柏市・我孫子市水難救助合同訓練

手賀沼にて柏市・我孫子市水難救助合同訓練を実施

手賀沼で毎年発生している水難事故への対応を強化するため、令和4年7月7日・8日に、柏市と我孫子市の合同で水難救助訓練を実施しました。

両市の連携活動をはじめ、車両によるけん引訓練、救助艇の操船訓練、溺者の救助活動要領、ドローンを使用した捜索訓練、指揮隊同士の情報共有など実災害を想定した訓練を行いました。

※溺者…溺れている人

救助艇のけん引訓練

救助艇をけん引した状態で後退し、スロープに進入します。

限られたスペースで牽引するため、運転者の高度な技術が求められます。

溺者の救助

陸から離れた位置の溺者は救助艇とよばれるボートを使用し救助を行いますが、近くで目に見える範囲に溺者がいた場合は、救助隊が泳いで救助しに行きます。

救急隊へ引き継ぎ

救助してきた溺者を救急隊へ引き継ぎます。

　

合同指揮

現場付近に合同指揮所を設置することで、両市の隊の活動内容や情報を集約し、溺者の迅速な捜索と救助活動の指揮を執ります。

ドローン

柏市と我孫子市のドローンを使用し、上空から広範囲で溺者を捜索します。

柏市では、赤外線カメラを内蔵し夜間でも映像を確認する事ができる機体、カメラのズーム機能が高性能な機体と、異なった機種のドローンを保有しており、状況に応じて活用しています。