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更新日令和8(2026)年6月3日

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直近の施政方針・市政報告【市議会令和8年第2回定例会 市政報告】

令和8年6月3日(水曜日)に開会した「市議会令和8年第2回定例会」において、次のとおり市政の主要な事項等について報告いたしました。

市議会令和8年第2回定例会市政報告

 令和8年第2回定例会の開会にあたり、市政運営における主要な事項について、その概要を申し上げ、市民並びに議員の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

 

 はじめに、本定例会に提出しております補正予算の主要な事項についてご報告いたします。

 まず、一般会計におきましては、柏の葉小学校校庭用地の購入に係る経費を計上しております。

 柏の葉小学校区では、今後もマンション建設や住宅開発による人口増加の影響により、児童数の増加が見込まれております。このことから、必要な教室数を確保するため、現在の校庭の一部を活用して校舎を増築する予定となっております。

 これに伴い、校庭が狭くなる等の影響が生じることから、児童が安全かつ安心して過ごせる教育環境を確保するため、土地区画整理事業者である千葉県から用地を購入するものでございます。

 

 また、本年4月から本館の内装改修を進めている老人福祉センター柏寿荘の浄化槽設置工事に係る経費のほか、部活動の地域展開に係る事業において、従来の困窮世帯への支援に加え、休日における地域クラブ活動の運営や大会の開催、各種イベントの充実を図るための事業費など、緊急性及び優先度の高い経費を計上しました。

 

 さらに、物価高騰による影響を踏まえ、企業会計では、水道事業会計において、市民の経済的負担を軽減するため、千葉県水道料金減免支援事業特別交付金を活用し、水道料金のうち、1検針分である2か月分の基本料金を無償化いたします。これに伴い、県の交付金で賄えきれない分の財源として、一般会計から水道事業に対し、補助を行う経費を計上しました。

引き続き、社会経済情勢を見極めながら、必要な社会サービスを提供し、持続可能な行財政運営に努めてまいります。

 

 続いて、本定例会に提出しております主な議案についてです。

 はじめに、防災体制の強化についてです。

 大規模地震や台風等、災害時の停電に備え、新たに電源車を導入いたします。これにより、設置から40年以上が経過している本庁舎の非常用発電機のバックアップ体制を整えるとともに、災害対策本部への電力供給体制の強靭化と安定化を図ってまいります。

 これに伴い、本定例会に財産取得に関する議案を提出しております。

 

 また、令和7年第4回定例会にてご報告しました、大堀川防災レクリエーション公園の出入り口工事につきまして、本定例会に工事請負契約締結に係る議案を提出しております。

 本事業は、防災機能の抜本的な強化を目的に、国道16号に隣接する立地を活かし、広域的な救助活動の拠点である同公園への直接的なアクセスルートを新設するものでございます。

 これにより、広域応援部隊の円滑な受け入れ体制を構築するとともに、大規模震災により既設橋梁が通行不能となった場合でも、国道からの進入を確保し、災害対策拠点としての機能不全を防ぐことで、強靭な都市基盤の構築を推進してまいります。

 

 次に、田中中学校給食室棟増築工事についてです。

 田中中学校においては、つくばエクスプレス沿線地域である田中地区の人口増加に対応するため、校舎棟の増築工事を進めてまいりました。これまで、工事現場において不発弾や産業廃棄物が混入した土が発見されたことから、工期を延長して対応してまいりましたが、このたび工事が完了し、本年4月から供用を開始したところでございます。

 さらに、増加する給食提供数に対応するため、校舎棟に続き、給食室棟の増築を進めてまいります。なお、新しい給食室については、令和10年度からの供用開始を予定しており、その整備に向け、本定例会に工事請負契約の締結に係る議案を提出しております。

 引き続き、本市の小中学校に通う児童生徒に、安全・安心で美味しい給食を安定的に提供できるよう取り組んでまいります。

 

