トップ > 市政情報 > 計画・政策 > 計画・取り組み > 子育て・教育 > 地域・生涯学習 > 図書館 > (平成22年度時点)図書館の整備について > 新中央図書館整備について(平成19年度) > 柏市新中央図書館整備立地検討会第4回会議録
更新日令和3(2021)年2月26日
ページID6366
ここから本文です。
柏市新中央図書館整備立地検討会第4回会議録
1 開催日時
平成19年7月11日(水曜日) 午後1時~午後3時30分
2 開催場所
柏市役所第2庁舎3階 302会議室
3 出席者
(委員)
浅羽副市長、関口総務部長、石黒企画部長、川上生涯学習部長、吉田人事課長、石塚財政課長、猿渡教育総務課長、成島図書館長
(事務局:教育総務課)
坂巻副参事、小舘専門監、橋本主査、松永主任
4 議題
- 現地視察
- 立地の選定について
5 配布資料
新中央図書館整備立地検討会(第4回)会議資料(PDF:850KB)
6 会議概要
(候補地A:柏北部、候補地B:北柏駅北口及び候補地D:柏中学の現地視察を行った。)
浅羽:先ほどの現地視察に引き続き、第4回柏市新中央図書館整備立地検討会を開催する。現地を見た感じでは、候補地D(柏中学)は、体育館を移設しないと建設できないとのことだったが、移設しなくても建設可能な印象を受けた。仮に建設可能であると、事業の熟度が変わってくると思われる。この点について、専門家の視点から見るといかがだろうか。
日本総研:現状の余剰スペースにて図書館を建設することは可能であると思われるが、現体育館の解体時点で新体育館が建設されている必要がある。つまり、図書館と体育館の両施設の敷地面積が必要になるわけだが、この点を考慮すると、移設せずに建設ができるかという問題については、慎重に検討する必要がある。
関口:候補地A(柏北部)は、周辺環境は良いが、市全体から見るとやはり北側に寄っているために遠い印象を受ける。候補地Bは、常磐線が近く騒音関係が気になる。やはり市民ニーズも踏まえ、柏駅中心の利便性が良いところがよいと思われる。
石黒:図書館の本来の役割を見つめなおす必要がある。ただ図書があるだけではなく、まちづくりなどに関わっていくことが求められていると思う。近年、駅前に図書館ができる例が多いのも、まちの活性化という要素が求められているためだと思う。そういう点からは、やはり駅に近いほうが良いと思われる。図書館に何を求めるのかについて、もう少し整理したほうが良い。
関口:市民が何を求めているのか、この点を整理する必要がある。
成島:昨年度実施した、アンケートでは利便性に対する要望が最も多く、それに次いで、環境面に対する意見が多かった。利便性についてだが、駅から近いというのは、具体的にどの程度の距離と考えるべきか。
関口:活性化という意味では、駅からの徒歩圏の範囲に建設することが重要となってくる。
猿渡:現在の図書館の位置でも駅から遠いという意見が出ていることから、候補地D(柏中学)はやや遠いと感じる可能性がある。また、再開発地域の候補地E(柏駅東口)であると、利用者層に変化が出てくると思われる。他の候補地の場合は、現在の図書館の利用者層と大きく違いがでるかどうか。今回はこれまで図書館を利用しなかった市民を利用客に取り込み、利用客を増やすというのも求められていると思う。
関口:候補地DとEの場所を比較すると、まちづくりという観点からその活性化への寄与はEのほうが大きいと思う。候補地Bも駅前にはあるが、現地を見た感じでは、高架等の問題もあり、建設は難しいと思われる。
坂巻:候補地Dの柏中は、駅からの途中に、国道6号線を越えるという点が距離感を生み出していると思われる。
猿渡:本日は、時間の制約もあるので、お手元の会議資料について、分からない点及び修正すべき点があれば、17日までに事務局まで連絡いただきたい。(猿渡)
浅羽:これまでの話し合いから、道路開通の状況など、建設後のイメージについても有識者懇談会にて話題に挙がると考えられる。この点については、関係各課に確認していただきたい。また、候補地D(柏中学)についても仮に体育館を移設する前の段階で図書館が建設できるのであれば、再度検討する必要がある。
関口:図書館に求められている市民の声は、先ほどのアンケート結果だけか。
猿渡:基本計画には、アンケートをはじめ、ワークショップ、パブリックコメント、有識者懇談会での議論の中での結果を、市民の声として反映している。
浅羽:以上、本日の意見を踏まえ、次回の検討会に、資料の提出をお願いする。
猿渡:次回の日程は調整のうえ、連絡させていただく。
以上
お問い合わせ先