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更新日令和3(2021)年2月26日

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イベント会場等におけるガソリン貯蔵・取扱い時の留意事項

ガソリンの危険性

引火点は-40度程度と低く、常温で極めて引火しやすい。

揮発しやすく、その可燃性蒸気は空気より約3~4倍重く、滞留しやすく、可燃性の雰囲気が広範囲に形成されやすい。

電気の不良導体であるため、流動等の際に発生した静電気が蓄積しやすい。

貯蔵・取扱い時の留意事項

ガソリンを取り扱っている周辺では、火気や火花を発生する機械器具等を用いない。例えばガソリンから1m離れた場所の洗濯機から火災に至った事例や、火気や火花がなくても人体等に蓄積された静電気により火災に至った事例が報告されています。ガソリンを取り扱う場合は細心の注意を払いましょう。

静電気による着火を防止するためには、金属製容器で貯蔵するとともに、地面に直接置くなど静電気の蓄積を防ぐ必要があります。また、消火器等の消火用具を準備しましょう。

ガソリン容器からガソリン蒸気が流出しないように容器は密栓するとともに、貯蔵や取扱いは、火気や高温部から離れた直射日光の当たらない通風、換気の良い場所とすることが必要です。特に夏期においてはガソリンの温度が上がってガソリン蒸気圧が高くなる可能性があることに留意しましょう。

取扱いの際には、開口前の圧力調整弁の操作等、取扱説明書等に書かれた容器の操作方法を厳守して、こぼれ・あふれ等が無いよう細心の注意を払いましょう。万一流出させてしまった場合には少量であっても回収・除去を行うとともに周囲の火気使用禁止や立入の制限等が必要です。衣類や身体に付着した場合には、直ちに衣服を脱いで大量の水と石けんで洗い流しましょう。

ガソリン使用機器の取扱説明書等に記載された安全上の留意事項を厳守し、特にエンジン稼動中の給油は絶対に行わないようにしましょう。

携行缶

ガソリンの貯蔵に適した容器の例

(金属製容器であることが必要)

ポリ缶
ガソリンの貯蔵に適さない容器の例
(樹脂製容器は火災危険性が高い)

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所属課室:消防局火災予防課

柏市松葉町7丁目16番7(柏市消防局3階)

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