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更新日令和7(2025)年3月5日
ページID33777
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令和7年度柏市地域活動支援補助金選考委員会会議録
【応募団体】
開催日時
令和7年2月5日(水曜日)
午前9時30分から正午まで
開催場所
ラコルタ柏
2階講座室
出席者
委員
大野委員長、柗冨委員、橋爪委員、村田委員
事務局
猪野統括リーダー、大里主査、高橋主事、葛谷主事、江幡地域づくりコーディネーター、下藤地域づくりコーディネーター、井坂地域づくりコーディネーター、森地域づくりコーディネーター、篠原地域づくりコーディネーター、齋藤地域づくりコーディネーター、小齋地域づくりコーディネーター
書類審査
柏南町会
ア 概要説明
事業の名称
町会活動におけるペーパーレス化の導入
高橋主事より「令和7年度柏市地域活動支援補助金(+10)応募用紙」等に基づいて事業概要説明。
イ 事前質問への回答
2つ質問を頂いておりまして、両方ともプロジェクターの選定基準についてです。
1つ目の質問は、プロジェクターがかなり安価であるが、使用予定の会場の大きさと比較して、性能的にしっかり映るものなのか。こちらの回答は、現在使用しているプロジェクターより性能は良くなります。また、真っ暗にして使用することと、会館の広さを考慮した上で、家庭用のもので十分と判断したとのことです。
2つ目の質問は、プロジェクターを吊るして使用するとあるが落ちないか。また、見積書にリモコンの記載がないが操作できるのか。こちらの回答は、現在、天井にプロジェクターを設置している場所で現在同様にべニア板に強力ビスで設置するので、強度・落下の心配はなく、リモコンも付属されており操作に支障はないとのことでした。
ウ 審議
(大野委員長) 使用する会館の大きさはどのくらいでしょうか。
(担当Co) 10畳位です。現在は1万円程度のプロジェクターがついています。今回で良いプロジェクターを導入して、さらに会議内容をわかりやすくしたいとのことでした。
(村田委員) ペーパーレス化への傾向がありますが、紙ベースも必要ではないでしょうか。
(柗冨委員) 今までも正座イスを使用していましたか。
(担当Co) 正座イスの購入は初めてです。高齢者が多く負担が大きいので、今回購入を考えています。
(柗冨委員) 10脚で足りるのでしょうか。
(担当Co) 今後、増やしていくことを検討しています。
(橋爪委員) 会議だけでなく、他の取り組みでペーパーレス化を考えていますか。
(担当Co) 紙の文字が読みづらい高齢の方が多いですが、今回機器を導入することで、会議がスムーズに進行でき、町会運営自体もスムーズになるのではないかと考えています。そうしたことによって、高齢の方と若手の方、両方の意見を反映した町会活動に繋げていけるのではないかと考えています。
(大野委員長) 備品購入が目的にならないようにしていただきたいです。正座イスの購入が多少気になります。会議だけでなく、その他にも活用する方法を考えて欲しいです。
(柗冨委員) 事前説明の時に子ども映画祭を行っていると伺いました。毎年開催しているのでしょうか。
(担当Co) 定期的に実施していますが、来年度の日程は決まっていないです。お年寄りも映像を見る機会があって、楽しまれている様子でした。
北柏町会
ア 概要説明
事業の名称
生成AIの導入による町内会業務の効率化及び多言語化を通じた国際交流の促進
高橋主事より「令和7年度柏市地域活動支援補助金(+10)応募用紙」等に基づいて事業概要説明。
イ 事前質問への回答
1つ目の質問、国際交流はどのようなプランを考えているかについては、情報発信の多言語化により生活上の基本ルールの周知(ごみ捨て場の運用等)・会員の確保・各種イベント案内・交流コミュニティの立上げの推進です。ごみ捨て場がルールどおり運用されていないなどの生活上のトラブルについては多言語化により周知が図られることで大幅に改善することを期待しているとのことです。
2つ目の、生成AIを有料プランにすることで、無料プランと比較して、活動にどのような違いを生み出すのかですが、無料プランは機能的に十分でも、利用回数やデータ制限があり、一定量以上の処理が必要な場合・高度な自然言語処理を行う場合は、データの連続性が担保出来ない課題があり、町会で利用する上では実用性に問題があると考えているようです。有料プランであれば、それらの制限が無いため作業効率が格段に向上することから町会での利用が現実的となるとのことです。
