更新日令和5(2023)年7月5日

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令和5年度第1回柏市障害者差別解消支援地域協議会会議録

1 開催日時

令和5年6月9日(金曜日)午後2時から午後4時00分まで

2 開催方法

web会議 および ラコルタ柏1階(障害者活動センター)

3 出席者

竹之内委員、上野委員、市岡委員、萩原委員、村岡委員、中野委員、廣藤委員、長谷川委員、小倉委員、名川委員、岡野委員、本間委員、鶴谷委員、飯塚委員、山口委員、土川委員(村本委員の代理出席)(16名)

4 議題

(1) 会長・副会長の選出について

(2) 令和4年度事業報告

(3) 令和5年度事業計画

(4) 令和4年度第3回障害者権利擁護研修会の報告について

(5) 障害者差別解消に向けた取り組みについて

(6) 次期ノーマライゼーションかしわプランについて

5 資料

  1. 令和5年度柏市障害者差別解消支援地域協議会委員名簿
  2. 令和4年度事業報告
  3. 令和5年度事業計画
  4. 令和4年度第3回障害者権利擁護研修報告書
  5. 差別解消法法改正リーフレット
  6. 次期ノーマライゼーションかしわプランの方向性等について

6 議事

(1) 会長・副会長の選出について

会長に竹之内委員、副会長に上野委員を選出した。

 

(2) 令和4年度事業報告

 事務局(障害福祉課)より、資料に沿って説明した。

(竹之内委員)

 ありがとうございます。ただ今の説明につきまして、委員の皆様からご意見・ご質問等はありますか?

(長谷川委員)

 成年後見制度を利用された方は、虐待を理由として利用しているのか等を教えていただきたい。また成年後見制度を利用されてからモニタリング等実施しているかはわからないが、モニタリングを実施しないといけない困難ケースをモニタリングした結果、制度利用が進んでいると市が評価したかの感想等があれば教えてほしい。

(事務局)

 令和4年度の市長申立て件数6件中に虐待ケースはなかった。また市長申立てにより後見人が就いた後のモニタリングを経ての課題等については、今後の課題と認識している。

(竹之内委員)

 その他にご意見等はありますか?

(名川委員)

 素朴なところで、8ページの虐待の部分でモニタリング等行っているようだが、その結果については存じ上げないので、順当に対応されているのか。またアンガーマネジメントについては、どこでどなたがどのように実施しているのか。そして10ページの成年後見制度利用支援事業について、令和3年度から令和4年度に比べて、市長申立て件数が落ちているが、報酬費助成は増加しているのは何故なのかについても教えていただきたい。

(事務局)

 まず虐待ケースのモニタリングについての状況だが、事業所等に関しては虐待、又は不適切な支援が認められた場合は、事業所に対して業務改善計画書の提出を依頼している。その後約3か月間の間に業務改善報告書を提出していただき、その報告書をいただいた際に事業所に赴き、実際にモニタリングを実施している。計画書提出から3ヶ月間の間に計画通りに業務内の改善や虐待防止対策について研修等講じているのかについて書類等で確認している。その結果、計画通りに実施されているということで確認できれば、再度3か月後に再度事業所に訪問させていただき、計画通り継続されているのかを確認している。また事業所によっては、こちらから事業改善計画書の中に、従業員に対してアンケートを実施するように織り込んで依頼をする場合もある。そしてそのアンケートの結果を6ヶ月間継続して見させていただき、職員の方達が改善計画を受けてどのように意識が変わっているのか等も確認させてもらっている。

 養護者からの虐待案件については、養護者の方と毎月面談させていただき、実際その後の養護者の負担感も含めて、状況確認を行っている。

 アンガーマネジメントについては、誰か専門家を招いて実施するのではなく、配属されている我々精神保健福祉士と公認心理師も含めて、全員がアンガーマネジメント研修を受けている訳ではないが、実際に面接を行いながら、感情のコントロール部分を0~10のスケールを用いて、どのような場面で感情の変化があったのかの振り返りを面談で行っている。

 最後に、成年後見の市長申立ての件数と報酬費助成の増加だが、市長申立ても毎年件数にばらつきがある。その為、昨年度が令和3年度に比べて減った要因については掴めていない。また報酬費助成については段々と増えてきている印象があり、今年度も増加するものと予測している。

(竹之内委員)

 ありがとうございます。続きまして、次の議題に移ります。

(3)令和5年度事業計画

 事務局(障害福祉課)より、資料に沿って説明した。

(竹之内委員)

ありがとうございます。今の説明に対して、委員の皆様からご意見、ご質問等ありますか?

