更新日令和5(2023)年5月9日

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第50回柏市第二清掃工場運営委員会(第36回定例会)議事録

1開催日時

令和5年3月23日(木曜日)午前10時から午前11時30分

2開催場所

南部クリーンセンター(柏市第二清掃工場)3階ホール

3出席者

(1)委員

佐々木委員長、井原委員、佐田委員、米元委員、時田委員、小川委員、柴田委員、日暮委員、石谷委員、根本委員、祖父江委員、砂金委員、篠田委員、中嶋委員、吉見委員、宇佐見委員(16名)

(2)事務局

後藤環境部長

他14名

4議題(要旨)

第1監視項目(令和4年8月~令和5年1月分)

事務局から資料に基づき説明し,了承を得た。

質疑

(佐田委員)

2ページのダイオキシン類の排出基準測定結果で1号炉10月18日は0.000000048、1月24日は0.000040と数字にバラつきがあるが有効数字の観点からどのように考えているのか教えて欲しい。

(事務局)

実測した毒性換算を加味しない生のダイオキシン濃度に毒性換算値を掛け合わせて算出している。低いほうの数値については換算計算が0.00003という極めて小さい数値をかけている。測定している数値0.0016にこれをかけた形でとても小さい数値となる。最後に2桁にまとめて報告している。

(米元委員)

8ページ悪臭物質測定結果表の硫化メチル、トリメチルアミン、ノルマル酪酸、ノルマル吉草酸の定量下限と基準値とのマージンが少ない。たとえば硫化メチルだと定量下限値が0.01、基準値が0.01以下、結果測定が0.01未満でないと問題かと思う。定量下限について検討して欲しい。

(事務局)

確認を取った上で対応する。

(事務局)

硫化メチルの測定結果が0.010未満とあるが0.001の間違いである。

(米元委員)

定量下限値も0.001なのか。

(事務局)

定量下限値も0.001である。

(時田委員)

12ページ飛灰固化灰の六価クロム化合物の8月1日は0.13で10月17日が0.1。他は0.2未満なので、これでいくと0.2未満でいいのではないか。

(事務局)

数値が出ている2回については定量下限0.05で数値をだしている。定量下限が違うのは分析の精度管理の問題があり、定量下限は割らなければいけないケースがあり0.2と0.05で出す場合がある。

(時田委員)

水排出基準の単位がmg/Lに対して、飛灰固化物の単位はmg/lとなっている。今は大文字のLを使うのが標準だと思うので単位を統一したほうがいいのではないか。

(事務局)

確認を取り、次回以降修正する

第2周辺環境監視項目

事務局から資料に基づき説明し,了承を得た。

質疑

なし

第3報告事項

事務局から資料に基づき説明し,了承を得た。

質疑

(米元委員)

1号炉と2号炉の稼動日が違うが1号炉がメインで2号炉がサブといった認識でよいか。

(事務局)

メイン、サブの概念はない。基本的には均等だが半年間の報告なので1号炉の稼働日が多くなることがある。

(米元委員)

年間の焼却量を教えてほしい。

(事務局)

年間約36,000tのごみが運ばれてくるので、その前後で調整して焼却している。

(井原委員)

22ページの日別最大値は一日の中で一番高くなった値を日別最大値といって、その最大値と平均値を表にまとめているといった理解でいいのか。

(事務局)

その理解で問題ない。

第4放射性物質対応経過

事務局から資料に基づき説明し,了承を得た。

質疑

(日暮委員)

指定廃棄物の保管については周辺町会と確認書を取り交わしていると思うが、前回取り交わしたのはいつだったか。

(事務局)

確認書他指定廃棄物保管についての保管の更新は確認書においては2年間、国の方とその後の指定廃棄物に関する動きがなければ2年後に再度町会と協議をすることになっている。前回の2年の期限が令和3年度末に期限が切れたので、そこで一度更新した。その後2年間なので令和3年度末がその後の更新ということであったが、その後国の方の動きも目立った動きがないということをうけて、その報告はさせていただいている。手続き的に確認書を再度取り交わすといったことには至っていない。今年度末にそのような経過があるので、その辺は町会と協議をしたいと考えている。

