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更新日令和8(2026)年10月22日
ページID47196
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令和8年度第2回柏市健康福祉審議会障害者健康福祉専門分科会会議録
開催日時
令和8年10月1日(木曜日)
午前10時00分から11時25分まで
開催形態
対面とウェブ形式との併用による開催
開催場所
柏市教育福祉会館1階 障害者活動センター
出席者
対面
審議会委員
秋谷正副会長、松見和樹委員、中村幸子委員(3名)
事務局等
- 矢部福祉部長
- 土屋障害福祉課長
- 宮脇福祉政策課長
- 林こども発達センター所長
- その他関係職員8名
傍聴
0名
ウェブ形式
審議会委員
松浦俊弥会長、大久保夏樹委員、大村美保委員(3名)
事務局等
- 荒巻保健予防課長
- 阿部こども相談センター所長補佐
- 深野児童生徒課係長
- その他関係職員1名
議題
ノーマライゼーションかしわプラン2027各論について
資料
- 次第(PDF:52KB)(別ウインドウで開きます)
- 委員名簿(PDF:55KB)(別ウインドウで開きます)
- ノーマライゼーションかしわプラン2027各論要旨(PDF:305KB)(別ウインドウで開きます)
- ノーマライゼーションかしわプラン2027各論素案(PDF:1,186KB)(別ウインドウで開きます)
- 席次表(PDF:224KB)(別ウインドウで開きます)
会議録
ノーマライゼーションかしわプラン2027各論について(議事)
事務局より資料もとに前半(柱1、柱2)の説明を行った。
(秋谷副会長)
要旨の骨格や概念がよくなっていると思う。各論素案の13ページ等に空白のページがあるが、特に重点施策についてはイメージ図などを挿入し、理解しやすくなる工夫を考えていただければ。例えば柱1では相談(に関する)事業所がたくさんあり理解しにくい。
(事務局:障害福祉課)
ご指摘のページについては、もともと現行プランでは相談支援体制の1層から3層まで、地域生活支援拠点や基幹相談支援センター、市内の指定相談支援事業所等の関係を示す図が掲載されたページである。この会議に先立って行われた柏市自立支援協議会の中で、その図が現行に即していないという意見があり、一時的に削除している。この点についても、頂いたご意見等を踏まえながら同じような図にするのか違う図にするのか検討するが、皆さんが読んだときに施策等のイメージがしやすいような図や表の追記も検討していきたい。
(大村委員)
何回か改正をしていく中で、改正をする度によりよいものに変更していこうという姿勢は素晴らしいものだと思う。今回も適切に時宜に適った形で提案がされているのが、非常に好ましく思っている。
各論要旨2ページのNo.4柱1施策2取組2権利擁護で、次期プランの取組は「虐待の防止と早期発見、迅速な対応」とされている。次期プランの方針の変更案として、虐待防止と差別解消を一緒にしているが、差別解消とまとめずに虐待防止だけの方がわかりやすいかと思う。他の方と公平であることや、他の人たちと同じような権利を行使するためのスタートラインに立つという意味での差別解消や合理的配慮の提供と、その方がもともと持っている権利を侵害されている虐待は、その峻別をする必要があると思う。
次期プランの方針を虐待の防止と早期発見、迅速な対応とするのであれば、ここから差別解消は抜いた方がより適切かと思う。
同じような観点で、各論要旨3ページNo.5柱1施策2取組3権利擁護は差別解消の理解促進を方針とし、内容を合理的配慮に寄せていくということで、適切に書かれていると思う。
虐待防止の取組の方に差別解消のことが書かれていると混乱するところがあるかと思い意見をした。
(事務局:障害福祉課)
総論のまとめ方として、虐待と差別をまとめて1つの方向性とする記載にしていたところから、今回の資料のまとめ方になっている。総論の方向性自体を別々に分けて、各論に合わせて3本立てにするような記載に変更した方がわかりやすいというご意見として承った。ご意見を踏まえて総論を修正していきたい。
事務局よりをもとに後半(柱3、4)の説明を行った。
(大久保委員)
柱4について、今回のプランで切れ目のない支援が挙げられており、特に医療的ケア児に関しては医療的ケア児支援法の改正を控えている。そこでも「18歳の壁」について明記されているので、今回のプランにはその方針を明記していただきたい。
また、今検討されているのは障害福祉施策についてであると十分に承知はしているが、医療的ケア児に関しては医療の移行期への課題が大きく取り上げられており、全国的な大きな課題である。本人やご家族にとっては福祉と医療は別物ではなく、暮らしを成り立たせるために両輪でのサポートが必要である。
