更新日令和3(2021)年2月26日

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真空パックなどの密封食品による食中毒

真空パックなどの密封食品でも、常温で放置するとボツリヌス菌という食中毒菌が増殖し、命にかかわる食中毒につながることがあります。

ご家庭では、表示によく注意し適切な保管を行うようにしましょう。また、容器包装詰低酸性食品を製造する事業者の方は、ボツリヌス菌が増殖する可能性があるので、適切な管理を行うとともに、表示についても十分な工夫をしましょう。

  1. 「レトルトパウチ食品」は除きます。
  2. 容器包装詰低酸性食品とは、「容器包装に密封」、「pHが4.6を超える」、「水分活性が0.94を超える」食品をいいます。

消費者の皆様へ

「要冷蔵」「10度以下で保存」といった表示のある食品は必ず冷蔵保存してください。

厚生労働省パンフレット 「消費者の皆さまへ」(外部サイトへリンク)

事業者の皆様へ

容器包装詰低酸性食品は、120度4分間以上加熱するか、生産から消費まで10度以下で管理し、はっきり「要冷蔵」と表示する、などの対応が必要です。

事故を起こさないために、もう一度自社製品の対策を確認して下さい。

厚生労働省パンフレット 「食品関係事業者の皆さまへ」(外部サイトへリンク)

ボツリヌス食中毒について

特徴は?
  • 菌は土壌・水などに広く生息し、常に食品を汚染する危険性があります。
  • 熱に強い芽胞を形成しますが、菌が作り出す毒素は十分な加熱で毒性を失います。酸素が極めて少ない密封状態で増殖します。
症状は?

物が二重に見えたり、手足に力が入りにくくなるなどの神経症状が出現し、放置すると呼吸困難などを起こして短時間で命にかかわる場合もあります。

発症したら?

ただちに治療が必要です。すぐに医療機関を受診してください。

参考;厚生労働省ホームページ「真空パック詰め食品などのボツリヌス食中毒対策についての注意喚起の実施について(外部サイトへリンク)

お問い合わせ先

所属課室:健康医療部生活衛生課 (保健所)

柏市柏下65番1号(ウェルネス柏3階)

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