3つ目の、生成AIを使える人材をどう確保するかですが、現時点で日常的に使用している人員を中心に業務を行っている者が利用できるよう、運営の為のレクを進めている段階です。生成AIの利点は誰でも利用しやすいものであることから、町会に関わる多数の者が利用できる環境を構築することで、より町会の業務に関わる者が増えることを目指しているとのことです。
ウ 審議
(大野委員長) 外国籍の方はどれくらいいますか。
(担当Co) 正確な数字までは把握していないですが、人口比で3%程度と聞いたことがあります。
(大野委員長) 現在、町会として外国籍の方々との交流はありますか。
(担当Co) 一部の外国籍の方とのコミュニケーションはありますが、あくまで個別対応程度と聞いています。
(村田委員) 生成AIを使用する国際交流の目的は、地域活動への参加と町会自治会などコミュニティへの参加促進のどちらでしょうか。
(担当Co) コミュニティへの参加促進が目的です。
(村田委員) 愛知県のUR住宅で6割が外国籍の方であるため、多言語のツールを使用して発信をしていたが当事者に行き届かなかったという事例がありました。繋げていく相手がいないと難しいかもしれません。
(担当Co) コミュニケーションをベースにする仕掛けとなるため、イベントの企画などをプログラムに入れる計画になっています。
(橋爪委員) 現在、生成AIを使用しているのは町会で何か役割を担っている方になりますか。
(担当Co) そのとおりです。防災担当やイベントを企画している方が使用しています。
(橋爪委員) 課題は人材育成になるのでしょうか。
(担当Co) 人材育成はどの町会でも共通の課題で、テーマとしても欠かせないものになっていると思います。
(大野委員長) 実際の活用方法はどのように考えていますか。
(担当Co) 町会のパソコンで使用しますが、ネットワークのデータの管理上、自宅でも同じデータを共有できる仕組みのため、運用の仕方を検討して、個人でも使用できるようにしていくとのことです。
(大野委員長) 事業終了後の使用料は、どのように調達するのでしょうか。
(担当Co) 施行後は町会の会議にフィードバックして、次年度以降、予算の合意を得られるようにします。自己資金で賄っていく予定です。
(柗冨委員) 交流イベントで配布予定の缶バッジの個数はどの程度を予定していますか。
(担当Co) 個数は未定です。各イベントごとに必要数を予想して、柔軟に対応します。町会で作成に必要な機材や部材は持っています。
(橋爪委員) イベントチラシの内容はどういったものでしょうか。
(担当Co) アイデアの段階ですが、食を中心にした企画で会館や公園を使用した交流イベントといった内容を含んだチラシにするとのことです。
(橋爪委員) 新たなイベントを生み出すという考えでいいのでしょうか。
(担当Co) 現在のイベントに新しいコンテンツを増やすことを考えているとのことです。
明原町会
ア 概要説明
事業の名称
明原ふるさとセンター リモート会議環境の整備 ~町会活動の門戸拡大に向けた一つの試み~
高橋主事より「令和7年度柏市地域活動支援補助金(+10)応募用紙」等に基づいて事業概要説明。
イ 事前質問への回答
現段階におけるWeb会議参加者の見込み数はどの程度か、アンケートを取っていれば、なお良しとのことでしたが、明原町会内で2024年12月にアンケートを実施しておりました。
設問は、町会関連の会議(総会、班長会、自主防災会、役員会等)にZoomなどのリモート会議ツールで参加可能になったら利用したいか?というもので、全回答人数49人のうち、
利用したいは9人で全体の23%。利用したくないは6人で15%。分からないは24人で62%でした。ただし、リモート会議を利用したことがない高齢の方へ使い方のレクチャーや使い勝手を体験してもらうとともに、若い世代の巻き込みがリモート会議利用の目的の1つでもあるとのことです。
ウ 審議
(村田委員) 今後、ICTが分からない方へのアプローチはどのように考えていますか。
(担当Co) ICT化を進めている執行部メンバーが多いため、会議で理解を得られるように進めていくことになると思います。
