カタクリ群生地

概略

• 場所
  柏市逆井716,719　案内図（外部サイトへリンク）
  東武アーバンパークライン逆井駅から約600m
• 指定種別
  柏市指定文化財（天然記念物）
• 樹種
  ユリ科カタクリ属　多年草
• 概要
  春になると紫紅色の小さなユリのような美しい花が咲く。

カタクリ群生地の概要

カタクリの仲間はユーラシア大陸に4種、北アメリカに20種が分布し、日本ではこのうち1種が分布しています。主に本州中部以北から北海道西南にかけて分布しており、千葉県では北総台地の限られた場所に生育しています。
カタクリは、早春に花を咲かせますが、地上に姿を見せて2ヶ月で姿を消し、残りの10ヶ月は地中で休眠しています。

片栗粉は、昔カタクリの地下茎からデンプンをとったことから、このように呼ばれています。カタクリは、古くから親しまれており、「万葉集」では『堅香子』(かたかご)の名で詠まれています。

駐車場について

カタクリの開花時期（3月下旬～4月上旬）のみ、逆井運動場（柏市逆井145）に臨時駐車場を開設しています。

カタクリの開花状況（今年）

カタクリの花は、3月下旬～4月上旬に咲きます。

特に、晴れた日の日中は、多くの花が開いている様子を見ることができます。

• 令和6年4月10日　全体的に枯れた花が目立ち、見頃は過ぎてしまいました。new
  
   
• 令和6年4月2日　斜面下部でも花が咲いています。見頃を迎えています。
  
   
• 令和6年3月21日　斜面上方で数輪の花が咲き始め、斜面下部で蕾がちらほら見えるようになりました。

【参考】カタクリの開花状況（昨年）

令和5年3月24日　斜面全体に多くの花が開いています

令和5年3月22日　斜面の上方で花が開いています