更新日令和3(2021)年3月22日

ページID22727

ここから本文です。

令和3年度 柏市地域活動支援補助金選考委員会会議録

開催日時

令和3年2月9日(火曜日)午後1時40分から午後4時

開催場所

柏市まちづくり公社3階会議室

出席者

委員

大野委員長、山本委員、高村委員、村田委員

事務局

中村統括リーダー、老川副主幹、薮崎主任、青木主事補、江幡地域づくりコーディネーター、所地域づくりコーディネーター、井坂地域づくりコーディネーター、下藤地域づくりコーディネーター、小齋地域づくりコーディネーター、平田地域づくりコーディネーター

団体

加賀町会2名、松葉三丁目町会2名、末広町会1名、松野台自治会1名、北柏町会1名、新青田町会1名、千代田町会1名

各団体の発表

加賀町会

ア 概要説明

  • 事業の名称
    町会員交流促進事業
    団体が「令和3年度柏市地域活動支援補助金(+10)応募用紙」等に基づいて説明。

イ 質疑応答

(大野委員長)キャンプについて、どのような計画なのか概略を教えてください。町会が1千世帯ということですが、対象となるファミリー世帯数と、そのうちどのくらいの世帯数の参加を見込んでいるか教えてください。また、参加費、個人負担はどれくらいか予定があれば教えてください。

(団体)狙いは1人でも2人でも町会の若い人に参加していただきたいと考えています。その過程として、昨年の「ハロウィン行事」の時には商店会の人も参加者も道行く人も明るい笑顔があふれていました。町会活動を通して町を好きになり、町会に愛着を持つという狙いもあります。
まず初めに、皆が集まって食事を作ったりするデイキャンプを秋に実施したいです。昨年11月に「自分たちの町をもっと知ろう」という趣旨でハイキングを行いました。40名集まり、市の公園管理課の方に増尾城址公園の説明をしてもらい、自分たちのふるさとに史跡があることを見直しました。自分たちも一緒に歩き、親御さんたちと親しくたくさんの話が出来たことで、以前は10人ほどの親子会でしたが、その2つの活動を通じて参加人数は増えています。

(大野委員長)この活動の後、行事が単発で終わるのではなく、町会の活動にどのようにつなげていくかということについて、お考えがあればお聞かせください。

(団体)今説明したような形で、いくつもの活動を連動して一連でやっていこうと思っています。

(大野委員長)具体的な場所としては、増尾城址公園あたりですか?

(団体)秋のハイキングは増尾城址公園で行いました。他にも五本松公園とかいくつも候補地があります。具体的な場所はまだ決めていません。

(大野委員長)基本的には歩いていける範囲ですか?

(団体)その予定です。秋のハイキングでは実際に年中の子どもや88歳の方2人が参加されました。このような歩ける範囲で行う催しだと高齢者も安心して参加できるのかと思いました。

(大野委員長)ミニハイキングのようですね。

(団体)そうです。来年も町会行事として実施しようかと思います。

(山本委員)町会役員の高齢化で引き継ぐ人がいない中で、思いがけずイベントに集まった人がいると思います。その時、行事に参加するというだけでなく、お試し役員みたいなことがあるとよいと思います。ここをお手伝いいただけるとありがたい、というところをお手伝いいただくと、一緒に作り上げたという経験ができるのではないでしょうか。

(団体)ありがとうございます。実は今年初めていくつかプロジェクトを作り、イベント部会というのを立ち上げました。役員とは別の所でお手伝いいただけるか聞いたところ、主婦の方2人が準備から手伝ってくれました。イベント終了後、大変楽しかったというので来年の役員にお誘いしたところ、若い方でしたが承諾してくれました。こうした取組みは本当に人の距離を縮めるということを実感したので、引き続き意識を持ってやりたいと思います。

(村田委員)中原小のおやじの会や光ヶ丘地域のおやじの会はキャンプやバーべーキューが好きな方がたくさんいるので、うまくそういう方に情報提供ができるとよいと思います。好きだから手伝うという形になればよいですね。

(団体)中原も光ヶ丘も当町会周辺なので、情報ありがとうございます。

(山本委員)以前、おやじの会を中心に学校でキャンプをしたことがあります。学校は子どもたちにとって安心感があり、水道などもあるし、集まりやすいです。学校との相談になりますが、おやじの会とうまく結びつけるとやりやすくなると思います。

(団体)わかりました。ありがとうございます。

(大野委員長)発電機が主な経費ですが、この行事以外の使い道を考えていますか?