(村田委員) まずは役員レベルで行い、役員以外の町会員の活用を模索することは今後の課題ということでしょうか。
(担当Co) そのとおりです。
(大野委員長) 一般町会員の活用についてアイデアは出ていますか。
(担当Co) 明原町会では、ICT活用以外にも若い層を取り込む企画を実施していることから、今後、子どもや高齢者へのアプローチをしていくことになると思います。
(大野委員長) 対面での動きと連動させるような形は期待できるでしょうか。
(担当Co) 期待できると思います。
(大野委員長) カメラの購入を予定していないですが、ZOOM会議の運用として会場外の参加は音声のみとなるのでしょうか。
(担当Co) パソコンに搭載されているカメラを使用します。
(橋爪委員) アンケートの「利用したくない」「わからない」という回答は高齢者が多いのでしょうか。
(担当Co) LINE公式アカウントでのアンケートのため、詳しい属性は分かりません。ただ公式アカウント登録者は若い層が多いです。
(村田委員) LINE公式アカウント登録者の若い層が、Web会議について「分からない」と回答しているのは、対面を希望している人も多いことの表れではないでしょうか。
(担当Co) 初めての取り組みとなるので、どうしても否定的な意見は出ていると思います。
(大野委員長) 基本的には対面での参加となり、出先や職場からも参加できる仕組み作りということでよろしいでしょうか。
(担当Co) そのとおりです。
松ヶ崎町会
ア 概要説明
事業の名称
松ヶ崎町会ごみ集積所利用の利用課題の取り組み
高橋主事より「令和7年度柏市地域活動支援補助金(+10)応募用紙」等に基づいて事業概要説明。
イ 事前質問への回答
1つ目のチラシの配付世帯はどの程度かについてですが、世帯配付は2450世帯になります。今回は町会内の班数230班に回覧となります。また周知のため年間3回を予定しています。なお、1回あたり250部で単価は60円になります。
2つ目の箒セットの購入先がチラシ関係と同じ企業で、選定理由は何かについてですが、松ヶ崎町会では印刷物全般、看板等、備品のネーム入れ等については、ほとんど神谷印刷株式会社に依頼しています。日頃、企画・校正・備品購入まで安価に行っていただき、予算がないなかで印刷代金の協力を頂いている状況です。
ウ 審議
(大野委員長) 従来の住民の方と、新しい住民の方とのコミュニケーションの話だと思いますが、今までそのようなことは行われてきていないのでしょうか。
(担当Co) 世帯数が2450世帯と多く、集合住宅が増えており、また生活層が多様に分かれているため、まずは地道に統一的なルールの周知をするところから始めていきたいと聞いています。
(大野委員長) ごみの問題という具体的なものをきっかけに、従来の住民と新しい住民との話し合いが起こってくれば良いのではと思います。そのような計画を練られているようなので、今後の可能性があるのではと思います。ところで町会の加入率はどれくらいでしょうか。
(担当Co) 正確には把握していないですが、柏市平均には届いているのではないかと思います。ただ最近越してきた方の加入について抜き出すと、少し低いのではないかと思います。
(担当) 現在松ヶ崎町会エリアでは、150から170の集積所が開設されております。そのうち1月3日は集合住宅で管理会社が管理しており、1月3日は宅地開発で事業者主導で集積所が出来たところなので、昔からの住人が使用する残り1月3日を重点的に対応すると聞いています。
(村田委員) 今年度、町会が立ち上げたホームページでも周知をしていったらよいのではないでしょうか。
(柗冨委員) 今も集積所の既存ルールがあると思いますが、このルールを周知していくものなのでしょうか。それとも適宜ルールを加えたものを周知していくのでしょうか。
(担当Co) 既存ルールの周知を徹底していくところから始めて、住んでいる場所によってやり方が違ったりしていますので、地域ごとにアレンジを加えて行くと思います。
場所によっては狭い道路に面したところもありますので、そういったところは統一ルールでの運用ではなくて、独自にやっていくことになります。
(大野委員長) 地域の問題に関しても、町会は介入していこうというイメージになるのでしょうか。
(担当Co) 3つの地区に分かれているうえに、組織が大きく、生活圏がそれぞれ異なる部分もありますので、会長が個々の地域に入ってまとめるのは難しい状況です。
