更新日令和3(2021)年3月17日

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平成30年度第2回都市景観デザイン委員会会議録

開催日時

平成30年11月5日(月曜日)午後2時から4時

開催場所

市役所分庁舎2 2階 第3会議室

出席者

委員

柏市都市景観賞一次審査委員
染谷委員、岡本委員、大津委員、篠崎委員

事務局

都市計画課
後藤課長、石名坂主幹、居原田副主幹、苗加主任

議題

平成30年度柏市都市景観賞の一次審査について

議事(要旨)

審査について

第1回の柏市都市景観賞から10年以上を経過し、その間に新しい建物等が増えたことで、柏のまちなみにも変化が訪れている。そこで、第1回・第2回のテーマであった「建築物」で再度募集することにより、10年間の景観まちづくりの歩みを振り返ると共に、良好な景観というものを改めて市民の皆様に周知・啓発し、より一層の景観に対する意識の向上と醸成を図る。募集は平成30年8月1日(水曜日)から9月28日(金曜日)の約2カ月行い、16件を一次審査候補とした。一次審査では、その中から写真審査により二次審査候補を4件程度選出する。

審査基準

周囲のまちなみ、地域性に配慮されている。

新たなまちなみ景観を創り出していると認められる。

植栽や外構(工作物)など、建築物以外の部分との調和が図られている。

一次審査候補

京葉ガス株式会社東葛支社(周囲の環境に対応した流線型のフォルム)

医療法人社団清風会 平野医院(医療法人社団清風会「平野医院」)

東京大学生産技術研究所千葉実験室ホワイトライノII)(ゲル)

大津川八幡苑(陽光の館)

ザ・柏タワースクエア(天空の居住)

医療法人社団聖秀会 聖光ヶ丘病院(天使のテーブル)

柏の葉かけだし横丁(柏の葉かけだし横丁)

柏の葉キャンパス駅周辺のマンション群

K18 K-ICHIHACHI(K18 K-ICHIHACHI)

日本建設工業株式会社柏たなか寮(柏たなか寮)

柏の葉小学校・柏の葉中学校(かしわの未来につながる小中学校)

新柏クリニック 本館(患者を癒してくれる空間)

柏ボックス(柏ボックス)

柏の葉T-SITE(柏の葉T-SITE)

柏たなか病院(柏たなか病院)

麗澤大学校舎「あすなろ」(麗澤大学 あすなろ校舎)

なお、カッコ内は応募タイトルを示す。

デザイン委員会による景観賞二次審査候補(一次審査結果)

医療法人社団清風会 平野医院(医療法人社団清風会「平野医院」)

柏の葉かけだし横丁(柏の葉かけだし横丁)

K18 K-ICHIHACHI(K18 K-ICHIHACHI)

柏の葉小学校・柏の葉中学校(かしわの未来につながる小中学校)

新柏クリニック 本館(患者を癒してくれる空間)

柏の葉T-SITE(柏の葉T-SITE)

主な意見

医療法人社団清風会 平野医院(医療法人社団清風会「平野医院」)

建物の意匠が良い。(染谷委員・大津委員)

敷地の一部を歩道やバス停として整備していることについて、周囲のまちなみに配慮している点が評価できる。(岡本委員)

周辺の住宅との調和について、目立ちすぎないよう配慮されている。また、利用者のことを考えたバス停の整備が評価できる。(篠崎委員)

柏の葉かけだし横丁(柏の葉かけだし横丁)

本横丁は、平成28年度柏市都市景観賞を受賞した柏の葉キャンパス駅前の屋台イベントが空間の暫定活用に発展した結果であり、その点が大変評価できる。(岡本委員)

建物とそれを挟むようにある遊歩道の繋がりが上手く機能しているように感じる。(大津委員)

K18 K-ICHIHACHI(K18 K-ICHIHACHI)

雑然とする路地裏にシンプルな意匠の建物を造ることで、路地全体にスッキリとした明るい印象を与えている。同時に、駅のホームとのコミュニケーションを重視していることが、駅側ファサードの開口部の作り方から感じられる。駅前建築のデザインに対する考え方の一つとして評価できる。(染谷委員)

駅側のファサードが開放的で、ホームや電車からの見え方に配慮している点が面白い。一方で路地側のファサードも楽しさを演出するような意匠で、小さい建物ながらもよく考えられている。(大津委員)

柏の葉小学校・柏の葉中学校(かしわの未来につながる小中学校)

まちと融合を図る姿勢や地域と連携する取り組みなどの一連の流れを総合的に評価したい。(岡本委員)

周囲との調和に配慮した建物の素材感、サイン計画、壁面緑化などのバランスが取れていると感じる。また、小学校と中学校を繋ぐ渡り廊下が象徴的である。 (篠崎委員)

新柏クリニック 本館(患者を癒してくれる空間)

建物の内側と外側が一体化しているような意匠に好感が持てる。また、周囲の植栽が充実することで、より豊かな景観の創造が期待できる。(染谷委員)

柏の葉T-SITE(柏の葉T-SITE)

低層建物とすることで、柏の葉アクアテラスの景観に配慮し、活かしている点が評価できる。(染谷委員)

国道16号側が駐車場であり、混雑時には車の海となるが、柏の葉アクアテラス側の景観を重視するというこの地域の考え方を体現している点は評価してよいと考える。(岡本委員)

周囲の植栽や建物壁面の柏の葉を模した意匠が、柏の葉アクアテラスの植栽と調和して楽しげに感じる。(大津委員)

アクセントの黄緑色について、周囲の緑と上手く調和している。(篠崎委員)

傍聴

なし

お問い合わせ先

所属課室:都市部都市計画課

柏市柏255番地-1(柏市役所分庁舎2-2階)

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