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更新日令和5(2023)年7月31日
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西部消防署 消火隊員(男性職員その3)
私は、大学を卒業後、機械メーカーに就職していましたが、幼い頃からの「消防士になりたい」という夢を諦めきれず、23歳で消防士を目指し、平成28年4月、柏市消防局に入庁しました。
現在は入庁5年目になり、西部消防署の消火隊に配属されています。消火隊は、火災現場での消火活動や人命救助が主な仕事ですが、それ以外にも、救急や救助現場での補助、火災原因の調査など多くの仕事に携わります。また、災害を未然に防ぐという観点から、建物などへの立入検査や、市民・市内で働く方を対象とした消火・通報訓練などの防火指導も行います。
連日、新聞やニュースで火災が報じられていますが、柏市では、毎日火災が起こるわけではありません。実際に、私が初めて火災現場に出場したのは入庁2年目の夏でした。現場に向かう途中、消防車の中から現場方向に黒い煙が見え、無線では「119番通報多数入電中」との情報。現場に着くと家2軒分ほどの大きな倉庫が炎に包まれていました。生まれてはじめて経験した「火災」に強い恐怖を感じたこと、その時「俺の後ろについてこい」と言って私を引っ張ってくれた先輩に心強さを感じたことを、今でも覚えています。市民から見れば、先輩も当時の私も同じ1人の消防士です。その先輩のようになるため、後輩の見本となるため、日々訓練と勉強に励んでいます。
消防の仕事は楽ではありません。常に危険と隣り合わせで、人が逃げるところに向かい、命や財産を守ります。だからこそ、とてもやりがいのある仕事であり、市民の方から「ありがとう」と言って頂いたときは何よりも嬉しく、消防士になってよかったと思う瞬間でもあります。
もしかしたら、夢を追いかけることについて不安があるかもしれません。私も採用試験に向かって勉強、体力錬成に励む中、何度も不安や焦りに襲われましたが、「絶対に消防士になる!」という強い想いで、自分自身に打ち勝った結果、夢である消防士になることができました。是非、私達とこの柏市を守っていきましょう。
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