更新日令和6(2024)年4月22日

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第52回柏市第二清掃工場運営委員会(第38回定例会)議事録

開催日時

令和6年3月22日(金曜日)午前10時から午前10時50分まで

開催場所

南部クリーンセンター(柏市第二清掃工場)3階中会議室

出席者

(1)委員

佐々木健、井原智彦、佐田幸一、米元純三、時田秀和、小川英夫、柴田光子、日暮栄治、石谷信一、根本英子、祖父江万智子、砂金信義、篠田操、中嶋洋子、吉見孝治、宇佐見進(16名)

(2)事務局

後藤環境部長

他15名

議題

第1監視項目(令和5年8月~令和6年1月分)

事務局から資料に基づき説明し,了承を得た。

質疑

(祖父江委員)

2ページのダイオキシン類の大気排出基準の測定結果について、保証値は0.01以下だが、測定結果は0となっている。この結果は、測定業者が小数点以下の測定ができないから0となっているのか。

(富士産業)

JISの規定により0と表記している。ダイオキシン類は約40種類あってそれぞれ定量下限値が異なり、それぞれの定量下限値未満の測定数値は0と表記する規定となっている。約40種の全項目が測定数値0である場合は、ダイオキシン類の測定結果も規定により0と表記される。これは一般的な表現のしかたである。

(祖父江委員)

保証値の0.01以下は、住民合意の中で非常に重要な数値だと認識している。0と表記してあると、今の業者がその測定ができないと捉えられてしまうので、小数点以下何桁かある、測定で出たそのままの数値を報告してほしい。

(富士産業)

各物質の測定結果は本報告に添付しているので、数値を確認したい場合は事務局に申し出て、添付文書を閲覧していただくということでお願いできないか。

(時田委員)

国の定めで、水等と異なり排ガスはすべての測定項目がND(定量下限未満)の場合は測定結果0という表記をするように決まっている。それに従っている。

(事務局)

個別の物質ごとの分析結果の報告は受けているので、必要であれば申し出ていただき、閲覧いただくということにしたい。

(米元委員)

0だと納得しにくい部分があると思うので、検出もしくは不検出と表記し、注としてJISではこう表記することになっていると書くのがよいかと思う。

(事務局)

ダイオキシン類の表記については、内部で検討する。

(米元委員)

排水基準や灰の溶出試験の結果について、「定量下限値を示して定量下限値未満」という表記と「不検出」という表記が混在しているが、これは基準値に「検出されないこと」となっているものは不検出という評価としているという理解でよいか。

(事務局)

お見込みの通り。

(米元委員)

不検出の項目についても定量下限値を併記した方がよいと思う。

(事務局)

次回以降対応する。

(祖父江委員)

灰溶融炉について、以前に質問した時はもう使えないという回答だったが、近年に再度質問した時は扱いがまだ決まっていないという回答だった。どう考えればよいか。

(清掃施設課)

灰溶融炉は東日本大震災の影響から稼働を停止して10年が経過しており、そこからまた立ち上げるという方針は、今のところ無い。立ち上げるにしても、新たに基準を満たせるかの検討が必要になると考えており、従って、現状で灰溶融炉を再稼働する予定も無い。

(時田委員)

排水基準の生物化学的酸素要求量と浮遊物質量について、定量下限値は0.5だが、測定結果には小数点以下の表記がない。定量下限値が誤っているのか、結果の表記の桁数が足りないのか。

(富士産業)

この2項目に関しては、社の方針として、結果が一桁の整数の場合は小数点以下は表記しないで報告している。

(佐々木委員長)

定量下限値と測定の分解能の関係ではないかと思うが。

(富士産業)

本件に関しては、通常は定量下限を1で設定している。今後は二桁での表記が可能かどうか、社内で検討する。

第2周辺環境監視項目

事務局から資料に基づき説明し,了承を得た。

質疑

なし

第3報告事項

事務局から資料に基づき説明し,了承を得た。

質疑

(篠田委員)

焼却日数について、1号炉と2号炉の稼働日数が異なるが、これは何か理由があってのことか。

(柏環境テクノロジー)

今回の委員会での報告期間が令和5年8月からだが、炉は8月1日に立ち上げたわけではなく、それ以前から継続して焼却してきており、連続稼働日数はもっと長い。11月は1号炉と2号炉を同時に稼働させているが、これは流山市のごみや北部クリーンセンターのごみの受入をして焼却量を増やす必要があったため、2炉運転をしたもの。通常受け入れているごみだけを焼却しているときは1炉運転だが、状況によって変わってくることをご理解いただきたい。

第4放射性物質対応経過

事務局から資料に基づき説明し,了承を得た。

質疑

(祖父江委員)

焼却灰は具体的にどこでどう処分しているのか。

(事務局)

県外の民間の処分場に埋め立てている。定期的に処分場放流水等の検査を行い、周辺環境に影響がないことを確認している。

第5実施状況及び今後の日程

事務局から資料に基づき説明し,了承を得た。

質疑

(祖父江委員)

来年度に委員改選とのことだが、一度提出した委員候補は変更できないのか。

(事務局)

基本的には2年の任期でお願いしているが、事情が発生した場合は連絡していただければ調整する。

傍聴人

なし

次回開催予定

令和6年9月下旬

会議資料

第52回(第38回定例会)柏市第二清掃工場運営委員会資料(PDF:1,275KB)

お問い合わせ先

所属課室:環境部南部クリーンセンター

柏市南増尾56番2(第二清掃工場所在地)

電話番号:

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