(長谷川委員)

 東葛市町村障害者虐待担当者連携会議に野田市が入っていないが、野田市は東葛から外れてしまったのか?

(事務局)

 昨年度も市岡委員からご指摘をいただいているので、野田市にもお声がけし、開催できるよう努める。

(竹之内委員)

 その他ご意見等ありますか?

 廣藤委員に差別解消で千葉県と合同でティッシュとチラシの配布をされているが、その事業に関して廣藤委員の方から何か情報等はありますか?

(廣藤委員)

 毎年1~2回だが東葛地域で障害者差別解消に向けての啓発活動で、ティッシュやチラシを配っているが、今回前年度の本会議で障害者差別解消法に向けて啓発活動をもう少し力を入れた方がいいのではと意見をいただいた為、県の会議で報告をしたところ、そういったやる気のある自治体であれば、ぜひ柏市でやりましょうということで今回実現することになった。また今回中野委員からも協力をいただいて当事者の方も参加することと、チーバ君も参加することになり、市岡委員が県庁に取りに行っていただけることになっている。今までの県の地域開催と比べても一番活発なものになると思うので、皆様もぜひご都合つく様であれば、ご参加いただければと思う。

(竹之内委員)

 ありがとうございます。柏市の活動が活発だと話もあるので、皆様お時間がありましたら、ご協力のほどお願いします。

 では、次の議題に移ります。

(4)令和4年度第3回障害者権利擁護研修会の報告について

(竹之内委員)

 ありがとうございます。ただ今の説明について、委員の皆様からご意見、ご質問等、または当日参加された方のご感想等何かご意見等ある方はいますか?

(長谷川委員)

 NHKが切り込んでいったもので、確か最初のケースではないはずで、昔にもこういったテレビ番組があった気がする。若いディレクターさんにとっては初めてのことだろうが、切り込みとしては浅かったと感じる。ただ一般の人が安心して見れるような内容になっていたと思う。衝撃的な画像や発言等はなかったので一般的な問題提起をしていくようなものだった。あとはもう少し当事者の中に踏み込んでいかないと物足りないと感じる方もいたと思う。

(上野委員)

 私自身はこちらに参加できなかったのだが、参加した他のスタッフからの話を聞くと色々なことを考えさせられたと参加してよかったという声があった。少し質問で、問1のあなたの職場について教えてくださいの部分で、精神科が0%というところに関しては、逆に精神科の内容のものになっている割には病院からが一切0というのは、これは何か理由があるのか教えていただきたい。

(事務局)

 特に理由はない。柏市内の精神科病院、また精神障害にも対応した地域包括ケアシステム構築推進事業の委員メンバーのクリニックに周知はしたが参加はなかったというところ。

(上野委員)

 せっかくこういう話だったので、聞いてもらえたらよかったと感じた。

(事務局)

 実施する時に本当にこのテーマで大丈夫か悩んだところもある。

(市岡委員)

この講師を呼んだのは私なのだが、やはり企画する段階で本当に良いかという迷いはあった。またもっと切り込んでほしいということに関しては、直接ディレクターさんやこの方を紹介してくださった方等の関係者の方の話を聞くと、やはりあれが放送できる限度なのだと、NHKだからこそここまでできたとも感じる。

(鶴谷委員)

この第3回権利擁護研修会の参加者が113名ということでご報告いただいたが、資料2の虐待通報届出件数というのが令和4年度が71件で、令和3年度から倍増していて、虐待が認知されたというのが挙げられていたと思う。そこで権利擁護研修においては、令和3年度と比較して、令和4年度は参加人数は多いのか少ないのかを教えていただきたい。またコロナ禍でもあった為、生活の変化等も考えられるが、研修の参加人数について伺いたい。

(事務局)

 研修会の参加者の推移については、年々増加傾向にある。一つの要因としては令和3年度4月からの報酬改訂において、事業所に対して虐待防止委員会及び虐待防止責任者の設置義務、また虐待防止研修の実施義務というのが義務化された。事業所内で実施するのが大前提だが、市役所や基幹相談支援センターが実施する研修に参加することでも1回としてカウントされることもあり、参加人数が増加しているものと見ている。

(竹之内委員)

 ありがとうございます。他に意見等はありますか?ZOOM参加の委員は大丈夫ですか?無いようなので、次の議題に移りたいと思います。

(5)障害者差別解消に向けた取り組みについて

 事務局(障害福祉課)より、資料に沿って説明した。

(竹之内委員)

 ありがとうございました。ただ今のご説明について委員の皆様からご意見、ご質問等はありますか?

