隊員(消火隊)東部消防署(男性職員)

私は平成29年4月に拝命し、今年で4年目となりました。

私が消防士になると決めたのは、大学で東日本大震災に関する講義を受講した際に、震災時のような過酷な現場で人の命を助ける仕事がしたい、誰かの大切な人や物を守りたいと思ったのがきっかけでした。

柏市消防局では、入庁後に数カ月かけて基本的な研修を実施した後、市内の各消防署に配属され消火隊になるか、入庁後すぐ千葉県消防学校に半年間入校した後に消火隊になります。

消火隊の業務内容は火災での消火活動だけではなく、救急出場時の胸骨圧迫や自然災害への対応、火災予防業務など多岐にわたります。

その業務の中で様々な経験をして、自分が人命救助を専門とする救助隊になるのか、救急業務を専門とする救急隊になるのか、予防業務や職員のサポート、資機材の管理等を専門とする消防局の職員になるのか模索することができます。

私は救助隊を目指しながら消火隊をしていますが、消火隊だからこそ、この三年間で様々な災害や救急に出ることができ、災害の恐さと命の尊さ、そしてこの仕事の責任の重さを実感しました。

その経験が今の私の原動力になっています。

これから消防士になろうと考えている皆様、体力と精神的に厳しい仕事で覚える事も多く、様々な過酷な現場に行かなくてはなりません。ですが、とてもやりがいのある仕事です。

私はこの仕事に就けていることを誇りに思います。

人のために働きたいと思う方は是非私達と共に柏市の安全と安心を守って行きましょう。