今回プランの中に位置付けていただいているコーディネーターや医療的ケア児支援連絡会でも、機関を超えた検討ができればと思っているが、私たちの働き掛けで医療の業界を動かしていくのはとても困難と感じている。行政からも、医療の移行期の課題を認識いただいた上で、その点も明記していただけるとよいと思った。
(事務局:こども発達センター)
医療的ケアについては、いただいた意見を計画本文にどのように反映できるかというところを含めて、改めて検討する。大人を含む医療的ケアに関する内容は、柱1にも記載があるので、調整を図りながら内容を検討していきたい。
(大久保委員)
難しいとは思うが、行政内部における縦割りの壁を課題と認識していただき、それを越えられるよう取り組んでいけたらありがたい。
(事務局:障害福祉課)
大久保委員からご質問いただいた、医療的ケアに関して2点お答えしたい。こどものときからの途切れない支援には、大久保委員からお話があった「18歳の壁」が非常に大きな課題であると私どもも認識している。この施策に関しては、こども発達センターを含めた関係機関と協力しながら進めてまいりたいと考えている。
今回、医療的ケア児等コーディネーター養成研修に応募があり、柏市からも複数で県に申込みをさせていただいた。市内での連携をより高めていきたいと考えている。
医療との連携については、ノーマライゼーションかしわプランにそこまで盛り込むのは難しいところはあるが、先日NHKでも医療的ケアに関する番組が放映されていたが、医療における「18歳の壁」というのは、非常に大きな課題であると認識している。当然、医師会等も含めて協力、連携をしていかなければいけないところかと思っている。協議を進め、よりよい方向に進めていけるように取り組んでまいりたい。
(松浦会長)
意見を申し上げる。
立場上、放課後等デイサービス事業所からの相談を受けることが多く、先日とある大きな市の医療的ケア専門の放課後等デイサービスを訪問したときに、そこのお子さんのほとんどは地域の特別支援学校に通っているが、学校との連携が全くできていないということを、放課後等デイサービスの関係者が言っていた。どちらに責任があるという話ではないと思う。
7~8年前にトライアングルプロジェクトという、厚生労働省と文部科学省の共同事業で学校、家庭、放課後等デイサービスでの情報共有がスムーズにできるようにするという研究があった。例えば、この分科会に(柏特別支援学校校長の)松見委員もいらっしゃるので、柏特別支援学校の協力を頂きながら、行政の主導になるとは思うが、何か具体的な取組を一つ行ってもよいと思う。
厚生労働省の来年度予算要求の中に、障害者施設がAIを活用して様々な支援をスムーズにするという新規事業がある。まだ予算が通るかどうかもわからないが、(予算案が可決された場合には)おそらく市町村が手を挙げると予算が取れるかと思う。AIを活用してどうするかというところは私も具体的なイメージはないが、もし何か事業を行うのであれば、大久保委員や松見委員、私が研究参加して、その他の放課後等デイサービスにも参加していただき、柏市独自のスムーズな縦の連携と横の連携、ライフステージの連携等も必要だと思う。少し検討していただいてもよいかと思う。皆さんの仕事が多くなってしまうかもしれない。
(大久保委員)
松浦会長に質問する。医療的ケア児の放課後等デイサービスに関しては、連携せずにはいられないので、結構濃い連携をしているのではないかと日々思っている。逆に知的障害や特別支援級のお子さんの連携は、人数がとても多いので希薄になりがちなのかと思う。福祉サービスを使っている量が多かったり、複数事業所を利用していたりすると、関係している事業所が皆で情報を共有するのはなかなか難しさがあると感じているが、松浦会長がおっしゃったのは、医療的ケア児に関してのイメージか。
(松浦会長)
それも含めてトータルで、障害のあるお子さんのご家庭と学校との連携について意見した。今おっしゃったように、おそらく医療的ケアのお子さんは特別支援学校と、かなりよい連携ができているのだろうと思う。私が訪問した市は、まだその連携ができていないというところだが、昨今は小中学校に医療的ケアのお子さんが行くケースが結構増えている。ただ、小中学校の関係者の理解がなかなか進まないという問題がある。せっかく市教育委員会の方等が分科会に参加されているので、小中学校の障害のあるお子さんと放課後等デイサービスの連携等について踏み込んでもよいのかなと思っている。あくまでも要望なのでご検討いただければ。
(松見委員)
医療的ケアに関して、今回の施策の中にも取り上げられている関係機関との連携・協働については、今最も推進を図っている。例えば、私は昨年度まで県に在籍していたが、県でも連携を進めるために、医療的ケアコーディネーターを含めた各市町村との連携のネットワークづくりを推進していた。
その中で、先ほど話のあったように小中学校にも医療的ケアの方が増えてきている。各学校では実感としてなかなか持ちにくいというところはあるが、実際には医療的ケアの子が特別支援学校だけではなく地域の学校に行くことがある。そういったことも踏まえた上での連携を考えると、県でも進めているが各市町村でも、例えば放課後等デイサービス等との連携体制を作るのはもしかしたら必要になるかと思う。
