんだん浸透してきてるのかなっていうのを感じている。少しずつかもしれないがそういう活動ってやっぱり大事だなというふうに感じる。結局、SNSも大事だけれど、人から人への一言が、きっかけ。我々自身も広報。その一つ一つの積み重ねが実は大事だったりする。これからも、私自身も少しでも力になれればいい。
(高橋委員)
私はこの建物2階で仕事をしてるので、この委員会に出て委員の皆様からのご意見そのものが、とても参考になり、私どもの事業にも反映させていただいている。
この建物は教育と福祉の複合型でありますので、社会参加の入口として、中央公民館が行う事業、生涯学習ってとっても大事なんだなと常々感じている。このグラフではないが、学ぶことができる環境の次にそれを生かす、これがセットじゃないと本当に駄目なんだなっていうのを、先ほど聞きながら思いまして、このあたり特にその学びを活かす場っていうのも、社協側ですね、頑張らなきゃいけないなと。引き続き連携させていただきたい。
(遠藤委員)
市立柏高校も読み聞かせでイベントや今後の英会話部の講座とか、そういったものをこの後も協力していければなと思っている。
別の話で先日、柏市新春マラソンに陸上部の生徒らが協力・参加していたが、そこで、親子レースの人気があるのを見た。ラコルタ柏の催し物としても、親子という言葉が強いな、利用したら集客率も上がるし、小さい子にそういう場所を与えると地域で学ぶ構図が伝えられ、その価値が大きくなっていったら、またそれを返してあげられる習慣ができ上がるのかなと思う。そこに携わる高校生たちもすごくいい体験ができる。先生たちの成長にも繋がるなということで、今後もお願いしたい。
(伊藤委員)
自立的な学びが、公民館の役割の一つであるんだなと思う。学校というと受け身なところが多いが、生涯学習って何かいいことありそうだと思わせる講座がたくさんある。そこすごいなと、これだけ企画を考えて大変なことだと思う。子供たちに伝えていきたい。
(阿部副委員長)
私は近隣センターによく行くが、活動団体のちらしが非常に多く置いてある。自由にいろんな団体、多くの方々が、活動できる環境の、いい時代だなと思うが、多すぎて目に触れにくい。
公民館は教育委員会の中に位置しているので、制約もあるかと思うが、そういうものを少し越え、活動が幅広く行われるといいなと思ったりする。尊敬するのは一つの組織を作り事業を立ち上げた、スタートアップの方々(各委員)。公民館はそういう方とタイアップしながら、プログラムを開発して作り、進められれば、魅力ある世界がそこにはあるのではないかっていう気がする。
(堀内委員長)
行政の役割の中で、すぐに効果が出てなくても続けていかなくてはいけない根幹として、揺るぎない方針のもとで細々とでもちゃんと続けていかなきゃいけない部分と、新しい形を取り込んで、よりブラッシュアップしていかなければいけない事業と両方を進めていかなければいけない辛さがあるかなと思っている。
今回のアンケートの結果を見せていただいた中、コミットしているからこそ、不満もあるし、要望も出る、と考えている。
今後、本会は休会ということで、新しい形、福祉との連携という形になるというふうにお伺いした。今、子供たちもそうだが、自分と違う立場にいる他人を見たりとか、感じたりする機会っていうのが、希薄になり、また、自分がいる場所を失うと、生きていく場所を失うみたいな形になっているかなという気がする。そういった福祉とのタイアップも含めて、いろいろな方たちと出会う場所、実際にここに来れない方でも参加できるようなことを、最初の入口はオンラインで知り合ってそこから対面に出てこれるような、そういった出会い方みたいなものも企画の中に含めていただけたらいいと個人的には思っている。
また今後とも交流させていただきたい。
6傍聴
傍聴者0人
7配付資料
令和6年度第2回柏市公民館運営審議会次第(PDF:44KB)
令和6年度第2回柏市公民館運営審議会資料一覧(PDF:38KB)
資料1.「前回の柏市公民館運営審議会の振り返り」(PDF:376KB)
資料2.「令和6年度柏市中央公民館利用状況(中間報告)」(PDF:72KB)
資料3.「令和6年度柏市中央公民館事業実施報告(中間報告)」(PDF:816KB)
資料4.「令和7年度柏市中央公民館事業計画(案)」(PDF:630KB)
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