(名川委員)

 この点については、柏市内の事業所の方々も色々とされているところだと思うので、これが施行されてどうと言うことではないが、例えば商工会の皆さんも何らかの形で取組みはされていたのではないかと思う。今回の施行にあたって、何らかのアクションを取っているのか、また市の方からの働きかけとしては何か行ったのか教えてほしい。それから利用者の方についても、今更だがこれからは事業所に対する対応についても申立てが行えることの周知は、何らかの形でわかる必要がある。ホームページ上で出していただくという事だと思うが、情報が不明確だと“あ、そうなんだ”で終わってしまう恐れもあるので、そこの点の確認をしたい。

(事務局)

 まず1点目についてだが、柏商工会議所の方へはこちらから確認している。既に国から各商工会議の方に義務化されることに関して通知されているということで、各会員の事業所に対しては周知するという話をいただいている。今後商工会議所と市で何か協力して、こちらの義務化について何かできることがあれば検討していきたいとお話をさせていただいている。

 2点目のホームページについては、ホームページに載せているだけの状態の為、見る人によってはそういったことになったんだと名川委員のおっしゃる通りなところもあると思うが、何かいいアイデア等あれば、皆様からご意見伺いたいと思っているので宜しくお願いしたい。

(竹之内委員)

 ありがとうございます。続いて、長谷川委員お願いします。

(長谷川委員)

 名川委員の発言に関連して、私も柏商工会議所の役員なのだが、商工会議所の会員数が大体4、000事業所が入っている。1人で経営されている方から何百人も雇用している会社までそれぞれ会員さんの事業体としては1つというカウントで、実際に雇用されている数だと何千人もいるいうことだが、事業所としては4、000事業所で組織率は約30%くらい。柏市内の事業所を3倍くらいあると、一応それくらいの事業所があると思っていただいていい。実際もっとあると言われている。私が役員として実際3年前に、この改正の危惧が高まった時に私の部会で、この障害者に対するアプローチをもっとしていきましょうとセミナーを行って、関係者の方から集まっていただいて当事者の方(身体障害者の方)も来ていただいて、ウィンウィンの関係でのビジネスモデルを考えようというテーマで障害者のための商売をやってくださいという形で盛り上げていこうと思ったのだが、反応としてはあまり良くなかったというのが正直なところ。その1つとして、商工会議所の経営指導者、指導員の中でよくわかっていないというのがある。その為、説明ができず、質問されてもよくわからないというのが実態で、実際の合理的配慮の具体的な状況としては突っ込まれてもあまりよくわからないといったところ。私の提案としては、各部門が14個あるので、各部で障害者への合理的な配慮に対する取組みをそれぞれ提案してほしいという具合に少し踏み込んで、各部での取組みをレポート等にして出してもらうという形で意識付けしていただけると有難いと思う。私も内側から発言していくので、内外から働きかけていければと思う。

(竹之内委員)

 今の意見で事務局から何かありますか?

(事務局)

 非常にありがたいご意見いただきありがとうございます。またこの協議会でもこの件に関して何ができるのかご意見いただき、協力できるところは協力していただきながら具体的にどういったことが合理的な配慮なのかを周知していければと考えています。

(岡野委員)

 障害者の精神科通院の医療費助成、いわゆる自立支援医療だが、1年ごとに更新されるのだが、更新の案内が届かないため、忘れてしまうと診断書を取るしかないとの事だが、そういった面で合理的配慮というか、窓口は市区町村になっているが国の事業に通ずるところなので、柏市がどうという話ではないが更新の案内がなぜされないのか教えていただきたい。

(事務局)

 ありがとうございます。以前にも他の委員から同じご質問をいただいたと記憶している。柏市においては、今現在柏市から自立支援医療の期限が切れますというご案内をしている状況ではない。今後そういったご案内ができるかどうかは、こういったご意見があったことを担当に伝えさせていただくので、また検討していただけるようにお願いしていく。

(竹之内委員)

 ありがとうございます。担当の方へはくれぐれも宜しくお願いしたい。では、次の議題に移りたいと思います。

(6)次期ノーマライゼーションかしわプランについて

 事務局(障害福祉課)より、資料に沿って説明した。

(竹之内委員)

 ありがとうございます。今の説明に対して、委員の皆様から何かご意見、ご質問等ありますか?