県の施策という大きな流れではやっているが、それを市としてどういうふうに問題意識を捉えてやっていくべきか、そういった課題意識があるとよいかと思う。
(松浦会長)
(松見委員が)今おっしゃったように県でも国でも推進しているところなので、例えば市で、柏のキャラクターであるカシワニプロジェクトなどと称して、何か具体的に事を起こすことが重要かと思う。事務局の方から何かあるか。
(事務局:障害福祉課)
ネットワークというところで本市の現状を申し上げると、教育委員会の児童生徒課に医療的ケアコーディネーターの資格を持った看護師がいる。柏市の場合は手前味噌になるかもしれないが、小中学校は児童生徒課、保育園は保育運営課がそれぞれ取組を進めている状況で、医療的ケア児等の連絡会(障害児等医療的ケア支援連絡会)を通じて、比較的ご本人やご家族への支援は充実できているかと思っている。
医療的ケアコーディネーター養成研修は来年度実施しないという情報もあったため、今年度は民間の方と行政からも養成研修への申込みをしており、よりソフト面の充実をさせていきながら進めていきたいと思っている。またAI等、もし本当に必要なものがあれば、適宜活用していきながらより推進していきたいと考えている。
(松浦会長)
柏市は、千葉県においては福祉のトップリーダーだと私は思っているので、さらにより前進していくという姿勢で意見を承っていただければよいかと思う。
他に意見はあるか。
(大村委員)
先ほどから意見のあった切れ目のない支援のところで1点、別のところで1点、意見する。
先ほど委員の皆様方の言っていただいたとおりかと思うが、柏市は既に素晴らしいネットワークがあるということも障害福祉課から伺い、なるほどと思って伺っていた。人数が多いわけではないが、医療的ケアの必要なお子さんで、知的発達の部分で特に大きな遅れがないお子さんが一般の小中学校で他のお子さんと同じように標準的なカリキュラムで学ぶというのが珍しくなくなってきているというのが全国的な状況かと思う。ただ学校全体でいうと、小学校、中学校全体からいうとかなり割合は低い状況かと思う。学校に1人とか、いても2人という感じにはならざるを得ない。
こうなってきたときに、先ほど大久保委員がお話された医療的ケア児支援法が医療的ケア者も含めた法律になったところに合わせて、クラスの中での教育だけではなく行事を含めて、親御さんがいつも付いていかなければいけないような状況が解消できるようにと、踏み込んだところまで法律改正がされた。そういうことを考えると、個別・具体的に体制は組んであるのだけれども、個別のお子さんや親御さんがお困りになっている状況というのがもしかしたらあるかもしれないというのが現状かと思っている。
ただ、大事なのは今回こうやって計画に切れ目のない支援ということを書いているので、そのことを柏市の中で個別の状況が発生したときにどうやって対応しようかということを皆で考えられる素地があるのは、大きな強みだと思う。
例えば特別支援学校なら理学療法士や、自立活動を行っている先生がいるので、医療的ケアのお子さんでもシーティング(事務局注:医療的ケアを必要とする人が車椅子や椅子に快適に座ることができるようにケアすること)の問題、体勢を変えることや、介助あるいは体勢の保持というところも含めて、特別支援学校だったらかなり丁寧に支援しているところを、一般小中学校ではそこまではなかなか難しいというところもあるかと思う。柏市のネットワークならその部分はいろいろと知恵があったり、個別に対応できる部分も相当おありになるかと思っているので、この先、個別に行いたいというときに、ここに書いてあるから一緒にやりましょうということができるプランだと素晴らしいと思う。
2点目は、今まで議論になかった部分で恐縮だが、柱3の部分。各論要旨の9ページ、柱3施策2の取組1、取組2とも、「社会参加(当事者)」と分類されている。プランの方向性そのものに何か意見があるというわけではない。障害のある方が楽しみのために参加できる機会の充実や、障害者団体への支援を通して障害者や家族同士が交流できる場所の確保と、とても大事なことが書かれていると思うが、今の状況を皆さんと共有したい。
20年、30年前は障害のある方が完全に孤立していて、親御さんも社会との接点があまりない状況がかなりあったのではないかと思うが、今の障害のある方は一般就労も含めてかなり社会参加をされていたり、日中どこかに通ったりということが普通に行われるような時代になってきている。親御さんも、社会参加をして普通に働くことができるような状況もかなり出てきているかと思っている。社会とのつながりそのものは、一人ひとりが接点を持てるようにはなってきていると思うが、だからこそ障害のある人たちがその集団の中で孤立をしてしまったり、家族が孤立をしてしまったり、例えば障害のある家族がいるが、自分の周りや働く職場の中ではそういう人がほとんどいなくてなかなか理解がしてもらえないという形で、インクルージョンが進んできたからこその孤立や孤独、それから仲間が欲しいという部分が出てきているかと思う。そういう意味で、経験や思いを共有したり、支え合ったり、そういった機能というのがより一層大事になってくるように思っている。
