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更新日令和6(2024)年8月19日
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令和6年度第1回柏市スポーツ推進審議会
1 開催日時
令和6年7月26日(金曜日)午前10時~午前11時50分
2 開催場所
柏市役所本庁舎5階 第1委員会室
(柏市柏五丁目10番1号)
3 出席者
(委員) 10名
内藤会長、藤原副会長、山田委員、小暮委員、近野委員、
吉川委員、松葉委員、福原委員、杉田委員及び吉田委員
(柏市) 5名
永塚市民生活部長、川口スポーツ課長、関本副参事、
三野主事及び寺田主事補
4 次第
- 開会
- 委嘱状交付
- 柏市市民生活部長挨拶
- 委員及び職員自己紹介
- 会長及び副会長選出
- 会長及び副会長挨拶
- 議事
- 報告事項
- その他
- 閉会
5 議事
(1) 第2期柏市スポーツ推進計画の概要について
現在、柏市でスポーツ行政を推進していくうえでの指針となる「第2期柏市スポーツ推進計画」の概要の説明を行った。その際に出た主な意見は次のとおり。
議長(内藤委員)
ただいまの説明について、ご質問やご意見があればお願いしたい。次回に詳しい説明はあるということで、少しわかりにくい説明だった部分があればご質問いただきたい。
ちなみに、次回の審議会にて、例えば、スポーツ人口などの数も含めた数値的な情報も提示いただく予定か。また、第2期柏市スポーツ推進計画の見直しをしたものがどう進んでいるかも次回検証するということか。
事務局
次回に、先ほどご説明したような主要な施策や事業の進捗について、もう少し深堀りしてご説明し、数値とかも含めてお示ししたい。また、その進捗に対してのご意見等も伺いたいと考えている。
松葉委員
今後の計画策定をどのように進めていく計画についてかは、どこか見れば載っているのか。
事務局
この後ご説明差し上げるが、本スポーツ推進計画について、計画のサイクルを見直したいと考えており、そこで今後どういう進め方をしていくかについても併せてこのあと説明させていただきたい。
福原委員
具体的に今あるスポーツ施設が抱えている課題だとか、それに対して具体的にいつまでに、そういう具体的な発表を次回していただけるという風に理解してよろしいか。
事務局
そうですね。公共スポーツ施設の老朽化等、柏市も多くの課題を抱えているため、そのようなソフト面だけではなくハード面についても状況を整理したものを次回ご説明していきたい。
福原委員
具体的には、自分はテニスに絡んでいるが、富勢運動場の観客席がある方のコートが8面くらいあるが、凹凸がずっとそのままになっており、大きな大会を開催する環境になっていない。そういうことも含めて具体的にぜひお願いしたい。
事務局
次回、具体の状況についてご説明したうえで、具体のもっとこうした方が良いんじゃないかとか、そのような忌憚のないご意見を承りたい。
議長(内藤委員)
本日団体の代表として出席された委員の意見は集まるが、市民の声はどう集まっているのか。
事務局
市では運動場は指定管理者制度を取っており、現場の指定管理者に市民の声が集まることが多い。その集まった声は定期的に実施している定例会議の中で確認しながら、優先順位を決めて行なっている。
小暮委員
情報発信については、現状どのような感じか。
事務局
現状、市ホームページであったり、スポーツ推進委員であれば小学校へチラシを配付したり、あとは、SNSを活用した情報発信が主になっている。
小暮委員
それはどのような感じで見られるのか。どの程度のレベルのものがどれくらい見られるのか。
事務局
個々で持っているホームページだったり、それぞれの団体でSNSを使っていたりということがある。あとは、市主催事業や共催事業については市ホームページに掲載している。
また、対象が子どもの場合は、子ども関係の部署が持っているSNSを時々活用させていただいている。
人集めの部分ではSNSを活用させていただいているが、スポーツ部門や健康づくり部門、あるいは介護予防であったり、色々な運動面の取り組みをしているが、まとめて一括して見られるものが今は存在しないので、そこは課題と感じている。
小暮委員
入口を一つにして「柏市スポーツ」と検索したら全部見られるようにすれば、そこから派生して違うスポーツができる「きっかけ」にもなる。今は便利な世の中なので、上手く活用してほしい。
議長(内藤委員)
細かいところはまた次回の議論になる。資料を良くご覧いただいて、次回の会議の準備をお願いしたい。
(2) 第2期柏市スポーツ推進計画の計画期間延長について
