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更新日令和5(2023)年6月28日
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【令和5年度開催中止】大室の盆綱引き
概略
- 場所
大室ふるさとセンター前の市道 案内図(外部サイトへリンク) - 指定種別
柏市指定文化財(無形民俗文化財) - 概要
「盆綱」は、太綱(力綱)の中央部分に神霊が宿るといわれ、綱引きに勝った方に幸運、豊作があるとされるもので、単なる力比べが年の豊凶を占うことに転化した年占いの行事です。
令和5年度の開催について
令和5年度の大室の盆綱引きは、開催中止となりました。
開催情報
昭和51年に大室盆綱保存会が発足し、平成9年まで恒例の行事として行われていましたが、担い手の不足からその後しばらく休止していました。
平成22年度から、13年ぶりに大室町会が主体となり復活することとなりました。
- 日時 毎年8月15日午後6時ごろから午後8時ごろまで
- 場所 大室ふるさとセンター前の市道 案内図(外部サイトへリンク)
- 交通 柏駅西口から柏市立高校・柏たなか駅行きバスで「大室」下車、徒歩10分。柏たなか駅から徒歩20分
盆綱の言い伝えと内容
村の伝承では、元禄12年(1699)7月13日に青年たちが茅で太綱(力綱)を編み、暮六ツ(午後6時)を合図に引き合いの勝負を行い、其の年の吉凶を占ったのが始まりといわれます。
綱は、長さ20mの荒縄数本をより合わせた元綱に、青茅と若竹を織り込み、屈強な若者たちが力を込めてより合わせます。
拍子木の合図で、五穀豊穣と精霊供養の願いをこめて、若者たちの威勢の良いかけ声とともに盆綱の行事は始まります。綱引きは3回行われますが、今は3回目は中央からノコギリで切断し、双方勝ち負けなく終わらせます。
(柏市教育委員会『柏の民俗』1991年)
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