東部消防署 救助隊員（男性職員その1）

私は幼い頃から、人のために危険な現場で活動する消防職員に憧れを持って早く消防職員になりたいと思っていました。高校卒業後、平成29年4月に柏市消防局に入庁し、3年間の消火隊員の経験を経て、現在は特別救助隊員として勤務しています。

救助隊は、人命救助の最前線で活動する部隊で、いわば災害現場での最後の砦だと私は思います。そのため日々、火災や事故、自然災害など様々な災害現場で活動するため知識や技術、そして長時間活動できる強靭な体力も必要なため厳しい訓練を行っています。

私は、救助隊員としての現場経験はまだ少ないですが、消火隊で勤務してた時、救急隊と連携し心肺停止の方へ胸骨圧迫を行い、一命を取り留めた時はとても嬉しかったです。また、その御家族の方から「ありがとうございました」の一言を頂けたときに、「人の命を助けた」という実感が湧き、この仕事に対するやりがいを強く感じました。

今まで悲惨な現場もたくさん遭遇してきましたが、それ以上に救える命を救えた時に感謝されることは私にとってやりがいや誇りとなっています。今はまだ救助隊員としての知識や技術、体力も未熟ではありますが訓練や勉強を重ね、早く諸先輩方の様な一人前の救助隊員になりたいです。そして、人命救助の最前線で活躍し、多くの尊い命を救いたいと思います。

近年、火災や事故、自然災害などで尊い命が失われる災害がたびたび発生し、市民からは消防に高い期待が寄せられています。私たちの仕事は危険な場面や悲惨な現場に遭遇することも多々ありますが、市民と直接触れ合い、命を救うことができるやりがいや誇りを持てる仕事です。柏市民の安心・安全を守るために一緒に働きませんか。人の命を助けたいという熱い気持ちを持った人を柏市消防局では待っています。