国が策定している「第3期スポーツ基本計画」の概要を説明したうえで、計画サイクルを国の計画と連動させるため、期間を2年延長することと、併せて計画期間を5年間とすることを提案。承認いただければ現行計画が令和9年度末までとなるため、次回審議会にて現行計画に位置付けている主要な事業の進捗状況や課題について共有させていただいたうえで、次年度については整理した内容を踏まえた具体の追加修正項目案を提示することを説明。その際に出た意見は次のとおり。
議長(内藤委員)
ただいまの提案について、ご不明点やご意見等ございますでしょうか。
藤原委員
2年間延長することについては承知した。現行の中間見直し版を、どの程度見直しするのか。大きく変えることではなく、追加修正をするイメージで良いか。
事務局
基本理念や基本目標は踏襲し、あくまでも延長版として策定する。現行計画が5年前に作られたものであり、それからスポーツをめぐる状況が変わってきているため、まずは今進めている事業の進捗状況や課題について次回説明して、その中でその課題から見えてくる新たな施策等があれば、ご意見をいただきながら今の計画の中に追加修正していきたい。
議長(内藤委員)
中間見直しのタイミング自体がコロナ禍で、当時は先が見えない状態で修正も図れなかったため、そのあたりも踏まえて今回2年延長することで、必要なサイクルに合わせていくことは非常に便宜にかなっている。
国のスポーツ基本計画も、2期と3期は大きく変わっていない。1期が出ること自体が大きなインパクトで、2期ではオリンピックを中心に作り、3期はその中で2期を反映したような形。
柏市の2期の見直し版でも、運動が嫌いなやらない子をどうしたら取り組めるようになるかという内容が今強くなっているため、そのような内容は残しつつ、次の国の動向を見つつ、次回改定時に大きく基本的な考え方に変えていくのではないか。
また、スポーツ界における暴力の根絶というようなところは、これからもっと大きな課題になっていく。
あとは、中学校の部活の地域移行は、現場の方は大きな変革だと思う。
山田委員
国の計画と大きくずれないように、国の計画が出てから1年間検討することは賛成である。
部活動の地域移行の話が出てきたが、中学生の全国大会が、ゆくゆくは中体連ではなくなってしまうという形のため、それに代わるものを本来はスポーツ協会等で一体となり、考えてやっていかないと、部活がその時までに存続しているかという大きな問題もある。柏市では、小学校は運動は朝も帰りも全くしていない状況で、体育で体力を維持できるかといったら、それは無理。長いスパンで、柏市の子どもたちができるだけ笑顔でスポーツに触れる時間を残してあげられるようなサポート体制を作っていきたい。
議長(内藤委員)
10年、20年先を見た計画として次の第3期ができるような方向で、この2~3年でそこに繋げていくっていうのは非常に良いタイミングである。あとは、高齢者の健康づくりなど、柏市の方でもスポーツだけというよりも、もう少し行政的にも他の部署との連携がより重要になっていくのかなと思う。
横に横に展開できるような仕組みづくりをしていただきたい。本日の議題としては、この延長サイクルの見直しをどうしましょうかということですけど、延長するという方向でよろしいか。
松葉委員
計画の中身をどう有益なものにしていくかについてすごく興味があって、今回延長することは、なんらか追加したり、見直しをされるということで、そこに私は期待を持った。
国が出している方針と、市がやろうとしていることは分散しているというか、色々な項目があるが、繋がっているのかなということは疑問に思っている。
例えば、事業者側ですごく悩んでいるのは、部活動の地域移行をやろうとなったときに、民間側がコーチ派遣をして請け負うことになる。学校の先生の負担を軽くする分、民間の働き方にしわが寄ってくる。これは1対1で済む話ではなくトータルで考えなくてはいけなくて、それには「デジタル化」が必要となってくる。1ヵ所の拠点から色々な地域の人たちにコーチングできれば、事業者側も今の負担で数多くのことを支えられるし、こういったことが実現できる。
また、柏には多くのプロスポーツチームがあり、そのような人たちのノウハウを活かすことにもつながると思う。プロスポーツ選手と一緒に質の高いコーチングをすると柏のスポーツレベルは格段に上がるし、外部から見たときに「スポーツをやるとしたら柏にしたほうが良いよ」となると思う。本計画を作るときに、意見出しに一緒に取り組んでいきたいなと思った。
議長(内藤委員)
他にもし意見が無いようであれば、現行の2期計画を令和9年まで延長するという提案を了承ということでよろしいか。
(一同了承)
議長(内藤委員)
この延長がより有意義な形で展開していけるようにしたい。
6 報告事項
各委員から、コロナ禍での各団体の活動への影響や現在の状況について報告があった。
7 傍聴
0人
8 配付資料
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