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令和5年8月6日執行の柏市議会議員一般選挙における当選の効力に関する争訟経過
1 当選人渡邉晋宏の当選無効に関する争訟について
(1) 柏市選挙管理委員会への異議申出
令和5年8月6日執行の柏市議会議員一般選挙(以下「本件選挙」と言う。)に関し、選挙人から柏市選挙管理委員会に提起のあった当選の効力に関する異議申出に対しては、令和5年10月13日付けで下記のとおり決定しました。
異議申出の趣旨
本件選挙における当選人渡邉晋宏の当選を無効とする決定を求めるもの
決定の内容
異議申出を棄却する
決定書
※7件の異議申出ごとに一部異なる内容で作成しているため、内容を網羅したものを掲載します。
(2) 千葉県選挙管理委員会への審査申立て
柏市選挙管理委員会の決定について、千葉県選挙管理委員会に審査申立てがあり、千葉県選挙管理委員会は、令和6年2月20日付けで裁決を行い、3月1日に千葉県報に告示しました。
千葉県報令和6年3月1日定例第13918号(外部サイトへリンク)
別冊「当選の効力に関する審査の申立てに対する裁決書(1)」(外部サイトへリンク)
別冊「当選の効力に関する審査の申立てに対する裁決書(2)」(外部サイトへリンク)
令和5年8月6日執行の柏市議会議員一般選挙における審査申立てに対する千葉県選挙管理委員会の裁決について(令和6年3月1日発表)
参考
千葉県選挙管理委員会の裁決に不服のある者は、公職選挙法に基づき、千葉県選挙管理委員会を被告とし、その裁決書の交付を受けた日又は裁決書の要旨の告示の日から30日以内に高等裁判所に訴訟を提起することができます。
(3) 高等裁判所への訴訟提起
千葉県選挙管理委員会の裁決に対して、高等裁判所への訴訟の提起が無かったため、本件選挙における当選人渡邉晋宏の当選の効力が確定しました。
2 当選人小川学の当選無効に関する争訟について
(1) 柏市選挙管理委員会への異議申出
令和5年8月6日執行の柏市議会議員一般選挙(以下「本件選挙」と言う。)に関し、選挙人から柏市選挙管理委員会に提起のあった当選の効力に関する異議申出に対しては、令和5年10月13日付けで下記のとおり決定しました。
異議申出の趣旨
本件選挙における当選人小川学の当選を無効とする決定を求めるもの
決定の内容
異議申出を棄却する
決定書
※8件の異議申出ごとに一部異なる内容で作成しているため、内容を網羅したものを掲載します。
(2) 千葉県選挙管理委員会への審査申立て
柏市選挙管理委員会の決定について、千葉県選挙管理委員会に審査申立てがあり、千葉県選挙管理委員会は、令和6年3月5日付けで裁決を行い、3月15日に千葉県報に告示しました。
千葉県報令和6年3月15日定例第13922号(外部サイトへリンク)
別冊「当選の効力に関する審査の申立てに対する裁決書(1)」(外部サイトへリンク)
別冊「当選の効力に関する審査の申立てに対する裁決書(2)」(外部サイトへリンク)
別冊「当選の効力に関する審査の申立てに対する裁決書(3)」(外部サイトへリンク)
柏市議会議員一般選挙における審査申立てに対する千葉県選挙管理委員会の裁決について(その2)(令和6年3月13日発表)
柏市選挙管理委員会委員長コメント(令和6年3月13日付け)
本日、柏市議会議員一般選挙における当選の効力に関する審査の申立てに対し、千葉県選挙管理委員会の裁決が発表されました。
この裁決は、柏市選挙管理委員会の判断と異なるものとなりましたが、審査庁である千葉県選挙管理委員会の裁決を真摯に受け止めます。現段階では出訴期間中であるため確定には至っておりませんので、法定期間経過後、公職選挙法に則った対応をしてまいります。
参考
千葉県選挙管理委員会の裁決に不服のある者は、公職選挙法に基づき、千葉県選挙管理委員会を被告とし、その裁決書の交付を受けた日又は裁決書の要旨の告示の日から30日以内に高等裁判所に訴訟を提起することができます。
(3) 東京高等裁判所への訴訟提起
千葉県選挙管理委員会が行った裁決に対し、令和6年4月11日付けで当選人小川学が東京高等裁判所に裁決の取消しを求める訴訟を提起しましたが、令和6年8月27日付けで東京高等裁判所から訴訟が係属しなくなった旨の通知があったため、これをもって千葉県選挙管理委員会の裁決のとおり、本件選挙における当選人小川学の当選の無効が確定しました。
これを受け、柏市選挙管理委員会では、当該通知が到着した令和6年8月28日付けで、小川学氏の当選を無効とする告示を行いました。
なお、新しい当選人の更正決定の予定については下記をご覧ください。
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