(団体)夏まつり準備、もちつきなど活用の範囲は広いと考えています。

(大野委員長)性能はどれ位のものですか?照明以外にも使えるのですか?

(団体)結構立派な容量があります。照明以外にも、熱源としてホットプレート、夏祭り、餅つき機など色々に使えます。

松葉町三丁目町会

ア 概要説明

  • 事業の名称
    スマホによる地域情報の伝達「スマホ回覧板」
    団体が「令和3年度柏市地域活動支援補助金(+10)応募用紙」等に基づいて説明。

イ 質疑応答

(山本委員)アンケートで344名中64名が「現行の回覧板は不要」ということですが、不要な方については、どのようなところが不要か、存知でしょうか?松葉町三丁目町会は高齢化率が高いですよね。若い世代と同時にちょっとスマホが苦手な世代にも普及させていくには、その辺りを知ることが大事なのかなと思います。また、3回のスマホの講習会というのがありますが、単純に講習会をやるだけですか?それとも講習会とイベント等をセットでやるのですか?

(団体)まず、第一点でございますが、現在の回覧板は「読みません」という方が64名いらっしゃいます。その理由は、言い方は悪いですが見てもあまり要らない情報であるということと、やはり新型コロナが一因となっています。3回のスマホ講座は4月以降にやります。プロジェクトチームについては、講習会のようなものは市の詳しい人に来てもらったことはあります。

(山本委員)その講習会は参加率は高かったんですか?

(団体)準備委員会ですから、現役世代6名、役員7名の13名が参加しました。

(山本委員)確かに便利さや効率の良さ等は大事になってくると思いますが、一番の根本はコミュニティづくりですよね。その意味で茶話会的に行うとか、そういう工夫があるとまたいい取り組みになるんじゃないかと感じました。

(団体)貴重なご意見を頂きまして、ありがとうございます。

(大野委員長)講習会は具体的にどのような形で、あるいはどのくらいまでみなさんに理解していただくことを想定していますか?

(団体)詳しくはこれから決めていきます。私たちの町会はスマホ所有率が結構高いですが、使いこなせていません。スマホに馴染んでもらいながら、LINEの使い方を学ぶ方法もあります。また、特にひとり住まいの方などで他の使い方を知りたい人もいます。紙の回覧板もあるけれど、スマホでも見れるというやり方でメニューをつくればよいと考えています。それを一方的に話すだけでは身につかないので、やり方に課題はあります。

(大野委員長)おそらくスマホをお持ちの高齢者の方は増えてきていると思います。テレビ電話などは、特にコロナで外出できない高齢者のコミュニケーションにかなり使えると思います。そういう意味で言うと、町会でLINE等を使って何か新しいコミュニケーションができるというのは、他の町会にとっても非常に先進的な事例になる可能性があるか思います。最初に教えるだけでなく、困った時にちょっと聞けるという関係性を是非作っていただければなと思います。現役世代の方がサポートする体制をうまく作っていただくと面白い取り組みになるかと思って聞かせていただきました。

(団体)ありがとうございます。南越谷などの事例も勉強させていただきたいと思っています。

(高村委員)令和3年度の事業計画の中で、4月にITに詳しい方、興味を持つ方を公募して事務局をつくりリーダーを決めるとありますが、これは結構ポイントになってくるかな、と思っています。そう言う意味で「3.具体的な活動内容」にある現役世代の6名の方は、具体的にどのような方ですか?

