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圧縮空気泡消火システム(Compressed Air Foam System)略して「CAFS」講習会を実施!!
令和5年11月9日(木曜日)、株式会社モリタの講師を招き圧縮空気泡消火システム(Compressed Air Foam System)略して「CAFS」講習会を実施しました。
CAFS(キャフス)とは、消火薬剤と高圧の空気を混ぜて泡を作るシステムで、水が浸透する力を強めることで600ℓの水量で約10、000ℓ分の水量と同等の効果を生み出すことができる装置です。柏市消防局では7台の消防車に搭載されています。消火作業で発生する水損や活動する隊員の労力も大幅に軽減でき、さらに消火能力も向上するといった優れものです。
消防には、「国民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、火災又は地震等の災害による被害を軽減する」責務があります。近年の消防機器は技術進歩により進化していますが使用するのは人間です。市民のみなさまを守るため、消防士も日々進化し続けなければなりません。
今回の研修では、消火能力を検証映像と資料を基に、分かりやすく説明を行っていただきました。若年層からベテランまで、現場でより良い活動を目指すため熱心に講習を受講していました。
今回の講習を有意義なものとし、今後の活動に活かしていきます。
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