(大野委員長) そこに対して今回はごみ集積所があるから、地域に介入しやすいということに見受けられます。
今後については、時間をかけて、できるところから始めることになると思います。地道にやるしかありませんが、踏み込んで動けるということがあるかもしれません。
(橋爪委員) 果たしてごみ集積所の利用ルールの周知という目的を達成できるかに疑問が残ります。顔の見える関係が出来たら叶うのかなと思います。加入者・未加入者に関わらずごみ集積所の清掃担当者を輪番制でやってもらうとか、それを通して解決を試みる方が早いのかなと感じます。また費用が結構かかっているように見受けられますので、もっと工夫してできるのではとも思います。
(担当Co) 経費については、そもそも町会自体が大きく、230もの班があり、班長も230人いるというところで、ここは経費や時間をかけてということになるかと思います。
(村田委員) どちらが先かということになりますが、例えばまずはパネルを置いてみて、結果として変わらないなら他の案についての対話を続けていくのか、対話を通して地域の皆さんの合意を得てからパネルを作るのか、費用が決して安くはないので、進め方は改めて検討していただきたいと思います。
柏の葉一丁目自治会
ア 概要説明
事業の名称
2025年度柏の葉一丁目自治会ICT利活用促進計画
高橋主事より「令和7年度柏市地域活動支援補助金(+10)応募用紙」等に基づいて事業概要説明。
イ 事前質問への回答
1つ目のスクリーンは必要ないのかという質問ですが、追加で100インチのスクリーンを計上しました。2つ目の集会所予約システムの構築状況と、構築に関する費用を収支予算に計上していないのではないかとの質問ですが、集会所の予約システムは予定している使い方の範囲であれば無料で利用できそうなサービスがあり、予算計上していないとのことです。現時点では構想段階であり、来年度に具体的なサービスの選定や試用テストを実施したいとのことです。
ウ 審議
(柗冨委員) スクリーンは元々はあったのでしょうか。
(担当Co) 会員の好意でテレビを提供されていましたが、サイズが小さく見にくいという声が出ていました。
(大野委員長) 使われる会場の大きさはどれくらいのものか。
(担当Co) およそ30人程度が入れるような広さです。講師やその他の人などを含めると40人くらいで使える部屋となります。
(大野委員長) サロンなどでも活用されているのか。
(担当Co) 1つの団体は月に3回、もう1つ別のところでも同じくらいで計6回です。その他会合等でも使用されています。
(村田委員) PayPayの電子決済料は、どのように捻出しますか。
(担当Co) 町会費の単価を変えずに、町会予算のなかで支出予定です。
(村田委員) 3つの事業に挑戦されていて素晴らしいです。1つずつ確実にやってもらえればよいと思います。
(担当Co) 非現金決済を多用している・非現金決済を導入している町会でも、まだ現金で町会費を支払う割合が多いです。ただ硬貨を銀行に入金する際に取扱手数料がかかるようになりましたので、現金による手数料負担と、PayPayの手数料負担はあまり変わらなくなりました。
(橋爪委員) 町会役員の年齢層はどのくらいでしょうか。若い人が多いのですか。
(担当Co) 若い世代が入ってきています。担当者も現役40代の方です。
(大野委員長) 集金システムのキャッシュレス化は非常に面白いと感じます。他で導入事例はあるのでしょうか。
(担当Co) 北柏町会でやっています。
(村田委員) 光ヶ丘団地自治会は郵便振替も実施しています。
(柗冨委員) キャッシュレス決済による町会費の回収割合はどれくらいでしょうか。
(担当Co) 北柏町会では導入当初は5%程度だったのが、毎年増加して2割を超えています。
(大野委員長) 会員は、班長などが会費を集めに来る時間にいなければいけない、というものから逃れられるかもしれません。非常に面白いと感じます。
(村田委員) PayPay等で先に町会費を支払った人は把握できるのでしょうか。
(担当Co) 同じく北柏町会での事例ですが、班長集金の開始前に一定の期間を設けて、その期間中に決済があったら、取りまとめて各班長に状況を通知しています。その後は決済が発生したら随時通知しています。
(大野委員長) 逆に先に払っておけば班長は訪問してこないのでしょうか。
