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更新日令和7(2025)年12月15日
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令和7年度第2回柏市立図書館協議会会議録
開催日時
令和7年11月10日(月曜日)
開催場所
柏市子ども・子育て支援複合施設「TeToTe」4階本の広場
出席者
委員
岩田委員、勝川委員、髙田委員、高橋委員、橋田委員、早川委員、八山委員、笹尾委員(副会長)、佐々木委員(会長)、海老原委員、本間委員
事務局
宮本生涯学習部長
田中生涯学習課長、村山中央公民館長、吉田文化課長
森川図書館長、芦澤統括リーダー、福馬主査、宮脇主査、三石主事、五十嵐主事
傍聴者
1名
次第
- 開会
- 部長挨拶
- 柏の葉・沼南近隣センターについて
- 第1回協議会の振り返り等
- 図書館の先進事例について
- 協議「将来の柏市立図書館の役割や必要な機能について」
- その他
- 閉会
質疑応答等の議事
第1回協議会の振り返り等
海老原委員
柏の葉と沼南に図書館の分館を作ることは決定しているのか。
事務局
現地住民の要望が大きく、有力な機能として検討している。
海老原委員
各地域ごとに根差した分館という考え方は良いと思う。
しかし、ほかの分館も同時期に老朽化し、改修を行うことが予想される。
その場合、相当な財源が必要である。
柏の葉と沼南はこれから検討がされるが、(ほかの分館においては)距離感や利用頻度、ランニングコストなどを考慮して再整備を行う検討の余地があるのか、それともすべての分館を残す方向で整理しているのか?
事務局
現在の分館のまま残すことを前提とした整理はしていない。元々、図書館の在り方の中で機能の見直しについて記載されており、それを前提としている。
しかし、機能の見直しにあたっては空間的な制約が課題であり、本館は「図書館のあり方」の中で蔵書の集中化を目指すこととしているが、蔵書を収納する十分なスペースがない。分館は、コミュニティの核となる近隣センター施設の目的に同じく、地域の人をつなぐ場とすることを目指そうとしているが、本の配架が中心となっている現状では難しい。
そのような課題を含めて、本日のグループワークで意見をいただきたい。
しかし、本が置かれている状況の中でコミュニティを形成しようとしても、空間と目的がずれてしまう。
そのような課題を含めて、本日のグループワークで意見をいただきたい。
佐々木委員
公共施設総合管理計画に伴う方針に従って、近隣センター単体では(役割が)整理されていると思うが、一方で近隣センターの中にある分館の役割は、図書館協議会の場で議論していくようになると思う。
今後を見越した議論になるという理解でよいか。
事務局
その通り。
図書館の先進事例について・視察報告
笹尾委員
図書館の新しい形、多機能融合型・町の価値創造というのは、単に空間を用意するだけでなく、運営側がしっかりと体制を整えることが大切である。
monacaでは、指定管理者が今後の運営を地域に移譲することを計画に組み込み、活動している点が素晴らしい。
計画段階から空間や機能だけでなく、今後の運営方法や人材育成なども含めて考えていく必要があると感じた。
髙田委員
施設も空間もよかったが、さらに運営がよかった。
monaca整備の際は、ハードについて意見交換をするようなワークショップを実施しなかったという話だったが、「こんな機能が欲しい」というテーマではなく、「何がしたいのか」というテーマで議論を行い、それをハード視点で建築家がまとめる、というようなやり方もできるのではないかと思った。
また、施設整備がまちづくりに発展していく広がりが生まれるよう、役所内の連携、行政と市民との連携ができればよいと思った。
協議「将来の柏市立図書館の役割や必要な機能について」
※2グループに分かれて協議を実施
Aグループ発表
本館
- 居場所としての役割:本館のコンセプトについては、「みんなの居場所」としての図書館、そして柏のシンボルとなるべき場所として、老若男女の全世代が使いやすい、一人ひとりの居場所となる多機能融合型の図書館が望ましい。
