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更新日令和3(2021)年3月4日
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令和2年度第3回柏市スポーツ推進審議会
1開催日時
令和3年1月28日(木曜日)
午後3時~午後5時
2開催場所
柏市役所本庁舎3階庁議室
3出席者
(委員)9名
内藤委員,小暮委員,井坂委員,山本委員,吉川委員,髙橋委員,露木委員,佐藤委員,南委員
(事務局)7名
小貫地域づくり推進部長,黒須スポーツ課長,幕内副参事,糸川施設担当リーダー,光井推進担当リーダー,森山主任,谷主事
4傍聴
1名
5議題
「第2期柏市スポーツ推進計画」中間見直しについて
6議事(要旨)
議題「第2期柏市スポーツ推進計画」中間見直しについて,重点的な取り組みを中心に,施策内容を事務局より説明。
その際に表明された主な意見は,次のとおり。
南委員
東京オリンピックの関連事業について,今後5年間の計画ということで施策から削除したということだが,来年度にオリンピックが開催するとなると,一致しないところがでてくる。
現状,オリンピック開催年度までという時限付きで実施している競技力向上奨励金制度が終了ということだが,開催する場合は継続するということになるのか。
事務局
トップアスリートの講習会と競技力向上奨励金制度は当初から時限的な事業としていた。
予算上はリセットされるものである。機運醸成及びレガシーの取組は今後続いていくので,何らかの形で事業継承したい。財政当局との約束もあるので,いまの事業名称での事業はリセットすることになる。必要があれば,また予算要求していきたい。
南委員
現場の方からこの奨励金を打ち切られると困るという話はあるか。
事務局
団体にはもともと補助金を交付しており,個人及び団体に対しての全国大会等出場奨励金制度という別の制度もある。競技力向上奨励金制度については,上乗せの補助という位置づけであり,この制度が終了となっても,元の支援形態に戻るだけである。関係団体には御理解をいただけるよう説明していきたいと思う。
小暮委員
中間見直し案p41の重点的な取り組みのねらいの2番目に幼児期や小学生を対象にとあるが,それに加えて,基本施策1(1)の具体的施策5.に「小学校体育活動の支援」という項目もある。この施策も重点的な取り組みとして組み込んでみてはどうか。
今,小学生はコロナ禍のなかで体育活動が制限されている。アフターコロナを見据えて,小中学生への支援はすぐできる内容だと思うので,組み込んでもいいのではと考えている。
議長(内藤委員)
重点的な取り組みのねらい2.に入っているが,具体的な取り組み内容には入っていない。2-2.に入れるか,別項目を作るか,それとも現状の取り組み内容のなかに小学生についての文言として入れるかということになるのでは。
事務局
重点的取り組みの取り組み内容に小学生について言及するかどうかは,今後教育委員会とも協議しながら検討したい。
髙橋委員
大きな目標として,スポーツ実施率65%というものがあるが,65%に到達する上での障害として公共施設予約システムが使いづらいという声はないか?
事務局
抽選倍率が高い等の課題は認識している。公共施設の予約の抽選倍率については,適正化を図っていきたい。
髙橋委員
65%の達成のため,目指す目標(ステップ)として重点取組,基本施策があると思うが,取組効果,施策効果及び効果の測定方法について,確立されていないように思う。どうやって実態を把握するか。取組の効果を測る仕組みがないと,目標達成は難しいのではないか。
事務局
数値をとっているのは5年に1回のアンケート調査によるものである。対象は,無作為で2000人としているが,実態を正確には捉えるのは難しいと考えている。
また,目標とするスポーツ実施率65%は成人の実施率を対象としたものであるなかで,幼児期や小中学生を対象とした取り組みはもう少し将来を見据えたものであり,取り組んだ結果が短期的に実施率に反映されるものではないということも認識している。
今回の重点的な取り組みのねらいや施策の選択は,目標達成に向けて拾いきれていない部分があることは確かであるが,柏市のスポーツを取り巻く課題や特性,地域の関係団体の現状を踏まえて,どこに力を入れるべきかを考えたうえで選択をしたものであり,市としてこういったところに力をかけて進めていくということを外部に示す意味もある。
すべての施策を同時進行で取り組まないと,実施率は上がっていかず,基本施策として掲載する項目も当然継続的に取り組んでいく。そうしたなかでも,特に今後5年間は今回示した重点取組に力点を置くという位置づけである。
議長(内藤委員)
重点取り組みとして挙げているものに対しては今後予算がつくのか。
事務局
ある程度予算の担保がとれていたり,既に進めている事業で施策を構成している。
露木委員
(重点的な取り組みのねらい4.スポーツ指導者育成の項目の内容を受けて)スポーツ指導者資格等の取得・更新について,千葉県のある市では,費用を自治体が一部負担しているようだが柏市ではどうか。
事務局
現状は行っていない。財政当局との協議を要する内容であるので検討させていただきたい。
