更新日令和5(2023)年3月14日

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令和4年度柏市教育福祉会館運営協議会第2回会議議事録

開催日時

令和5年2月8日水曜日午後1時30分から午後3時30分まで

開催場所

ラコルタ柏(教育福祉会館)4階集会室3

出席者

(1)委員

牧野委員(会長)、金子委員(副会長)、一ノ瀬委員、根本委員、林委員

※欠席:加賀美委員

(2)オブザーバー

北村経済産業部商工振興課長、二瓶ラコルタ柏コーディネーター

※欠席:影山ラコルタ柏コーディネーター

(3)関係部署

高橋保健福祉部長、宮島生涯学習部長、虻川福祉総務課長、相川中央公民館長、沖本生涯学習課長、渡辺障害福祉課長、柏市社会福祉協議会高橋地域福祉課長、柏市社会福祉協議会ボランティアセンター櫻井氏

(4)事務局

鎌田福祉総務課副参事、古川中央公民館主幹、山本生涯学習課主幹、吉田福祉総務課副主幹、吉野中央公民館副主幹、山田障害福祉課主査、石田福祉総務課主査

議事

(1)議題1

令和4年度活動の振り返りについて

(2)議題2

令和5年度今後の進め方について

(3)議題3

その他

議事(要旨)

「議題1:令和4年度活動の振り返りについて」

二瓶ラコルタ柏コーディネーター、古川中央公民館主幹、柏市社会福祉協議会高橋地域福祉課長から、【資料1】を用いて説明。

議題1について、委員から表明された意見は次のとおり。

(根本委員)

フェスティバルでは、学生の参加も多く、行き会う際には挨拶も気持ちよく、多世代交流の広がりを実感した。

実際に自身が(親子で)参加している館内装飾のイベントでは、普段できない創作に取り組むことで、子どもの見えない一面が見えたり、子ども同士の繋がりが生まれたりして良い経験になっている。ただ、リピーターが少ないので、その確保のために、イベント終了後に、次回の告知をしてみてはどうか。

また、学習スペースは、学生のための勉強環境ということだが、同時にこの館(やかた)を知ってもらうことにも役立てられればと思う。将来的に、また生涯学習のために来たいと思わせるような仕掛けがあると良い。例えば、見学などといった小学生の校外学習の場としての活用も考えられるのではないか。

(一ノ瀬委員)

わくわく人形劇まつりは、久しぶりに対面で実施でき、改めて人形劇の楽しさを実感できた。

リピーターが少ないという点については、例えば利用者さんからボランティアを募るなどにより、利用者間の繋がりが広がるのではないかと思う。

また、学習スペースがあるのに、3階のオープンスペースを長時間利用する人がいるので気になる。席を使いたい親子連れの方が使えなくなってしまっている。使い方を周知してほしい。

(相川中央公民館長)

学習スペースの利用条件に当てはまらない方の利用もあると考えている。まずは、『長時間の利用はご遠慮ください』という控えめな案内をしているところ。今後は、人が入れ代わり立ち代わり来てくれるような雰囲気づくりに努めていきたい。

(牧野会長)

どこででも起こりえる問題である。声は掛けづらいが、声を掛けやすい関係を築ければよい。

(林委員)

リニューアル前からのイメージとは、雲泥の差がある。30~50代の方がダンスをしに来るなんて、想像もできなかった。子育て中のお父さんが参加することも、想像できなかった。

自身としては、孫が市内で生まれ、待ち合わせ場所としてラコルタ柏を使っている。もう少し遊べるスペースがあっても良い。子どもがジャンプできたりといった、遊園地的なものも期待したい。

リピーターが少ない点では、情報が届いているのか気になる。各団体へではなく、ツイッターやラインなど、館として周知するのが良い。

先ほどの、オープンスペースでの長時間の勉強利用の件だが、思い切って声掛けして、相席してみるのはどうか。

パレット柏では、時間制限ありだが、それは厳しいと感じている。拒絶することも大事だが、共に過ごすことを受け入れるやり方もあると思う。

(金子副会長)

夜間の企画にこんなに人が来るとは、と発見もある。(リニューアル前と比べて)子どもの声が聞ける環境になったことが、信じられない光景で、とても良かったと感じている。

長時間利用はパレット柏でもある。声を掛けられるのが苦手な人もいるので、使い方を考えたい。地域からもっと来てくれるようになると、今後は別の問題も出てくる。

(牧野会長)

中央公民館と社会福祉協議会との事業の内容に重複が見られたりして、一体感に欠けているように思う。行政的な縦割りはあると思うが、柔軟に取り組んでほしい。

講座を開催し、団体が出来てきて、部屋を借りる。公民館の主催事業だけでなく、グループをつくるという、循環をつくる必要もある。

(宮島生涯学習部長)

今後は、連携を図りながら、利用者視点で事業を整理、拡大などして、分かりやすく実施できるように努めていきたい。

 

「議題2:令和5年度今後の進め方について」

二瓶ラコルタ柏コーディネーター、古川中央公民館主幹、柏市社会福祉協議会高橋地域福祉課長から、【資料2】を用いて説明。

議題2について、委員から表明された意見は次のとおり。

(牧野会長)

来年度の事業展開においては、全体的な方向性として、若い世代を活かしていくという内容が示されていた。

(一ノ瀬委員)

とてもわくわくするような事業計画内容だったが、実際に、なかなか周知されていないのが残念。情報を取ろうとする人だけでなく、勝手に情報が入ってくるような仕組みがほしい。遠方に住んでいる人は、ラコルタ柏のことをまだ知らない。情報発信の仕方を工夫すること。

