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自転車安全利用のために
自転車は気軽に乗ることができますが、交通ルールやマナーを守らなければ、重大な事故に繋がる恐れもあります。柏市では、令和4年中に256件(前年比-3件)の自転車事故が発生しました。自転車での事故は、加害者になることもあれば被害者になることもあります。交通事故に遭わない・起こさないために、自転車の交通ルール・マナーや点検整備について考え直しましょう。
令和5年4月1日から道路交通法の改正により、自転車を運転する全ての人に、乗車用ヘルメットをかぶる努力義務が課せられました。自転車を乗るときはしっかりとヘルメットをかぶり、安全・安心に自転車を楽しみましょう。
自転車安全利用五則(令和4年11月1日交通対策本部決定より)
1.車道が原則、左側を通行
歩道は例外、歩行者を優先
道路交通法上、自転車は軽車両と位置付けられています。
したがって車道と歩道の区別があるところは車道通行が原則です。
そして、道路の左側に寄って通行しなければなりません。
歩道を通行できる場合は、車道寄りの部分を徐行しなければならず、歩行者の通行を妨げる場合は
一時停止しなければなりません。
2.交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
信号機のある交差点では、信号が青になってから安全を確認し、横断しましょう。
一時停止のある交差点では、必ず一時停止をして、安全を確認してから横断しましょう。
3.夜間はライトを点灯
夜間はライトを点けなければなりません。
自転車に乗る前にライトが点くか点検しましょう。
4.飲酒運転は禁止
お酒を飲んだときは、自転車に乗ってはいけません。
5.ヘルメットを着用
自転車に乗るときは、乗車用ヘルメットを着用しましょう。
幼児・児童を保護する責任のある方は、幼児を幼児用座席に乗せるときや幼児・児童が自転車を運
転するときは、幼児・児童に乗車用ヘルメットをかぶらせるようにしましょう。
ちばサイクルール(千葉県自転車安全利用ルール)
毎月15日は「自転車安全の日」
自転車に乗る前のルール | 自転車に乗るときのルール |
---|---|
自転車保険に入ろう | 車道の左側を走ろう |
点検整備をしよう | 歩いている人を優先しよう |
反射器材を付けよう |
ながら運転はやめよう |
ヘルメットをかぶろう | 交差点では安全確認しよう |
飲酒運転はやめよう |
夕方からライトをつけよう |
このルールは、内閣府の「自転車安全利用五則」をもとに、「千葉県自転車条例」の内容を取り入れて制定しました。
自転車の点検整備を行いましょう
自転車も車の仲間です。車と同じようにタイヤの空気圧やブレーキ・ライトなどの点検・整備を定期的にしましょう。思わぬ事故を防ぎます。
自転車の点検項目合言葉は「ぶたはしゃべる」
- ぶ「ブレーキ」…前も後ろもよく利くかな?
- た「タイヤ」…すり減っていないかな?空気はしっかり入っているかな?
- は「反射器材」…汚れたり、壊れたりしていないかな?ライトは点灯するかな?
- しゃ「車体(サドル・ハンドル・ペダル・チェーン)」…亀裂やさびは発生していませんか?ハンドルやサドルにがたつきはありませんか?
- べる「ベル」…よく鳴りますか?
自転車保険に加入しましょう
令和4年7月1日から「千葉県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」改正により、千葉県内での自転車利用者等に自転車事故の賠償に備えた保険の加入が義務化されました。
詳しくは「自転車保険(自転車損害賠償保険等)への加入が義務化されます」をご覧ください。
自転車運転者講習制度
自転車運転中に危険なルール違反を3年以内に2回以上繰り返すと、自転車運転者講習を受けることになります。また、対象は14歳以上になります。
詳しくは千葉県警察ホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。
お問い合わせ先