(団体)男性3名、女性3名で構成されています。男性は、松葉二小でおやじの会の役員をしている3名、女性は、子ども会の委員長、副委員長をしている3名です。誰をリーダーにするかはまだ全然決まっていません。ICT勉強会をやっている市からも色々アドバイスをもらおうと思っています。ある程度目星はついていますが、公募もしています。1人紹介がありまして、チラシも見ていただいていると思います。

(村田委員)いずれはスマホ回覧の方が増えてきた時に、紙ベースの回覧は無くすのでしょうか?

(団体)紙の回覧は残します。みんながスマホを持つわけではないので、紙の回覧も残します。手間はかかりますが、コミュニケーションの手段として、ヒューマンタッチも残す、という趣旨です。

(大野委員長)本日ご同席していただいている担当者の方のお話もお聞かせください。

(団体)今、子ども会で先行して、情報共有の場としLINEで公式アカウントを作っています。公園清掃を毎月一回子ども会で担当していて、公園里親にもなっております。清掃活動だけではなく、皆でコミュニケーションを取ったりしていますが、LINEを始めたところ、今までいらっしゃらなかった方も多数参加するようになりました。地域の子育て世代だけではなく、もっと上の世代の方もLINEに加入してくださり、町会活動を認知していただくきっかけにもなっています。また、幼稚園や小学校によっては、地域の防犯情報等が入りますが、例えば不審者が出たときに、幼稚園からすごく細かい情報が来たけれど、小学校からはすごく簡略化された情報しかこないということがあります。この時に「詳しい情報もっている人、連絡ください」とLINEで連絡を取り合い、地域の広い方々に不審者情報等を共有できるのは便利だなと思います。町会でも、そういう活動を広めていけたらいいなと考えています。

(大野委員長)子ども会のLINEグループは何人くらい参加されているのですか?

(団体)今は30名弱くらいです。

(大野委員長)子育て世代は大体参加しているのですか?

(団体)もっと登録者数を増やしたいと考えています。

末広町会

ア 概要説明

  • 事業の名称
    かしわ末廣亭(仮称)地域貢献型の文化事業
    団体が「令和3年度柏市地域活動支援補助金(+10)応募用紙」等に基づいて説明。

イ 質疑応答

(高村委員)2つ質問させてください。1つ目は、落語を聞くためにせっかく人が集まったことに対して、落語を聞く以外の取り組みはイメージされていますか?2つ目は、補助事業が終わった後、継続していく工夫を考えていれば教えてください。

(団体)1つ目については、地域にいるお年寄が参加するだけではもったいないと考えています。出演予定の落語家の出身地、愛知県半田市は「ごんぎつね」が有名です。彼に「ごんぎつね」を落語的に出来ないかという宿題を出しました。現在学校現場でも国語の指導は難しい状況で物語に特化する時間もありません。こういう活動がやがて少しでも教育現場に影響を与えられるような、出来れば、先生方の研修も行いたいです。学校や子どもに聞かせるなど、色々方向性はあり、4町会にも広めていきたいという目論見もあります。
2つ目のお金の問題は悩ましいところです。いずれ、この落語家が自分でお金を取って生きていくことまで考えて、木戸銭をお客さんに負担してもらうことなど、3年後を見据えて考えていきます。

(大野委員長)今、すでに何人かで実施に向けて動いていますか?

(団体)広報紙で2か月に1回、町内の方にお知らせしています。副会長に相談して3月の役員会と4月の総会でこの話を具体的にする予定です。まず、この内容がプラス10で実施可能かということが大きなポイントなので、それが決まれば先に進めます。

(大野委員長)今はまだ役員会などで具体的な話はしていなくて、担当者が独自で企画を進めているということですか?

