隊長(救急隊)西部消防署富勢分署(男性職員)

柏市消防局職員を目指している皆さんへ

私は平成15年4月に柏市消防局へ入庁し、消防職員として17年間(消火隊として2年間、救助隊として11年間、救急隊として4年間)勤めてきました。

私は消防職員として採用されてすぐに千葉県消防学校に入校し、県内各市で採用された消防士達と月曜日から金曜日まで6ヶ月間の寮生活をしながら、消防の基礎の基礎を学びました。また、6ヶ月間の消防学校では未だに相談し合える仲間ができました。

消防職員を目指す皆さんは消防職員ってどんな仕事(業務)をするかイメージできていますか？防火服を着て空気ボンベを背負って火災を消火する消火隊員。オレンジ色の救助服に身を包み災害現場から要救助者を救出する救助隊員。急病人に応急・救命処置を行い病院に搬送する救急隊員。

私が経験した消火隊、救助隊、救急隊の他にも消防には119番通報に対応する指令課員や火災を未然に防ぐため防火対象物に査察を行う予防課員など様々な仕事があります。また、活動報告書の作成など事務作業も沢山あります。全ての業務に共通していることは国民の生命・身体・財産を守るために行っています。

私はデスクワークより火災現場や災害現場で体を使って仕事がしたいと考え消防職員を目指しました。しかし、採用試験受験時は消防職員として、何がしたいか具体的な目標はありませんでした。

今、消防職員を目指している皆さんが具体的な仕事をイメージできず採用試験を受験しようか迷っているのなら、柏市民の安全安心を守りたいという思いがあれば、是非採用試験を受験してほしいと思います。なぜなら、私も消火隊、救助隊、救急隊の活動をとおして柏市民のために働き、充実感を日々感じているからです。この充実感は柏市消防職員にならなければ感じることができません。柏市民の安全安心を守るために高い志を持った皆さんと共に働けることを楽しみにしています。