更新日令和3(2021)年4月2日

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旧手賀教会堂リニューアルオープン!

gaikan現存する日本で唯一の転用教会堂であり、首都圏で現存する最古の教会堂、旧手賀教会堂。貴重な文化財を未来へつなぐため、明治14年に茅葺屋根の民家を移築して教会堂となってから140年目となる令和2年度に保存修理工事を行いました。
このたび、無事工事が完了し、令和3年4月10日より一般公開を再開いたします。

明治の原風景を今に残し、地域の宝として守られてきたこの教会堂を、柏の文化財を見て、触れて、感じることのできる施設として、多くの方に訪れていただけるよう整備しましたので、是非お立ち寄りください。

旧手賀教会堂の概要と見学案内

リニューアルのポイント

1.教会堂に人が住んでいた頃を復旧整備

situnai保存修理工事に向けて関係者への聞き取りや文献調査を進める中で、明らかとなった「居住をしながら教会堂が維持されていた、昭和初期~中期の様子」を復旧整備しました。
実際に昭和30年代に旧手賀教会堂で子ども時代を過ごした方の証言を基にしながら当時の様子を推定しています。

2.室内展示の一新

tenzi旧手賀教会堂の新たな事実や資料の存在が明らかとなったことを受けて、工事完了に合わせて教会内の室内展示を一新し、教会堂の歴史や教会堂としての使われ方をご紹介します。
かつて教会堂に掲げられていたイコン(聖画)も、精巧に作られたレプリカを当時あった位置に展示しています。

3.利用者の利便性の向上

トイレの整備

教会堂は本来、祈りのための聖別された空間であり、トイレや手洗場といった日常生活は排除されるべきとされています。そのため、はじめは無かったと考えられますが、昭和初期から中期の教会堂に人が住んでいた頃にはトイレがつくられていました。
昭和50年の保存修理工事で一度は取り壊されましたが、今回、活用の利便性も考慮し、当時あった位置に復旧整備しました。

駐車場の整備

これまで旧手賀教会堂には駐車場が無く、見学に不便をきたしている状況でした。地域の方々の協力を得て、今回のリニューアルオープンに合わせて、6台分の駐車場を整備することができました。見学に来られる方は是非ご利用ください。

工事前・工事後の比較

旧手賀教会堂写真
外観(工事前)
gaikanuekara
外観(工事後)
室内サイズ変更
室内(工事前)

situnai
室内(工事後)


お問い合わせ先

所属課室:生涯学習部文化課

柏市大島田48番地1(沼南庁舎3階)

電話番号:

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