(村岡委員)

 一つ人権擁護の観点からも障害者の権利を守る為に成年後見制度利用促進を進めていただく必要がある。課題の中で報酬費助成制度の見直しについて、柏市も昨年度改訂され、今年度から制度が少し変わり拡充はされているようだが、近隣の他市との比較の中で、少し利用しにくい部分があるのではと思っている。一つは障害者の方は資力が乏しい方が多いかと思うが、柏市においての資力が乏しい方の報酬費助成制度は、市長申立ての方に限る限定の運用がなされている。近隣の松戸市や流山市ではそういった限定はないので、そういった報酬費助成制度についても柏市近隣の松戸市や流山市と運用の在り方を合わせるべきでは思うが、そのあたりの見直しについては今後予定があれば教えてほしい。

(竹之内委員)

 ありがとうございます。事務局の方から何かありますか?

(事務局)

 ありがとうございます。この度今ご指摘があったとおり、柏市成年後見人等報酬費助成制度の見直しを昨年度行った。この報酬費助成制度は、高齢者及び障害者を一つの報酬費制度の規則に則って助成をしている。今回の対象要件の拡大の部分については、まず一つが柏市の介護保険の被保険者の方で介護保険法に基づく居住地特例で施設に入所した方を対象拡大とした。また障害者及び高齢者の入院要件においては、柏市が最終居住地である方も対象要件に入れたというところである。今ご指摘があった市長申立てによる対象要件は、今回撤廃されなかったが、今回拡充した対象要件で経過を見ながら、その状況を検討した上で、市長申立てを撤廃するかどうかを今後検討していく方向で考えていく。

(竹之内委員)

 ありがとうございます。その他はよろしいか?

 市岡委員お願いします。

(市岡委員)

 成年後見制度利用促進ということで、国からの基本計画等の通知があるが、今柏市で障害のある方が成年後見人がついている方の全数を掴めていない。要するに市長申立てや社会福祉協議会が関わったケース以外の件数も含めての利用促進を考えた時に、その全数を掴む方法というのも何か必要なのでは思うが、いかがか?

(事務局)

 それはよく話に出ている。家庭裁判所の方がなかなかその件数を出してくれないのもあり、全数を把握できていないところである。高齢者及び障害者の報酬費助成件数と市長申立て件数、また社会福祉協議会で持っている件数のみでしか件数を把握できない状況である。

(市岡委員)

 つまりかなりの数を掴めていないということになる。おそらくその把握されている数の方が少ないと思う。事業の方にやってもらったり、自分でやったり等そういった数の方が多いと思うし、その全数を把握することも含めて利用促進だと考える。何か方法があれば、皆様で知恵を出して掴めればと思う。

(本間委員)

 後見人制度がとても大切なことだと理解しているが、そもそも単純な質問になってしまうが、その後見人の方が安心できる方なのかという部分であったり、我々が実際に現場で交わる機会が増えてきている。その中のやり取りの中で現場の職員からも少し不安めいた意見も多々出ている中で、そのあたりの体制はどうなのか伺いたい。

(長谷川委員)

 後見人業務をしている者の一人として、だいぶ申し訳ないと思う。確かに我々も研修を毎年受けていかないと後見人が出来ないようになっているが、弁護士や司法書士の方それぞれが後見人となる要件が違うが、いずれにしても研修を受けないといけないような状況にした上でやっている。やはり現場の空気が読めない、そもそもの知識不足や勘違いしているケースがあるというのは良く耳にしている。そういった場合は監督機関が裁判所であると同時に、実は監督機関はそれぞれの会に弁護士であれば弁護士会、司法書士であればリーガルサポートが監督機関になっている為、そういったクレームがあった場合は、すぐに言っていただき、疑問点を話していただくのが良いと思う。時間を置くと、双方ですれ違いが起きてこじれてしまい、お互いに不幸になることもあるので、後見人からちゃんとした説明がされないであったり、対応等に疑問を感じたら監督機関に問い合わせていただけると良いと思う。