(団体)はい、そうです。それでだんだん根付いてくれば、高島屋も町会メンバーなので、そういう所にも声掛けして協議していきます。

(山本委員)末廣亭と聞いて、魅力的で私も聞かせていただきたいと思いました。若い人や色々な年齢層を呼び込むためにも、新しい視点で高座を開くというのは斬新なことだと思います。応募用紙に振り込め詐欺など高齢者向きのことがプラスαで書かれていますが、この事業で大切なのは地域に愛着を持つことや、地域の活動を活性化させることが主軸になると思います。そのため、プラスαにまちづくりをどうしていくかという視点を取り入れながら、例えば、回数を多く行うのであれば、同じパターンではなく、3、4回目は半分顔ぶれを変えることや参加者に幕開けや座布団置きなど役どころをしてもらい、地域の人が地域の活動に対して意識的に持っていくと面白い活動になるかと思います。

(団体)まさに、まちづくりのためにやっています。実は、いったん外へ出られた方から町会に戻ってきたという嬉しいお手紙をいただきました。まちに対して愛着を持っている方が外に出ても、戻ってくるケースがあるかも知れないですし、仮にいなくても他から呼び込んでくるという風に人の流れや活性化に熱意を持っていきたいです。寄席で話を聞いていただいて帰りに高島屋で買い物をして帰るというのもいいと思います。地の利を生かして4町会で行うなど、他の地域の力を借りながら皆で作り上げていくことが理想です。円楽さんの門下の5~6名から一緒にやろうと声が上がっているので具体化すると思います。

(村田委員)せっかくなら高齢者を集めて聞かせるだけでなく落語を覚えることや、落語の間の色物で南京玉すだれやマジックを勉強して間に挟むなど講座的な企画もいいと思います。

(団体)以前、小学校で「こきりこ」を小学校で教えたことがありました。もともと小学校の教員でしたので、子どもの企画もやりたいと思っています。

松野台自治会

ア 概要説明

  • 事業の名称
    「近い・楽々・清潔」なゴミ出しを目指して、ゴミ集積所のコミュニティ活動事業を展開
    団体が「令和3年度柏市地域活動支援補助金(+10)応募用紙」等に基づいて説明。

イ 質疑応答

(村田委員)今後、事務方を含めた、お手伝いの方についてや、5年、10年経ったときの世帯数の変化や備品の維持管理等も鑑みた、自治会との関係はどのようになっていますか?

(団体)9月ごろまでの半年間で残りの箇所にボックスを取り付けて、その後は誰でもできるように管理マニュアルを作り、自治会内で分担して管理できるように準備を進めていきます。

(村田委員)7人程度の単位で話されているので、コミュニケーションが前より深くなっているようですが、他のグループからの反応などはどうですか?

(団体)非常にコミュニケーションが活発になっています。集積所が非常にきれいになっているし、ごみ出しが楽しいと言っています。

(大野委員長)この補助事業が地域活動にうまく結びつけられていて、評価できます。その次のステージとして、防災分野も色々取組まれているようですが、将来的なことについて何かお考えがありますか?

(団体)スマホ回覧板に非常に関心があります。事務連絡が非常に大変なので、スマホを活用してうまくコミュニケーションを取りたいと考えています。あとは会議の見える化を進めたいです。自治会の会議もビジュアルで色々な資料等が見えるように進めています。地図も内部用に誰がどこに住んでいるかもわかるようなものを作成しました。

(大野委員長)ごみ出し楽々隊はこれからも広がっていく可能性はありますか?

(団体)既に新しい参加者が増えています。2、3か所から要望を受けています。民生委員との情報交換で情報も入ってきています。

(山本委員)「自分のごみ集積所という住民の意識が高まった」という事が素晴らしいです。このごみ集積所のつながりが、町会の班の活動などにも広がればいいのではと思いますが、いかがですか?

