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更新日令和3(2021)年2月26日
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柏市新中央図書館整備立地検討会第5回会議録
1 開催日時
平成19年8月1日(水曜日) 午後3時~午後4時30分
2 開催場所
柏市役所第2庁舎3階 302会議室
3 出席者
(委員)
浅羽副市長、関口総務部長、石黒企画部長、吉井財政部長、川上生涯学習部長、吉田人事課長、草野企画調整課長、石塚財政課長、猿渡教育総務課長、成島図書館長
(事務局:教育総務課)
坂巻副参事、小舘専門監、橋本主査、松永主任
4 議題
立地の選定について
5 配布資料
新中央図書館整備立地検討会(第5回)会議資料(PDF:951KB)
6 会議概要
浅羽:ただいまより、第5回柏市新中央図書館整備立地検討会を開催する。事務局より、説明をお願いする。
猿渡:まず、5回検討を重ねてきたので、これまでの論点を踏まえ、経緯を説明させていただきたい。
小館:3ページ目は基本構想の概要について説明が必要との意見を踏まえ作成した。その後最終的には施設のコンセプトイメージを掲載している。5ページ目については、はじめは3つの視点であったが、議論の中で市民の視点、行政の視点の2つに分けた上で資料を作成した。6ページはトラベルコストについて検討したものである。トラベルコストという言葉では、市民に伝わりにくいということがあり、アプローチという言葉に変更した。また一般市民がみてもわかりやすいように、第四小学校を事例として加えた。その結果を本資料の後段に添付している。7ページは、費用の検討であるが、一般財源、起債等の財源の分析や維持管理費の検討等が必要ではないか、とのことであり加筆修正している。また候補地Cについては他事例に必要な費用と項目をあわせるべきではないかということで、検討を行った。交付金等の算定を行うべきではないかとの意見があり、概算額を算定している。その他、建物の前提条件を設定した。また候補地Cの財政負担については、機能補充のための土地の購入費用を入れたほうが良いとのことで、記載を行った。8ページについては、周辺環境について、自然や公園が隣接することを条件とした。9ページについては、スケジュールや手法について考慮すべきという意見があった。各課に照会をかけ、スケジュールを確定させている。また、候補地Dについてはスケジュールを精査すべきではないかとの意見があったが、精査の結果問題はないとのことである。上位計画との関係であるが、指摘を受け基本構想との整合性及び実現される図書館像について記載をしている。また文化に係る記載について新たに位置づけを行っている。以上、これまでの会議の検討である。
浅羽:何かご意見はないか。
吉井:3ページのイメージ図であるが、これは広い感じがする。8,000平方メートルをイメージしたものか。
松永:そのとおりである。
関口:図書を取るのに、はしごを使っている。これでは大変なのではないか。
川上:ゆとりがあるというイメージで作成している。
小館:新しい図書館のイメージであるが、ストックホルムの図書館がこのような形である。本棚を隅によせて、読むスペースにゆとりを持たせるということである。
浅羽:取るのは職員が取るのか。大変ではないか。また広さがあるとのことだが、今までの堅苦しいイメージではなく、緑があるといった新たな開放的なイメージを想定しているのか。
吉井:8,000平方メートルでは納まらない感もある。
石黒:事業スケジュールについて、Eはこのようなスケジュールとなっているが、これは本当か。このスケジュールでは現実的ではない感がある。もう1、2年要するのではないか。23年度は現実的ではない。
猿渡:この表については事業担当課について確認をして作成したものである。
石塚:まち交のスケジュールがあるので、19年度から23年度までに事業を完了させる必要がある。そうするとこれが最短となる。
猿渡:スケジュールはすべて最短である。
川上:全てのスケジュールが最短であり、その上での評価ということになる。
浅羽:熟度ということについてであるが、Eが熟度が高いということである。
関口:D1の再開発は間に合うのか。今A2が遅れている。2つの再開発を市が同時に支援できるのか。財政負担はどうか。
吉井:A2は20年末には完成するので、それは問題ないが、図書館の整備を含めると財政負担が増大することになる。
石黒:スケジュールは財源が確保できているという前提であろう。実際には条件付のものになる。
浅羽:スケジュールは全て最短ということで整理してよいか。確かに、AやBは実際のスケジュールが見えないため、最短以外の想定は難しい。
石黒:Eは条件が整っていて、地元の合意形成も取れているということで、熟度は高いということであろう。
浅羽:図書館のイメージが市民に出る場合は、イメージが先行する可能性があるので注意が必要である。
猿渡:今後、検討会での検討結果について市長の決裁を取る。その後、懇談会で意見を聴く予定である。懇談会では、決定した場所において、図書館の具体的な課題や改善策についての意見をいただくことになる。計画として具体化していくが、その中で委員の意見を盛り込んでいくことになる。そういう意味では、懇談会は1回で終わるわけではない。場所の選定については、1回で終わらせたい。
関口:なぜ柏四小を例として選んだのか?
松永:バスあり、徒歩あり、鉄道ありということで、一例の中で、わかりやすいものが四小であるということである。
草野:トラベルコストをアプローチという言葉に代えたということであるが、それであればその後の言葉を全てアプローチとすべきである。
猿渡:市民の利便性をトラベルコスト法という言葉で説明するのは難しいため、アプローチと記載している。ただし分析はトラベルコスト法を用いているので、その後の記述はトラベルコストとなる。
石塚:床面積の8,000平方メートルについて、これはもう約束された数字のようにみえる。記載に注意しなくては、誤解を与えてしまう。
猿渡:記載について留意したい。
浅羽:8,000平方メートルという数字は一人歩きすると、縮小できない数字になる。今後縮小する可能性についても、含んでおいたほうがよい。
関口:近隣に図書館と書店があるというのは大丈夫なのか。
成島:先進例の調査を行ったが、近年の傾向としては、図書館と書店が両方ある場合はむしろ相乗効果があるとのことである。
浅羽:それ以前の問題として、プロジェクトとしての熟度についても説明が必要である。それぞれの状況を見ると、理解が進むと考えられる。
吉井:候補地の選定は、各委員の評価を合計してということではなくて、総意で決めたということでよいか。
浅羽:委員会としての総意として、決めたということでよいと思う。
さて、5回の検討を進めてきたが、本日をもって候補地を確定したいと思う。本検討会では、各候補地に順番をつけて評価するのではなく、最適な立地を選定し,2位以下は決めない。その上で、本日まで積み重ねてきた議論を踏まえ、絶対的評価基準、相対的評価基準のいずれも二重丸であり、最も高い評価であった候補地Eが総合的によいとの結論になるが、それでよいか。
(異議なしの声あり)
浅羽:今後、内容を修正し、数日のうちに市長に報告することになる。
それでは、これをもって立地検討会を終了する。ありがとうございました。
以上
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