(担当Co) そのとおりです。なかには班長にわざわざ集金してもらう手間をかけてもらうのは悪いので、先に払ってしまうといった理由の方も一定数います。顔合わせの機会としての是非もありますが、班長の負担軽減の声の方が大きく聞こえてきます。
(大野委員長) 今回の応募のなかでは、ICTとして一番先進的な取組だと感じます。
塚崎区
ア 概要説明
事業の名称
塚崎区にICTアプリを導入し、回覧や会議等の情報を多くの会員に情報共有を図る
高橋主事より「令和7年度柏市地域活動支援補助金(+10)応募用紙」等に基づいて事業概要説明。
イ 事前質問への回答
事前質問については、1つ目に会長以外に担当はいるか、またはサポートを外部委託することを検討しているか、2つ目に担当はどのように確保するのか、3つ目に電子回覧アプリは、どのサービスを導入するか決めているか、4つ目に電子回覧は10月から開始できるのかと頂きました。
1つ目と2つ目について、サポートの外部委託は考えておらず、区長以外は区長代理とで協働しており、次年度から現班長であるICTに強い若手の区長代理からサポートの了承を得ているとの回答です。
3つ目と4つ目について、現段階では株式会社クレアンスメアードの携帯版「デジタル回覧板」を検討しています。本年11月度回覧より役員とで無料版試行中とのことです。令和7年4月から全住民向けに、この「デジタル回覧板」と現在の「紙による回覧板」の併用を実施予定です。
令和7年10月より紙の回覧板不要要望の世帯には紙回覧をスキップし回覧を早く回転させたい意向を伺っています。
ウ 審議
(大野委員長) このデジタル回覧板はすでに他で使用されているアプリでしょうか。
(担当Co) 他地域での実績は分かりません。ただ塚崎区では他にもいくつかアプリを検討しています。
(大野委員長) 回覧と言っても、お知らせを告知することやふるさと協議会の会報を配付することも含んで考えているのでしょうか。
(担当Co) 含んでいます。試行版は町会の情報を流しており、ふるさと協議会のホームページともリンクされています。
(大野委員長) 回覧はデジタル回覧を通したデータのみで配付される形でしょうか。
(担当) 事前相談では、デジタル・アナログは併用して使うとのことでした。これを一気にすべてデジタル回覧板にすることはないとのことです。
(担当Co) あくまで紙媒体と併用していくと考えています。
(橋爪委員) 200世帯以下の町会において、塚崎区のような大きな世帯数のところと同じように有料のアプリを使う必要性があるかは考えたいと思います。
(村田委員) 町会で使うアプリもかなり種類がたくさんあるので、無料と有料をどちらを使うかを考えなければならないです。アプリ性能に差があるほか、ソフト開発会社がアプリを継続して提供してくれるかは分からず、無料の場合はリスクもあり、ソフト開発会社の体力と信頼度も考える必要があると思います。
(柗冨委員) この事業を実施していくうえで、体制の中で若手も決まっていて継続的なことは安心できると考えてよいのでしょうか。
(担当Co) 区長代理は4人おり、来年度そのうち一人が40代になります。区民会館の管理人も加わって6人で事業を運用予定です。その他に班長が50人おり、この中から若手を順次登用できれば良いと思っています。
(柗冨委員) 組織的にはしっかり作られている感じなのでしょうか。
(担当Co) 組織はしっかりしていますが、若手不足です。
(橋爪委員) 会費徴収の電子化はどうでしょうか。
(担当Co) まだ、そこまではいっていないです。ICT化の第一歩として回覧を考えています。区長もふるさと協議会の会議で回覧板のことは伝えています。
(大野委員長) 主な費用はノートPCとプリンタのためですが、事業の中心はデジタル回覧版ということで、上手く進めばおもしろい取り組みと考えます。この運用を若手に手伝ってもらうことによって、町会活動に若い人が参加できる形に繋がっていければよいと思います。
(村田委員) PCをアーカイブ的に使うのであれば、データ容量が心配されます。
(担当Co) そのあたりも詳しい人がいると聞いています。
(大野委員長) 今はPCの容量も大きく、外付けのSDDでも容量が大きいものがあるので、心配はしなくても良いかと思います。
柏市ひばりが丘町会
ア 概要説明
事業の名称
ICTを活用して活動の活性化と事務作業の簡素化を実現