(団体)ごみ集積所のグループは、町会の組織とは別です。班とは違う別のコミュニケーションが広がっているのも良いし、そもそも自治会の中の事なので、この事業を通じて色々と交流が広がっています。班だけで固まるのは良くなく、班以外の交流も両方あった方がいいと思います。

北柏町会

ア 概要説明

  • 事業の名称
    「街の通りに名前をつける」プロジェクト(NPSK #03)
    団体が「令和3年度柏市地域活動支援補助金(+10)応募用紙」等に基づいて説明。

イ 質疑応答

(大野委員長)これまでの実績を教えてください。

(団体)昨年の初年度に3路線に名前をつけました。今年度は5路線の予定でした。今年度は名前の候補は挙がっていたのですが、コロナ禍もあり、決定する最終段階で通り沿いの方の参加ができなくなってしまいました。

(大野委員長)来年度は、選定委員会中心から住民主導で進める方向にするということですが、その場合、実際に話を進めるリーダーシップはどうなっていくか、そのあたりのお考えはいかがですか。

(団体)全てを住民のみで進めるのは難しいので、今の選定委員が入るようにしてフォローしていくのがよいと思っています。コロナ禍で集まることが難しいので、オンラインも活用してできる限り住が参加しやすい形を考えています。

(山本委員)昨年度3路線に名前をつけ、今年度は5路線の予定だったとのことですが、まだ、他に新しい路線はあるのですか。

(団体)町会内を通る44の通り全てに名前をつけるのがこのプロジェクトの全体像です。今年度は町会で一番大きな通りをもう少し町会内の住宅に近い通り、町会会館と住宅に近い路線、次に住宅地内の路線を考えています。

(山本委員)なんとなく道があるというよりは、通りに名前をつけることで、自分の地域だという明確な気持ちが強まる気がします。自分たちの道にしていくためにも、子どもたちや子育て世代を巻き込むともっと面白い活動になると思います。対象の通りが決まったら、名称募集のポスターを中学生に描いてもらうとか、名前を小学生につけてもらうなどはいかがですか?子どもたちから面白いアイデアが出て、つけた名前が自分たちの道になっていく感じになると思いますので、こういうところに力を入れていただくのもよいのではと思います

(団体)今までの募集は大人向けが大きかったので、今お聞きしたことを参考にしてみたいです。

(村田委員)残りが30通りほどありますが、参加意識を強く持たせてあげて、プレート制作に住民たちでお金を出し、路線ごとにプレート制作を競わせて競争心が生まれるとバラエティに富むと思いますが、いかがですか?

(団体)プレート制作費の負担も減りますし、名前もバラエティに富みそうなので、良いかもしれません。

(高村委員)この事業は面白いアイデアだと思いました。北柏町会は若い役員が多く活躍していると認識しています。取り組み自体が町会の活性化にもつながっているという気がしています。そもそもどういうところからこの話が生まれたのか、お聞かせください。

(団体)一昨年の1月2日に北柏町会の副会長との懇親の場で、色々なアイデアが出て、通りに名前があるのは面白いからやろうという話になり、取り組むことになりました。

(村田委員)その時からもう少し計画立ててやってほしいとは思います。

(団体)そのとおりだと思います。

(山本委員)小さい通りほど子どもたちで名前をつけてもよいのではないでしょうか。大きな通りは大人が名前をつけていくというのが面白いのではないかと思います。

(団体)大人を中心に考えていたので、確かに発想的にもそうかもしれません。

(大野委員長)昨年度つけた3本の通りの名前を教えてください。

(団体)駅前から慈恵医大への通りが「きらきら坂」です。常磐線高架下から手賀沼への通りが「ふれあいあいさつ通り」です。ここは事故が多いので歩行者と運転者が挨拶できればと考えました。手賀沼沿いの大通りが「手賀沼はくちょう通り」で、こちらはインターネットでも写真付きで見ることができます。

新青田町会

ア 概要説明

  • 事業の名称
    「お帰りなさい」事業長年働き続け今地域に戻ってきた方々に交流の場を!!
    団体が「令和3年度柏市地域活動支援補助金(+10)応募用紙」等に基づいて説明。

イ 質疑応答

(山本委員)長い間会社勤めをして退職し、町会の仕事に踏み込めるかというと難しいと思います。結局、町会が何をしているか、どんな役どころがあるかもわからないので、最初の一歩をどうするかが、すごく大事だと思います。誰もが楽しめるというもので、グランドゴルフが出てきたと思うのですが、もともと地域でグランドゴルフの活動をしていた方々と一緒に行うということですか。

