更新日令和4(2022)年4月12日

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令和3年度第3回柏市立図書館協議会会議録

1開催日時

令和4年3月1日(火曜日)~3月16日(水曜日)

2開催方法

書面開催

3出席者(意見書提出委員)

三浦会長、丹間副会長、岩永委員、笹間委員、羽村委員、宮島委員、藤田委員、髙橋委員、吉原委員、佐々木委員、早川委員

4内容

新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、対面開催を取りやめ、書面開催とした。議題について、常野委員を除く各委員から意見書の提出があったため、会長の決定をもって会議のまとめとした。

(1) 報告事項

ア 令和3年度主要事業報告

イ 令和4年度の事業構想

ウ 修正した「市の問題意識と方向性」について

(2) 議題

上記の報告事項に関して、各委員から書面にて意見聴取を行った。内容は別添資料のとおり。また、質問の回答は次のとおり。

 

【丹間委員】「地域情報コーナーの設置」に関して質問します。図書館における地域資料の取り組みとして、地域情報コーナーの設置は各分館の存在感や独自性を高めるうえで有意義であると考えます。地域情報コーナーの設置をはじめの一歩として、その後は地域資料を実際に活用した市民参加型の事業を展開するなど、分館からその地域の市民へ働きかけていく動きに期待したいところです。地域情報コーナーを設置した次のステップとして、具体的な事業展開について企画・検討されていることがあればご紹介ください。

 

 →(事務局)令和3年度中に地域情報コーナーを設置した増尾分館と永楽台分館では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、地域住民との連携ができず、図書館の所蔵する資料や庁内の他部署から資料を集めたり、只見町から資料を寄贈してもらうなどして設置しました。

この事業では、地域住民と連携が欠かせないものと考えておりますので、次年度は、地域住民と協働した資料の収集・整理活動に取り組みたいと考えています。具体の事業としては、2月に永楽台分館に設置した「地域情報コーナー(只見町情報コーナー)」の充実を検討しています。

永楽台地域と只見町の交流は40周年の節目を迎えており、永楽台地域ふるさと協議会では様々な企画(昔の写真のアーカイブ等)を検討していると聞いています。 

今回、地域活動の拠点となる近隣センター内の分館に地域情報コーナーを設置したことで、「保存・提供」する「場所」ができましたので、これを周知して積極的に関わり、地域に活用される(必要とされる)分館を目指したいと考えています。

なお、地域で回覧される「永楽台地域ふるさと協議会ニュース第82号(令和4年3月15日発行)」では、只見町情報コーナーの設置について紹介していただきました。

 図書館ではこれまで、ふるさと協議会や町会等との関わりは,ほとんどありませんでした。今回の永楽台地域ふるさと協議会の取組に参加することにより、多くのことを吸収し、次の地域情報コーナーの設置に活かしていきたいと考えています。

 

【早川委員】資料6ページ『修正した「市の問題意識と方向性」について』の1(1)の「伝統行事」とは、具体的には何か?

 

→(事務局)例えば、「手賀ばやし」や「船戸のおびしゃ」などです。この他、市内で行われてる伝統行事についても、高齢化等の問題により担い手不足が課題となっていると考えています。

 

【早川委員】資料6ページ『修正した「市の問題意識と方向性」について』の2(2)に関して、資格などを持ったプロを育成するということなのか、地域住民の中から自然と生み出される環境づくりをするのか(トップダウン型かボトムアップ型か)

 

→(事務局)「図書館(行政)と地域住民を結ぶコーディネーター役」については、次年度以降の事業を進める中で検討していきたいと考えています。

現在、柏市では、協働推進課(パレット柏内の市民活動サポートコーナー)に「市民協働支援員」、地域支援課には「地域づくりコーディネーター」、中央公民館には「生涯学習専門アドバイザー」を配置しており、行政と地域のコーディネーター役として活動しています。まずは、この担当者との情報交換等の連携を密にしてまいります。

 

お問い合わせ先

所属課室:生涯学習部図書館

柏市柏5丁目8番12号

電話番号:

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