(萩原委員)

 今いただいたご指摘は耳が痛い部分である。この会議でしていいテーマなのかわからないが、後見人と言っても専門職後見人と家族・親族後見人というのは分かれてて、おそらく今ご指摘いただいたのは専門職の弁護士・司法書士など法人がついている専門職部分の後見人のことかと思う。その前提で各団体では後見人の質については問題になっていて、先程長谷川委員もおっしゃっていた通り、毎年研修を行っている。ただ弁護士会は少し特殊で、弁護士会が個々の弁護士を管理しているわけではないが、弁護士会は会としても後見人について“こういう風にしましょう”みたいなところをやっている。結局のところの後見人の質は、現場の人とのコミュニケーションをどれだけ取れるかに帰結するかと個人的には思う。そのあたりの意思疎通がしっかりとできているかによって本人へのアプローチの仕方や本人への支援の質も変わってくると思う。弁護士は少し独りよがりなところもあり、自分だけでやってしまう方もあるので、そうではなくて、この分野では周りの方とコミュニケーションを取って、連携してやっていきましょうと各団体で話している。今も含めて安心できる制度設計、中核機関での話になるかもしれないがしていければと思う。

(竹之内委員)

 ありがとうございます。いきなり弁護士、司法書士の方へ言うのが引けてしまうようであれば、いつでも社会福祉協議会の方へざっくばらんにご相談して頂ければと思う。

 他にご意見等あるか?では、第2部に移りたいと思います。

(事務局)

 1点だけ、先程お話したノーマライゼーションかしわプランの権利擁護の部分の方向性についてご意見等なければ、この方向性で進めていくがよろしいか?何かご意見があれば、そのご意見が必ずしも反映されるかというとそうではないかもしれないが、ご意見等はいただいておいた方がこちらも計画を作成する側としては、皆様のご意見に反映したものにしていきたいが、いかがか?

自立支援協議会にご参加いただいている方は、そちらでご発言いただいても構わない。そうでない委員の方で、何かご意見あればお願いしたい。

(竹之内委員)

 では、中野委員はいかがか?

(中野委員)

 当事者の親からすると、権利擁護体制というのはいつも成年後見制度と虐待防止と差別解消が挙げられて、それに対してどう行動していくかの話が進められていくが、権利擁護とはそれだけなのかという思いが正直なところある。ただ具体的に政策として挙げるとすれば、この3つの中に要約されて含まれていくのだろうと飲み込んでいる。やはり成年後見制度に関しては、当事者の親からすると自分の子を人に任すというのは抵抗がある。中核機関の方でそこは色々と検討してくださっているところだが、成年後見制度利用目的の一つである、当事者が利益を受ける後見制度ということが、福祉の全般に関しては、本人がいかにして安定して、社会の中でできるだけ自立して生活していけるかというのが目的としてあると思うので、基本的な本人を中心とした支援へ考えを戻していかなければならないのかなと感じた。文章には挙げにくい部分になると思うが、成年後見人に関しては、本人の利益になる為のものとどこかで挙げていただければと思った。

(竹之内委員)

 ありがとうございます。その他、本日ご発言されていない委員の方で何かご質問等はありますか?

 飯塚委員はこの件で何かご意見やご感想等はありますか?

(飯塚委員)

 ありがとうございます。ノーマライゼーションかしわプランで、成年後見・虐待防止・差別解消をそれぞれ分担してやれれば良いと思う。今の会議の中では成年後見の部分の話が出ていたが、地域の事業所を使われている方と在宅施設を使われている方、そして在宅の方で各課題があるが、こういった会議の中で、先程の説明の中の数値の話で、全数を確認できるところ出来ないところや評価できる出来ないところを含めて、少しずつ浸透できるようにやっていければいいと感じた。虐待防止と差別解消で今日ご報告いただいたところの中で、事業計画と事業報告の部分があったが、研修や差別解消の取組みを広げていき、柏市内の連絡協議会の中で近隣の市区町村の行政立場での役割の研修もあると思うが、それぞれの市区町村の現状も報告等していってもらえるといいと思う。

(竹之内委員)

 ありがとうございました。

7 傍聴人

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