- ミュージアム機能との融合:柏市にはシンボルとなるような拠点の文化施設(ミュージアムや博物館)が不足している。図書館の持つ多様なジャンルの本を活かし、ミュージアム機能やアート、歴史といった要素と融合させるべき。
- 立地と機能:新しい図書館は、柏の駅前あたりに、パブリック機能やアート機能など、さまざまな機能が融合した文化施設として誕生すると良い。
交流を促す場:本館は、単に本を借りるだけでなく、「出会いを生む場」であるべき。日本人は交流を目的として行く人が少ない傾向にあるため、展示スペースなどを設けて自然に交流が始まるような、人と人をつなぐ出会いの場となることが期待される。 - 地域資源の活用:柏の地元についての情報を知り、資源を活用できる場所。特に本館では、過去のデータ(歴史的資料)を多く揃えることで、市民が歴史に触れられる場所とするべきである。
分館
- 地域色の反映:分館は、もう少し小さいコミュニティをイメージし、地域ごとのカラーを出すべき。
例:柏の葉であれば大学との連携。
例:手賀沼周辺であれば農業や自然資源の活用。 - 学校・地域との連携:分館は、地域の学校との連携がしやすいため、子どもたちの活躍の場としても開かれた場所となっていくことが望ましい。
- 最新エリア情報の集約:地域ごとの最新情報については、本館に集約すると膨大な量になるため、分館をその地域の最新情報が集まる場所とし、市民が自然に情報を得て行動に移せるような拠点とするべき。
- サービスポイントに切り替え、書架のない貸出と返却のみのカウンターとする。
その他:ユニバーサルデザインと人材育成
- ユニバーサルデザイン:今後の図書館は、多機能化と並行して、ユニバーサルデザインの視点を取り入れていくことが重要。
- 人材育成(コーディネーター):カフェやイベントの運営に伴い、コーディネーターといった「人」がキーマンとなってくる。
- 過去の視察例からも、スーパーマン的な人材(新施設計画から新設を担う職員)の「掛け算」で成功したケースがある一方で、人が途絶えた際の継続性が課題となる。
- このため、コーディネーターや地域の活性化を促す役割を担う人について、しっかりと教育(育成)することが重要である。
- 本館・分館ともに、誰が旗振り役となり人材を育てていくかをきちんと話し合い、継続的に魅力ある図書館機能を中心とした複合施設を目指していく必要がある。
Bグループ発表
これからの図書館のあり方
- 今までの図書館の機能を変え、まちづくりの中心となるような図書館を目指すべきである。
本館
- 地域情報と魅力発信の拠点:駅前や駅付近に設置する場合、柏に関する情報を提供するインフォメーション機能や、地域の魅力を発信するミュージアム機能が最も必要である。そのため、本館は地域の入り口となることが望ましい。
- まちづくりにおける図書館の役割:ふらっと立ち寄れる場を設け、まちづくりについて知るきっかけを提供することが重要である。インフォメーション機能に加え、図書館と接点のない人向けのイベントや居場所を整備し、図書館をまちの入り口として機能させるべきである。
分館
- 地域ごとの特色づけ:地域ごとにキャラクター付けを行う必要がある。例えば、柏の葉ではスマートシティに関連する書籍のラインナップの充実。近隣のアクアテラスとの連携を考えた都市デザインの中で図書館の役割を明確にすることが求められる。
- 多文化対応と連携強化:柏の葉は国際都市として外国人居住者が多いため、多文化対応や市民団体との連携が重要である。その際、コーディネーターを配置し、役割と位置づけを明確にすることが不可欠である。
その他:大学・地域連携と多機能化
- 大学との地域連携が進む中で、図書館がハブとなる可能性がある。
- 福祉機能、テレワークスペース、駅前であれば保育機能など、地域コミュニティの中心となる施設が求められているため、空間デザインの工夫が必要である。
その他:デジタル活用と未来の図書館像
- 融合施設化により本の検索が難しくなるため、AIを活用した検索システムや選書・キュレーション機能の導入が重要である。
- デジタル技術を積極的に取り入れ、これからの図書館の新しいあり方を構築していくべきである。
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