(団体)一緒に活動はしません。前からグランドゴルフをやっている団体はもっと本格的に活動しています。本格的な活動はお金もかかるし、すぐにはできないので、きっかけとして町会に道具があれば、貸すことができます。計画ではクラブを5本購入予定ですが、前から活動しているサークルから不要になったクラブをいただける話があり、それをもらうことにはなっています。

(山本委員)そのもらうクラブに加えて5本ということですか。

(団体)そうです。道具を買おうと思えば買えますが、もらうということも、地域のつながりのような感じがしていいことだと思っています。今年度の麻雀の時も、いらなくなったパイはありませんかと地域で聞いて、譲り受けました。その時に、所有者のご主人の話を聞いたり、奥様から自分はお茶をしているといった話を聴くわけです。地域の中で知らない人とも話ができ、つながりになると思います。

(山本委員)「お帰りなさい」という名前が優しくてよいと思いますが、未経験者の参加をどうするかというところが大事だと思います。いきなりゲームとかではなく、大会前の練習から入ることをすれば、少し敷居が低くなりますね。

(団体)そう考えたいです。

(山本委員)退職者した人たちだけでまちづくりをするのではなく、子どもたちや働き盛りの人たちとグループを組むとか、最初からは難しいと思いますが、地域での世代交流という視点をおいて活動を組んでいけばよいかなと思います。

(団体)子どもたちもグランドゴルフはできます。働いている人たちも退職者が突然町会役員になるのではなく、きっかけがあれば、徐々に地域に入っていけます。地域の人の中には、どのような職業についていた人がいるか、困った時に地域の誰を頼った方がよいかといったようなことを知っていることもあります。麻雀を教える人を探す時も、ポスターを貼り回覧を回しても集まらなく、やはり口コミで教えてくれる人が出てきました。

(山本委員)例えば、人材を募集するにしても、募集を始めただけで人が来るわけではないし、根回しも必要だと思いますが、グランドゴルフ大会をしますとか、大会のための練習会をしますとか、イベントをやるとおもしろいのではと思います。

(団体)健康マージャンはふれあい会館の中でやっていますので、何をしているかは見えません。公園でグランドゴルフをしていますと、何やっているんだろうと人が寄ってくると思うのです。それがどのように広がるのかと楽しみなのですが、見に来た人が必ずしもグランドゴルフの仲間にならなくても、他にも、囲碁もカラオケもやっている人がいるよということでつながっていくといいと思っているのです。子どもたちに声はかけるようにしていますが、習い事などで忙しく参加できないようで、うまくいっていません。

(大野委員長)既存のグランドゴルフサークルと話をしていますか?

(団体)町会で道具を買ったら教えてください、と言われています。点数のつけ方とかいろいろあるよと言われてますが、初心者がが点数をつけるのもまだ難しいということなので、打ち方からまず教わろうかとなっています。

(大野委員長)妙に対立が生まれるのは避けていただければと思います。

(団体)そこは大丈夫です。

(大野委員長)きっかけは今回の事業からで、本格的にやりたい人は既存のサークルでというような関係ができるとよいです。

(団体)そうなんです。グランドゴルフを好きになってもっと本気でやりたいときはサークルに入ってとくれると嬉しい、とサークルの方々も喜んでいます。そのサークルは朝8時半から遠くの公園で活動していますので、80代半ばの人は行けないです。そういう人がまずは町会でやっているグランドゴルフに加わって楽しみにする感じです。

千代田町会

ア 概要説明

  • 事業の名称
    「子供育成会太鼓部強化によるコミュニティ活性化」事業
    団体が「令和3年度柏市地域活動支援補助金(+10)応募用紙」等に基づいて説明。

イ 質疑応答

(高村委員)行政としては、子ども会はどんどん減少しているという印象があり、それが課題かと認識しています。子ども育成会にどのようなルートでお子さんが入ってくるかというコツや工夫がもしありましたら教えてください。

(団体)私どもの育成会は「盆踊り」を核にしています。いわゆる子ども会は、小学生を中心にして年間で色々な所に行っているとなっています。しかし、会の運営で一本何か筋が通っていると、これを目標にして、こういうことをやりますよ、っていう方がどういう活動をするかがはっきりすると思います。その中でクリスマス会やBBQを実施します、というような見せ方をしないと、なかなか「魅力」ということが見えないかと思います。

(大野委員長)備品にメディアプレイヤーとプロジェクターという物がありますが、これは具体的にどのような使用方法を考えていらっしゃるのですか?

