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更新日令和3(2021)年2月26日
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埋蔵文化財の調査
調査の種類
調査には、確認依頼の段階の「現地踏査」「試掘調査」、発掘調査の段階の「確認調査」「本調査」の4種類があります。
現地踏査は必ず実施しますが、これ以外は必要と判断される場合のみ行います。
調査の期間
現地踏査・試掘調査:確認依頼を受け付けてから回答書を交付するまで約1~2週間
確認調査・本調査:遺跡の性格や、調査面積、遺構の数により、ケースバイケースとなります。
(補足)従って、可能な限り早い段階での確認依頼文書の提出をお願いします。
調査の種類と内容
確認依頼の段階 | 発掘調査の段階 | |||
---|---|---|---|---|
現地踏査 | 試掘調査 | 確認調査 | 本調査 | |
目的 |
|
(1)遺跡の所在の有無の確認 (2)遺跡の保存状態の確認 |
本調査の必要性の判断 |
協議の結果、現状保存が難しい場合、記録保存として本格的に実施する発掘調査。 |
方法 |
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表土(黒土)を関東ローム層(赤土、地山)まで掘り下げ、遺構・遺物の確認、遺跡の保存状態を確認する。 |
法に基づく届出の必要「有」回答範囲に均等に幅約2m×長さ10~20m程度のトレンチを設定し、重機により表土を掘削する。 |
本調査範囲の表土を重機により全面除去する。 |
模式図 |
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面積 |
照会面積の約1% |
法に基づく届出の必要 |
確認調査の結果 |
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備考 |
現地踏査で判断できる場合試掘は実施しない。 |
確認依頼地内に均等に(確認依頼面積×0.01÷試掘坑の面積(4平米))箇所の試掘坑を、重機または人力で掘削する。 |
遺構や遺物の確認作業、写真撮影や図面作成などの記録作業を行う。 |
遺構の確認、遺構の掘り下げ、遺物の取り上げ作業や写真撮影や図面作成などの記録作業を行う。 |
費用 |
市費 |
補助金(注釈1) |
原因者負担(注釈2) |
(注釈)
- 民間の開発に係る調査全般について補助金の対象となる場合があります。
- 以下の事業などの調査費用は補助金の対象となる場合があります。
- 個人専用住宅の建築に係る調査
- 零細なため費用負担を求めることが困難と判断される事業者の開発に係る調査
- 土地区画整理に係る調査のうち個人換地分の一部
- 農業基盤整備事業及びその関連事業に係る調査のうち農家負担分
(補足)
なお、補助対象となる場合には、事前に千葉県教育委員会との調整や、予算措置などが必要となるため、詳細については担当職員にご相談ください。
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