議長(内藤委員)
体力年齢診断を大人のスポーツテストに変更,意味的には違うものに変わっているのか。
事務局
体力年齢診断という形で全種目を実施することは,普段スポーツをしていない人には不向きではないかと考える。気軽に自分の体力等に気付きが得られるような事業内容を考えている。
吉川委員
体力年齢診断は20~79歳を対象,中央体育館,柏の葉コミュニティ体育館で実施してきた。
大人のスポーツテストは体験会として買い物に来た方を対象に簡素化した体力年齢診断を想定しているのではないか。
議長(内藤委員)
p42に【大型商業施設など身近な家族連れで訪れる場所で,「大人のスポーツテスト」など手軽に実施できるトレーニング方法の体験会の開催を進めていきます。】と記載しているが,大人のスポーツテスト=トレーニング方法という意味に捉えられる。
吉川委員
フィットネスジムの方々も協力している。そのことを踏まえての表記かと思われます。
議長(内藤委員)
『体力年齢診断』から『大人のスポーツテスト』へ修正は違和感がある。名称の変更ではなく,中身も変更しているのであれば,説明の仕方が不十分ではないか。
事務局
記載方法について再検討する。
議長(内藤委員)
基本施策3(1)4.スポーツボランティアの育成について,廃止するということになっているが,細かく見るとボランティアの育成について触れられている部分もあるので,単純に廃止ではなく,どこかの項目にうまく表現を入れて組み込んではどうか。「育成」という言葉が消えてしまうのはどうかと思う。
事務局
記載方法について再検討する。
議長(内藤委員)
コロナ禍の状況で,公共施設の利用状況はどうか。
事務局
大会の開催が少なくなっている。テニスなど日常レベルの利用は変わっていない。コロナ禍で利用可能時間を制限させていただいていることから,例年を踏まえると多少は減っていると思う。
議長(内藤委員)
コロナ禍で生活様式が変わり,在宅ワークや通勤時間の減少で運動・スポーツをしようと考える人が増えているのではないか。生活様式の変化に対応して,行政の方針も変えていかなければいけない。逆にスポーツ実施率を上げるチャンスだと思う。
事務局
スポーツは健康維持に効果的で,必要不可欠と考える。スポーツを推進する市の姿勢は変わらない。
議長(内藤委員)
大型施設以外でも,ウォーキングや公園での運動,身近にできることの充実を図る必要がある。財政上の要望をしていくことが重要である。
山本委員
大堀川をよく走っているが,自分が走り始めた頃よりコロナ禍でウォーキングをしている人や走っている人が多くなったと思う。いままでスポーツをしていなかった人は,手軽にできるところから始めることが多いので,公園とか,整備されたロードがあることは大事である。そういうところも充実してはどうか。
議長(内藤委員)
情報発信の項目に「SNSを活用して,新たな生活様式に対応した運動・スポーツに関する情報を発信する」などの文言を入れてはどうか。
事務局
「ライフステージ」と世代を念頭にした記載方法をとっている。ライフスタイルが変化しているなかで,スタイルの変化に合わせた情報発信もうまく取り込めたらと思う。内容については事務局のほうで検討する。
露木委員
スポーツ施設ではない,運動・スポーツができる場所についてスポーツ課で把握しているのか?
事務局
市内のすべての場所を把握しているわけではない。
露木委員
柏市内にある運動・スポーツができる場・資源をスポーツ課として情報収集し,発信していくことがいいかと思った。
事務局
公園を含めスポーツができる場所,健康づくりの場所をスポーツ課としても情報発信していきたい。
議長(内藤委員)
救命講習会に関連して,市のスポーツ施設での事故はどれくらいあるか。スポーツ事故の件数が知りたい。
事務局
公共施設での事故怪我のうち,緊急搬送に至った事故は,指定管理者がスポーツ課に報告することとなっており,年間およそ10件程度の報告がある。
議長(内藤委員)
救命講習会が計画から削除されることで弊害は出ないか?
事務局
今回の見直しで,「救命講習」という単独の項目はなくなるが,指導者講習に一本化してその事業の一つも受講内容として実施していくことを考えている。
議長(内藤委員)
「スポーツ指導に必要な専門的知識や技能のスキルアップに向けた研修の開催を進めていきます」という文言が技術的な指導に重点が置かれているような印象を受けるため,より総合的な内容であることがわかるような内容に修正する必要がある。
小暮委員
9ページの子どものスポーツへの関心に関するデータについて,男女別での結果はどうなっているか?
事務局
今回の調査から男女の区別に重点を置いていないことが背景に,性別選択の項目を除外して調査している。このため,男女別の数値は出せない。
小暮委員
9ページの令和元年度は令和2年度のことか?
事務局
表記ミスなので修正する。アンケートは令和2年度の夏に実施しており,7ページの表は正しい内容となっている。
小暮委員
令和2年度実施ということで,コロナ禍でのアンケート結果になっているということだと,コロナ禍でも高校生のスポーツ意欲が増加していることは興味深いと思った。
以上
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