(団体)集まって練習する事がなかなか難しいので、例えば小グループで集まって練習している所をビデオに撮って配信したり、あるいは他のグループが来た時に、それをプロジェクターで映しながら練習したりということを考えています。それから、自分達の練習の様子を撮影してプロジェクターで映して、動作を修正していくといった使い方もあると考えています。

(大野委員長)去年は多分できなかったと思いますけれども、盆踊りの太鼓の叩き手はどういう方が今までやられてたのですか?

(団体)盆踊りそのものは大人の盆踊り愛好会と太鼓の叩き手がいます。

(大野委員長)大人の方達がいると言うことですね。そことの連携は特にどのようになっているのですか?

(団体)子どもは大人のようにうまく叩けません。太鼓がちゃんと叩けないと踊れないため、大人と子どもを一部分けて、大人が叩く時間と子どもが叩く時間は分けるようなことで今はやっています。

(大野委員長)練習は別としても指導というのは大人と一緒にやっているのですか?

(団体)大人がある程度教えるという形でやっています。

(山本委員)狙いとして協力者を増やす、子ども育成会を普及させていくためにもやはり太鼓の指導をされていく方が必要でです。ボランティアにその大部分を頼むとありましたが、その辺りは今後の計画としてどんな風に考えていますか?

(団体)指導者もボランティアに依存すると、そのボランティアが高齢になって教えられなくなるなど色々あるので、例えば外部の講習を受けるとか、外部の指導者に来てもらうという費用を昨年の中ではきちっと予算計上して実施していました。継続的にそういう事は考えていこうという風に思っています。太鼓部とは言っているんですが、基本的には踊りと太鼓を一緒になって演技するという所をポイントにしています。というのは、役割の違う人たちをお互いにフォローしながら、ある事業を作っていくことを目的としています。そのため、実際にうまく叩ける叩けないではなく、どうやって教えていくかっていう方にポイントを置いていますので、指導者をちゃんと育成していくということで考えています。

(山本委員)子どもは何人くらい参加しているのですか?

(団体)今はまだ20人くらいです。

(大野委員長)他の所では子どもの親世代が新しく叩き手として参加するケースがあって、大人は新しい叩き手を育成するという形が面白いかと思いますが、その辺りはどう考えていますか?

(団体)あまりそうにならないようにしています。踊りと太鼓が一体になるという事を狙っているのですが、新しい叩き手育成となると、どうしてもだんだん太鼓の方に重点を置いてしまいがちになります。太鼓愛好会ならいいのですが、子ども育成会なので、そうならないようなやり方でやろうと考えています。

(大野委員長)太鼓部会の方は、それでちゃんと動いているということですか?

(団体)そうです。太鼓は太鼓で、大人が取り組むという形でやっています。

(村田委員)コロナ禍で盆踊りもできるかどうか分からない中で、先ほどモチベーションという話がありました。今回こういう機材をそろえたという事は、オンラインで配信も有りかと思ったんですけれども、どのように考えていますか?

(団体)今その仕組みを当町会HPのプラットフォームを作っています。動画も流せるようにします。ただ、プライバシーの関係もあるので、どの範囲まで配信できるかになると思いますが、一応その仕組みは今作っています。

傍聴

  1. 傍聴者
    4人
  2. 傍聴の状況
    傍聴要領に反する行為は、見受けられなかった。

お問い合わせ先

所属課室:市民生活部市民活動支援課

柏市柏5丁目10番1号(本庁舎3階)

電話番号:

お問い合わせフォーム