柱3施策2社会参加の取組2では、障害当事者団体の支援を通して交流できる場を確保し、機会の提供も図るが、その背景にはインクルージョンになってきたからこそ経験や思いを共有する場所というのが持ちづらくなってきているところが、お互いに理解できると嬉しいと思いながら発言をしている。
(事務局:児童生徒課)
大村委員からあった医療的ケアに限らないが、小中学校における特別支援学校の専門的な知識や支援に関しては、(特別支援学校が持つ)センター的機能を活用しながら地域支援という形で、各特別支援学校のコーディネーター等の力を借りながら具体的な支援、方法等を相談していく取組を各学校に活用していただくように進めている。医療的ケア児等も含まれるが、通級による指導の利用も含めて現在進めているところである。ただ、各校にまだ課題等を抱えているこどもはいるので、こぼれのないよう各校からの情報を密に取りながら進めていきたいと考えている。
(事務局:障害福祉課)
2点目について、障害福祉課から回答させていただく。
取組2の方から回答させていただくと、お話いただいたとおりの状況があるという実感がありながらお話を伺った。柏市の活動として、この会議の会場になっている障害者活動センターで活動されている団体を集めてのミーティングを3年ぐらい前から2か月に1回実施しており、そこで主に理解啓発やイベントをどのように実施していくかとかといった共有をずっと行ってきた。最近、その団体から自分たちが抱えている思いや団体の活動について共有する場にもしてほしいというご意見を頂き、今年度から会議体の見直しを図っている最中である。
お話いただいたようなインクルージョンゆえの孤立について、最初は団体間という形になってしまうかと思うが、思いや経験を共有する場という視点も持ちながら、当事者団体への支援を進めていきたいと思っている。
(事務局:障害福祉課)
柱3施策2取組1についてお答えする。
大村委員からお話のあった孤独や孤立というのは、非常に重要な視点と考えている。柏市では、令和3年度からラコルタ柏1階で「あ・えーるテラス」という事業を実施し、なかなか社会とつながる機会が持てない障害のある方が中心となって活動をしてきた。活動していく中でそのような当事者同士の思いを共有する機会であったり、何らかの形で、例えばアートで発表したりということに取り組んできた。
先ほど事務局から柱3の説明で話があったと思うが、障害のある方だけではなく、地域の中で孤立している方も集まれるような形で、柏市社会福祉協議会が1階の「あ・えーるテラス」と2階の多目的スペース(多世代交流スペース)の団体等との活動等を連携できるように、現在取組を進めている。月1回、そこで集まっている皆さんで話し合いをしながら、いい運営ができているかと思っている。孤独・孤立にさせないような取組も、柱3施策2の取組では非常に重要な部分だと考えている。
(松見委員)
同じところで気になったことがあったのでお話したい。どこかに掲載されているのであれば申し訳ないが、「楽しみのために参加できる場所や機会の確保」という記載があったが、その中で障害のある方の生涯学習の視点が含まれていないことが気になった。「楽しみの場」プラス「学びの場」という言い方をしてもよいのではないか。既にそういった活動をされているのではないかと思うが、もし活動をされているのであればなおさら、そういう発信の仕方もよいかと思う。
私が少し前に放送大学の研究協力をしたときに、障害の方向けのコンテンツも用意しているということもお聞きして、今は生涯学習という形での単に集まるというだけではなく、そういった学びの場があるということも重要になってくるかと思っている。
(事務局:障害福祉課)
各論素案の46ページに、ご発言いただいた柱3施策2取組1「社会とつながる機会の充実」のための主な実施事業一覧が記載されている。生涯学習の視点では、7番「障害者が各種講座等に安心して参加できる環境づくり」に記載がある。ラコルタ柏は3階から5階が中央公民館になっているが、そちらで実施する市民講座等に障害者が参加しやすくするような配慮を進めようと思っている。
ただ、障害者に特化する形での生涯学習の講座については、プランに書き込めるほど具体化していないのが現状かと思うので、そういったところの視点も含めながら、6年かけることになるが、社会とつながる機会の中に生涯学習の視点が入るような検討もしていきたいと思っている
その他
事務局より、令和8年8月13日の千葉豪雨による市内障害者支援事業所の被害状況について報告を行った。
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