ここから本文です。
個人市・県民税:税額の計算例 ケース1
(注意)計算方法等については、令和3年度からの税制改正に準じています。
ケース1 Aさん45歳(給与収入)の場合
- 扶養親族:妻(45歳)、子(20歳)、子(14歳)
- 給与収入:7,000,000円
- 支払った社会保険料:700,000円
- 支払った生命保険料(新契約・一般):100,000円
- 支払った生命保険料(新契約・介護):100,000円
- 支払った地震保険料:10,000円
(補足)扶養親族に収入はなし。
所得の計算
給与所得7,000,000円×0.9-1,100,000円=5,200,000円【1】
所得から差し引く額の計算(所得控除)
- 社会保険料控除:700,000円
- 生命保険料控除:56,000円(内訳:新契約・一般分…28,000円、新契約・介護分…28,000円)
- 地震保険料:5,000円
- 配偶者控除:330,000円
- 扶養控除:450,000円(20歳・特定扶養控除)
- 基礎控除:430,000円
(参考)令和3年度から基礎控除が改正されました。 - 所得控除計:1,971,000円【2】
所得割額の計算
課税所得金額:5,200,000円【1】-1,971,000円【2】=3,229,000円【3】
税率…市民税:6パーセント、県民税:4パーセント(百円未満切捨)
- 市民税所得割:3,229,000円【3】×6パーセント=193,700円【4】
- 県民税所得割:3,229,000円【3】×4パーセント=129,100円【5】
調整控除の計算
【3】の金額が200万円を超える場合
次の1,2のうち多い金額の5パーセント(市民税3パーセント、県民税2パーセント)
- {人的控除の差の合計(下記「人的控除の差額」欄参照)-(【3】-200万円)}=28万円-(3,229,000円-200万円)=-949,000円
- 5万円
市民税調整控除額:5万円×3パーセント=1,500円【6】
県民税調整控除額:5万円×2パーセント=1,000円【7】
人的控除の差額
=所得税-住民税=差額…詳しくは個人市・県民税額の計算のページをご覧ください。
(算出過程)
- 配偶者控除:38万-33万=5万
- 特定扶養控除:63万-45万=18万
- 基礎控除:48万-43万=5万合計額:28万
年税額の計算
- 市民税額:3,500円(均等割)+193,700円【4】-1,500円【6】=195,700円
- 県民税額:1,500円(均等割)+129,100円【5】-1,000円【7】=129,600円
合計:325,300円
お問い合わせ先