高橋主事より「令和7年度柏市地域活動支援補助金(+10)応募用紙」等に基づいて事業概要説明。
イ 事前質問への回答
今現段階で比較している導入機器はあるかとの質問ですが、現段階で比較検討しているものはなく、予算承認時点で見直す可能性があるとのことでした。
ウ 審議
(橋爪委員) 実際に運用している方はどなたでしょうか。
(担当Co) 応募責任者になっている副会長で50代現役の方になります。既に公式ラインによるデジタル回覧板の一歩手前まで実現していますが、会館の設備が古いので個人の機材も多く使用しています。それを町会所有で最新の機器に切り替えたいのと、プロジェクターを新規導入したいとのことです。
(橋爪委員) 人材は確保しているのでしょうか。
(担当Co) 当面は副会長が中心となります。ひばりが丘は高齢世帯と新興住宅に二極化しており、そのなかから次の人材を見つけたいと思っている様子です。
(大野委員長) プロジェクターについてですが、会議会場のスペースはどのくらいでしょうか。
(担当Co) この審査会会場程度の広さで役員会はできます。今は古い40インチのテレビを使っていますが、新しいパソコンに対応できません。
(大野委員長) 他の応募団体からは1.5万円程度のスクリーンが申請されています。価格を鑑みると商品は再度検討してみた方が良いように感じます。
(大野委員長) 役員会以外でイベントは開催するのでしょうか。そこでの使用は検討されていますでしょうか。
(担当Co) サロンなど様々なイベントを行っており、そこでも使用します。活用範囲は広いです。
(村田委員) 今の業務の延長線でバージョンアップするという認識で、応募内容に問題はないように見受けられます。
(柗冨委員) 特に問題はないと思います。パソコンは他と比べると高いですが、容量もあるので、長期にわたり使用するので良いのではないかと思います。
(担当Co) パソコンが高い理由としては、保険で3.5万円程かかっているからです。長めに保障をつけています。
(村田委員) 国産パソコンの標準くらいの価格だと思います。後々容量を増やさなくていいので使い勝手がいいと思います。
(大野委員長) 資料や名簿が現状様々な方に分散している状況を改善したいということでしょうか。
(担当Co) そのとおりです。残念ながら資料が集約されていないため、今後、町会として資料を集約して記録をしっかりしたものにしていきたいと伺っています。
富士見町町会
ア 概要説明
事業の名称
令和7年度富士見町町会納涼祭
高橋主事より「令和7年度柏市地域活動支援補助金(+10)応募用紙」等に基づいて事業概要説明。
イ 事前質問への回答
事前質問なし
ウ 審議
(大野委員長) 盆踊りの開催にあたり、様々な団体に声を掛けていて良いと思います。
(村田委員) 食糧費について、お茶ぐらいなら良いですが、食事については正当性があるのか疑問です。富士見町町会の活動は熱心だと感じています。
(柗冨委員) コロナで行事がなくなった町会もあるなかで、人数を集めるのに非常に効果があると思います。
(担当Co) コロナ前は高齢者は盆踊り、若い人はカラオケ大会など開催していましたが、子どもの参加は減りつつありました。この事業は新規参加者を増やす起爆剤としています。
(柗冨委員) 高校生の招待は初めてですか。
(担当Co) 高校生は初めてになります。
(橋爪委員) 地元の大事なイベントだと思いますが、役員の負担感は気になります。今回のアイデア出しは町会のどなたになるのでしょうか。
(担当Co) 会長が積極的にアイデアを出しています。会館の利用率が高いことから、利用者の意見を吸い上げている部分があると思います。
(橋爪委員) シン柏おどりも組み込んでいただければと思います。
(大野委員長) 今年度の開催状況はどうなのでしょうか。
(担当Co) 盆踊り協会の指導のもとマツケンサンバを踊りました。
(橋爪委員) コロナ禍では開催していたのでしょうか。
(担当Co) コロナ禍ではやっていないです。今年度が1回目で、今後より発展させていきます。
(大野委員長) 活動自体は良いと思いますが、継続して実施している事業に補助金を出すことで、その事業がより発展するのかどうかなどの意義が問われると思います。
新富町町会
概要説明
事業の名称
町会内のICT活用に向けた環境整備
高橋主事より「令和7年度柏市地域活動支援補助金(+10)応募用紙」等に基づいて事業概要説明。
イ 事前質問への回答