(林委員)

ぱっと見て分かりやすい紙媒体での周知が、まだまだ求められていると感じる。

(根本委員)

周知の仕方で、紙媒体もまだ大切だと思う。学校からのチラシを見て、イベントに来ることも多い。自治会の回覧板に情報を入れ込むといった工夫も良いかもしれない。

館のコンセプト『集う』『つながる』はある程度軌道に乗っているのではと感じている。

『広がる』については、厚生労働省で副業や兼業を推進している動きがあり、その中で講座の講師などボランティアなどを一般企業から募るのも、戦略的な思考を取り入れるきっかけになるのではと考える。

また、子育て世代の視点としてのネットワークでは、コミュニティスクールとの連携で学ぶやり方もある。

さらに、(公民館講座の)講師となれる人材養成を見据えた講座を展開して、その講師を地域に派遣したり、といった流れも『広がる』に繋げる大切な取り組みとなるのではないか。

(牧野会長)

企業に声掛けして講師を呼ぶ、コミュニティスクールとの連携を考えてみるのも良いということですね。

(林委員)

中央公民館の事業区分が、縦割りになっている印象で気になった。

例えば『ぬり絵』であれば、シニアと子どもを分けているのはもったいない。集う機会を奪っているかもしれない。

ここで受講した人が地域に帰るとか、もっと子どもの近隣センター活用を広げたり、オンラインで繋がるのも良い。

また、事業展開の中で、フェスティバルのように、自由に出入りできる、オープンキャンパス的イベントがあると良い。

SDGsについては、若い方の方が意識が高い印象。また、中央から地域(近隣センター)への連携が求められると思う。一つのテーマにして、広げていくのが良い。

(牧野会長)

講座の縦割りについては、予算のあり方もあるが、見直しするのも良い。

また、フェスティバルのように、自由に出入りできるイベントがあっても良い。

(相川中央公民館長)

『ぬり絵』については、(シニアと子どもの)どちらにも該当する事業のため、それぞれに載せた。資料の示し方が分かりにくくなってしまった点については、申し訳ないと思う。

(北村商工振興課長)

運営協議会としてあり方を検討してきて、まずは一段階ができているので、次のステップへ移りつつある。教育と福祉の団体が活動していくなかで、どう関わっていくか。情報発信については、インターネットは興味ある人しか見ない中で、一般的な広く周知するものと、参加からのつながりの2通りがあると思う。

(牧野会長)

この館から子どもの声が聞こえるのが想像できなかった。オープンスペースの占拠は、逆に子どもがいるということで嬉しい悩みであり、一段階は出来ている。

そこで、次の段階として、ラコルタ柏を知らない人、現状の開館日時では来館困難な方の取り込みをされたい。そのためのPRに取り組まれたい。

また、社会福祉協議会の活動を、生涯学習へ繋げることで、学校からこぼれ落ちている人などへの福祉的な役割なども果たせるのではないか。

社会福祉協議会は、生涯学習の分野にも足を踏み入れたイベント企画をしている。そもそも、生涯学習(社会教育)は福祉的側面を持つところから始まっている。中央公民館も福祉の取り組みを進められることを期待したい。

さらに、SNSを利用していない方への周知として、紙媒体なども考えていかなくてはならない。

教育分野と福祉分野とを分けるのではなく、融合した展開(予算の使い方を含めて)行政のあり方を考えてほしい。

近隣センターやふるさと協議会など、地域と関わり、巻き込む事業展開をお願いしたい。

 

「議題3:その他について」

吉野中央公民館副主幹から、【資料3】~【資料6】を用いて説明。

3について、委員から表明された意見は次のとおり。

(一ノ瀬委員)

2階の貸し部屋もシステム予約できると良い。システム予約できないので、3階以上の部屋を使いたくなることもある。

デジタルサイネージの表示が、高い位置にあり、文字が小さくて、切り替わるタイミングもあり、見づらい。

今までのホワイトボードでの手書きの表示の方が見やすかった。

(虻川福祉総務課長)

デジタルサイネージの切り替える画面数については、いろいろと検討した結果、2画面10秒での切り替えを採用している。

また、貸し部屋に加えて、相談窓口として1階のあえーるテラスやあいネットも表示するようにしたため、表示数が増えた。改めて、構成を考える。

予約システムについては、難しい状況であるが、再度検討しようと考えている。利便性は認識している。

(林委員)

デジタルサイネージは、確かに見にくい。自分で調べられるような検索システムが欲しい。

2階(の貸し部屋)は良く利用する。予約のために来るのは手間なので、電話で予約している。予約の利便性から、パレット柏を使うことが多々ある。

(牧野会長)

利用者の立場に立って、使いやすさを考えていってほしい。

また、2階の部屋予約もすみやかにシステム適用されることが望まれていると思う。

デジタルサイネージの件は、他でも良くある。大体この大きさで、表示(の文字)は小さい。そのため、結局、窓口で訊いた方が早いことがある。

(根本委員)

利用の多い部屋では、手書きも併用して表示するのも良い。

(金子副会長)

デジタルサイネージは便利であるが、探すときには(画面展開が)長くて、見るときには(画面展開が)短いこともある。もっと見やすくなると、ありがたい。

(宮島生涯学習部長)

今後、工夫していく。

会議資料

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所属課室:生涯学習部中央公民館

柏5丁目8番12号(教育福祉会館内)

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