 続きまして、前定例会以降の市政運営における主要な事項について、ご報告いたします。

 はじめに、北柏駅北口土地区画整理事業についてです。

 本事業は、JR常磐線北柏駅北口の良好な市街地形成に向けて、道路や公園、駅前広場等の公共施設を計画的に整備し、都市基盤の充実と良好な市街地の形成を進めてきたところです。

 このたび、地権者及び民間事業者の皆様のご協力のもと、整備が完了した駅前商業街区に、複合商業施設「アクロスプラザ北柏」がオープンいたしました。日常の買い物や食事、子育て支援の拠点として、駅周辺の賑わい創出と利便性の向上に大きく寄与するものと考えております。

 また、施設内には、本を介して人と人とのつながりを育む私設図書館「まちライブラリー」が併設されております。

 まちライブラリーは、有志の皆様から寄贈された本を中心に蔵書を構成し、本に挟まれたメッセージカードを通じて、借り手と貸し手が感想を交わしながら緩やかにつながっていくという、まさに本を通じて人と出会うまちの図書館です。

 本施設には、文芸書・専門書・写真集・児童書など、約8千冊の蔵書が並び、靴を脱いでくつろげる児童書コーナーやテーブル席も設けられており、読書や学習の場としてはもとより、絵本の読み聞かせや地域の皆様が集うイベントの開催など、世代や目的を問わず多様な使い方ができる、開かれた空間となっております。

 施設の運営を支援する市といたしましても、この「まちライブラリー」が、駅前の新たな文化・交流の拠点として、また、地域の皆様の居場所として、広く親しまれる施設となることを期待しております。

 

 次に、柏市上下水道ビジョンについてです。

 上下水道局では、本年度から10年間を計画期間とする「柏市上下水道事業ビジョン」を策定しました。

 本ビジョンは、上下水道事業の中長期的な基本的方向性を示すとともに、上下水道を取り巻く環境の変化や多様な課題への対応方針を明らかにし、将来像を描くことを目的とするものです。

 これまで、水道事業と下水道事業でそれぞれ個別に策定していた計画を、令和4年度の組織統合を踏まえ、上下水道局として効率的な事業運営を推進するため、初めて一体的に策定しました。

 本ビジョンに掲げた理念「強靭な水インフラを未来の柏へ」の実現に向け、「強靭化」「持続」「水質・水循環」を基本方針として、管路・施設の更新や経営基盤の強化等、各種施策に積極的に取り組んでまいります。

 

 次に、地域防災計画の改定についてです。

 災害時に確実に対応できる体制づくりを進めるため、災害前・発生後の各フェーズに応じて、市民、柏市、防災関係機関の動きを見える化する全市タイムラインの策定や、膨大かつ多種多様な災害対応業務に対し、公助を担う市職員の動き方を示す職員アクションプランの策定を柱として、地域防災計画の改定業務に着手しました。

 これらの取組を着実に進め、防災機能の強化をはじめ、市職員だけでなく市民一人ひとりの防災意識や本市の防災対応力の向上を図ってまいります。

 

 最後に、指定ごみ袋の臨時措置についてです。

 現在、中東情勢の影響による不安から、市内一部店舗において、市の指定ごみ袋の品薄状態が発生しているため、5月26日から6月30日までの間、「可燃ごみ」及び「容器包装プラスチック類」について、指定ごみ袋以外でのごみ出しを可能としております。

 なお、製造業者からは、例年どおり製造できているとの報告を受けておりますので、市民の皆様には引き続き、指定ごみ袋の買いだめや過度な購入を控えていただきますようご理解とご協力をお願いいたします。

 

 以上、市政運営の主要な事項等についてその概要を申し上げましたが、今後も市政発展のため鋭意努力してまいる所存でありますので、議員各位の一層のご指導・ご鞭撻をお願い申し上げ、市政報告といたします。

関連ファイル

令和8年第2回定例会市政報告(PDF:213KB)