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【令和5年度開催中止】船戸のおびしゃ

概略

  • 船戸のおびしゃの写真場所
    柏市船戸1129-1(船戸会館) 案内図(外部サイトへリンク)
  • 指定種別
    柏市指定文化財(無形民俗文化財)
  • 概要
    「おびしゃ」は関東地方、特に千葉県に多く、もとは弓を射て的に当てることで、その年の豊穣を祈る行事です。
    船戸のおびしゃは、現在は的射は行われていませんが古い形態を持つ踊りとして貴重な存在です。

令和5年度の開催について

令和5年度(令和6年1月)の船戸のおびしゃは、開催中止となりました。

踊りの構成と内容

船戸のおびしゃは、元和年中(1620年頃)から始まったとされ、天保7年(1836年)から毎年1月20日に行われるようになったそうです。現在は、1月20日直前の日曜日に行われています。

かつては「天満宮」で神事を行い、その後4区域の旧家4軒で踊りと酒宴が行われていましたが、大正7年(1918)からは、「医王寺」で神事・踊り・酒宴が行われるようになり、平成6年からは「船戸会館」で行われるようになり現在に至ります。

おびしゃの神事でお祓いと祝詞奏上が終了すると、余興として最初に行われるのが「三助踊り」です。次に「三番叟」が舞われ、最後に「おかめ踊り」が登場します。

おびしゃは、新年に当番を交代し、氏子当番の人たちが準備に当たっていますが、これらの演目が終了すると、参加者全員による謡の奉納があり、続いて当番渡しという当番の引き渡しを行い全てが終了します。

(柏市教育委員会『柏の民俗』1991年)

写真 三番叟
三番叟

写真 おかめ踊り
おかめ踊り

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所属課室:生涯学習部文化課

柏市大島田48番地1(沼南庁舎3階)

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