プロジェクターとスクリーンの選定理由について、プロジェクターの性能が高すぎないか、またプロジェクターの性能が必須であれば、スクリーンの性能が低いのではないかとの事前質問をいただきました。回答としましては、当面の会議での使用は40インチでよいが、将来、映画会・講習会などを実施する際の大型スクリーン(100インチなど)に対応できるプロジェクターを選定したとのことです。
ウ 審議
(村田委員) プロジェクターは下に置けるタイプでしょうか。
(担当Co) 下に置けるタイプです。
(大野委員長) 使用する部屋の大きさはどの程度でしょうか。
(担当Co) 20名程度が使うとのことですので、そのくらいの広さだと認識しています。
(大野委員長) プロジェクターは妥当だと思いますが、スクリーンはどうでしょうか。
(担当Co) 会場は広くないので40インチで妥当だと考えます。また現在紙ベースで配付しているものをペーパーレス化するものなので、スクリーンのサイズより、0から新しく始まることが重要ではないかと思います。
(村田委員) 業務の延長線ということで、まずは40インチでやってみようということなのだと思います。会長が必要と考えるプロジェクターの性能であればこれでいいと思いますが、スクリーンはプロジェクターとバランスを取ることを考えてほしいです。
(柗冨委員) 利用目的は会議が中心になるのでしょうか。
(担当Co) そうなると思います。まずは会議のペーパーレス化が目的になります。
(柗冨委員) 高齢者が多い地域だと思いますが、若い人はどうでしょうか。
(担当Co) 高齢者と若者が二分化しています。畑が宅地に変わって若い人の流入が続いており、こういった転入者を上手く巻き込みたいという意向があります。
(橋爪委員) 会議の回数や参加者はどのくらいでしょうか。
(担当Co) 大勢の利用も出てくるはずですが、具体的な回数や人数までは把握していないです。
(大野委員長) 会議の利用だけとなるとスペック的に高いのではないでしょうか。
(担当Co) 役員会のみだけでなく、カラオケやサロン・映画会などのイベントでも利用する予定です。
(大野委員長) パソコンの購入費が予算計上されていないのはなぜでしょうか。
(担当Co) 現在所有しているものを引き続き使用するためです。
グランシティ大津ケ丘団地管理組合
ア 概要説明
事業の名称
管理組合が保有する紙文書の電子化によるクラウド共有と検索容易化
高橋主事より「令和7年度柏市地域活動支援補助金(+10)応募用紙」等に基づいて事業概要説明。
イ 事前質問への回答
1つ目のGoogleドライブのアカウントは管理組合で持つのか、担当者が持つのかという質問ですが、Googleドライブのアカウントは管理組合で持ち、アクセス権はGoogle Groupsで制限するとのことです。2つ目のペーパーレスが達成された後に導入したICT機器の活用アイデアはあるかとの質問ですが、リモート会議の端末として使用する予定とのことです。集会所のテレビに投影もできるため、イベントでも活用できないか検討しております。3つ目の長期の事業になるなかで、担当者はどのように確保するかについては、2025年度は継続して副担当が対応します。管理組合理事は任期2年で毎年半分ずつ入れ替えているため、後任は来年度の理事に引き継ぐとのことでした。
ウ 審議
(大野委員長) 膨大な資料のPDF化は手作業で行うのでしょうか。
(担当Co) 手作業になります。書類整理はできているので、効率的に進める事ができると想定されます。
(柗冨委員) スキャン作業は1名で行うのでしょうか。
(担当Co) 最初は1名でスタートして、業務マニュアルを作成して、後任に引き継いでいきます。
(村田委員) PDF化した書類画像の変更や検索はできるのでしょうか。
(担当) PDFエディターを購入しており、そちらで対応できます。
(大野委員長) OCRはどのように活用するのでしょうか。
(担当Co) PDF化の方が多いと想定されますが、ある程度の量の手書きの書類がOCR利用の対象になります。
(橋爪委員) 他地域でも有効なモデル事業になるかもしれないです。
(大野委員長) 今後発行するものも含めて将来はペーパーレス化されるのでしょうか。
(担当Co) 将来はペーパーレス化も想定されます。
傍聴
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