更新日令和5(2023)年11月24日

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柏市消防団第5方面隊 遠距離送水訓練

関東大震災から100年

関東大震災から今年で100年が経ちました。1923年9月1日に発生したこの地震では、多くの家屋が倒壊し、広範囲にわたり火災が発生、死者・行方不明者は10万人以上にもおよび首都圏に未曾有の被害をもたらしました。沼南消防署は、大規模火災における迅速で効果的な消火体制を構築するため、消防団の協力が必要不可欠であるとの認識のもと、消防団員個々のポンプ技術の向上と連携強化を目的とした訓練をサポートしました。

消防団第5方面隊が管轄する地区の特性

柏市の東部に位置する「片山・手賀・布瀬」地区は、上水道未整備地域で、大きな火災が発生した場合には、河川や用水路など自然水利を活用して消火に当たる必要があります。その地域を管轄するのが、柏市消防団第5方面隊です。

訓練の様子1

訓練概要と目的

11月12日(日曜日)に柏市浅間橋付近で、手賀川から消火水を確保し、約700メートルにもおよぶ距離を消防ポンプ9台をつなぎ、途切れることのない継続した放水体制を確立することを目的に、9つの分団(112人)が集結し実施しました。

1.ポンプ技術の向上

2.消防団員間の連携強化

3.災害時の効果的な水源確保と供給の確立

訓練の成果

消火水の供給ルートや手順が明確になり、迅速な水源確保につながりました。

訓練の様子2

ポンプ技術が向上し、途切れることのない確実な放水体制を確認しました。

訓練の様子3

消防団員間の連携が強化され、協力体制が構築されました。

訓練の様子4

訓練の様子5

郷土愛「自分の地域は、自分たちが守る!」の精神を育成しました。

訓練の様子6

お問い合わせ先

所属課室:消防局沼南消防署

柏市大津ケ丘1-56-12

電話番号: