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更新日令和3(2021)年10月29日
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身体障害者ほじょ犬
ほじょ犬とは
ほじょ犬は、目や耳、手足に障害のある方をサポートする「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」の総称で、障害のある方が自立と社会参加をするための大切なパートナーです。
ほじょ犬は身体障害者補助犬法に基づき、必要な訓練を受けています。また、ユーザーはほじょ犬の健康・衛生・行動管理をしっかり行っているので、社会のマナーを守り清潔にしています。
ユーザーがほじょ犬を同伴して施設等を利用する際には、いつでもほじょ犬であることを示せるように、犬種、認定番号、認定年月日等を表示しています。
盲導犬
見えない、見えにくい人が安全に歩けるようにサポートします。障害物を避けたり、立ち止まって曲がり角や段差を教えたりします。ハーネス(胴輪)をつけていて、“盲導犬”と表示しています。
介助犬
手や足に障害のある人の日常生活動作をサポートします。物を拾って渡したり、指示したものを持ってきたり、脱衣の介助などを行います。“介助犬”と表示しています。
聴導犬
聞こえない、聞こえにくい人に必要な生活音を知らせます。玄関チャイム音、メールやFAX等着信音、赤ちゃんの泣き声、車のクラクション等を聞き分け教えます。“聴導犬”と表示しています。
ほじょ犬を見かけたら
目や耳、手足に障害のある方をサポートする「ほじょ犬」は、社会参加に欠かせない大切なパートナーです。
ほじょ犬を見かけた際は皆様のご支援とご協力をよろしくお願いします。
- ほじょ犬を同伴していても、みなさまのサポートを必要とする場面があります。もし困っている様子を見かけたら、「何かお手伝いしましょうか?」などのお声がけや筆談で、コミュニケーションをとってください。
- ほじょ犬が通路をふさぐ等の状況をユーザーが気付いていない場合もあります。何かお気づきの際には、ユーザーに伝えてください。
- ユーザーは、獣医師の指導を受けながら、ほじょ犬の体調や衛生・行動の管理をしっかり行い、健康と清潔を保っています。ほじょ犬には、食べ物や水等を与えないようにしましょう。
- ユーザーはほじょ犬とともにさまざまな交通機関や公共施設を利用します。ほじょ犬はユーザーの指示がとても大切なので、ほじょ犬に対して、話しかける、じっと見つめる、触る等の気を引く行為は避けましょう。
身体障害者補助犬法
身体障害者補助犬法とは公共交通機関、お店や病院など不特定多数の人が利用する施設などで、補助犬同伴の受け入れをスムーズに行い、身体に障害のある人の自立と社会参加を促進することを目的として定められた法律です。
公共の施設や交通機関はもちろん、デパートやスーパー、ホテル、レストランなどの民間施設は、身体障害のある人が身体障害者補助犬を同伴するのを受け入れる義務があります。
身体障害者補助犬法について、詳しくは厚生労働省のページをご覧ください。(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
ほじょ犬マーク
ほじょ犬マークは、身体障害者補助犬法の啓発のためのマークです。身体障害者補助犬法の趣旨に基づいた普及啓発を行う場合に自由に使用できます。ほじょ犬マークを使用する場合は、厚生労働省へ申請書等の送付が必要となります。
ほじょ犬マークについて、詳しくは厚生労働省のページをご覧ください。(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
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