(日暮委員)

5年度末で更新の時期ということか。

(事務局)

令和3年度末が国との時期とあったので、それから1年2年と経過しており、その間、その手続き的なことは行っていない。この時期に再度協議をさせて頂きたいと考えている。

(日暮委員)

周辺町会としては国と柏市ではなく柏市と周辺町会とのことなので国との約束や更新など関係なく、周辺町会とはしっかり協議をしてほしい。

(事務局)

時間が経っているので近々行えればと思っている。

(日暮委員)

周辺町会との話し合いをしながら運営をしてほしい。

第5実施状況及び今後の日程

事務局から資料に基づき説明し,了承を得た。

質疑

 

なし

その他

質疑

(祖父江委員)

灰溶融炉が止まっているが稼働する予定はあるのか。

(事務局)

灰溶融炉は長期間停止していて施設の寿命もきているので今の所、再稼働する予定はない。

(祖父江委員)

使おうと思えば使える状態なのか。

(事務局)

使おうとしたら大規模な改修が必要と聞いている。

(祖父江委員)

工場の耐用年数と同じぐらいで終わるということか。

(事務局)

南部クリーンセンターの耐用年数事態は修繕を重ねながら使い続けることができるが、灰溶融炉に関しては現時点で使用していないので稼働する予定はない。また今の時点ですぐに稼働できる状態でもない。

(祖父江委員)

ほどんど使わないということで理解した。

(日暮委員)

この清掃工場を整備するにあたっては周辺町会の柏市清掃工場対策連絡会議と周辺町会は協定書を結んでいると思う。この協定書の第4章に施設建設及び整備への理解と協力とある。第2のほうには周辺を考慮して乙は工場を増設し、またその他処理方法を大幅に変更しようとするときはあらかじめ甲と協議をするということが協定書で記載されている。ところが柏市は数年前から一切周辺町会に話をしないで旧沼南町の可燃ごみを鎌ケ谷の工場から離脱してこの柏市で処理しようとしている。これは結んだ協定書に著しく外れていると思う。私たちは大きな事業を行うときに、それこそダイオキシンといって非常に危険な物質だということで大変な大きな問題だった。だが、いろいろ柏市と話し合ったうえで多くの人たちの反対もあったが、ごみ処理をするのは仕方がないということで周辺町会や対策連絡会議は柏市と協定を結んだわけだ。ところが数年前から柏市は周辺町会を軽視している。協定書を確認しながら事業を進めているのかどうか甚だ疑問だ。一部の方たちは周辺を向いていることも理解している。柏市の考え方をお伺いしたい。考え方によっては今後我々理解した周辺町会また反対された方々と一緒になってこの問題について取り組んていきたいと思う。

(事務局)

旧沼南町のごみが現在鎌ケ谷市と一緒にやっているクリーンセンターで処理しているものを今後柏市で処理できないかと、やっと鎌ケ谷市と協議を始めた。先日もタイミングをみてお話させていただいている。事前に協議を始めることについては周辺町会長を通して話をさせていただいたと思っている。実際しらさぎとの共同処理を解消してすべて柏市に持っていくというのが決まったわけではない。今後鎌ケ谷市と運営方法、将来的なこともふまえて協議をして具体的に柏市でどのくらいのごみを処理することになるのかがみえてきた段階で正式に清掃工場周辺の方々に説明しようと思っている。現在お話できるのは現時点では正式な協議という段階ではなく周辺の皆様に話できる状態ではないということをご理解いただきたい。また工場周辺の対策、ご要望については、工場も18年稼働し、稼働前に皆様と協定を結んだものについて柏市としては進めていきたいと思っている。18年という時間をかけてしまったこと、本来であればもっと早く協定書の内容について達成するべきであったと思っているが財源であったり社会的な情勢もあり全てを達成できない状況であることは大変申し訳なく思っている。柏市としても協定の事項については尽力していきたいと思っている。

(日暮委員)

旧沼南地域のごみを柏市の工場に持ってくるとは決まっていないと言ったが旧沼南の方からしたら鎌ケ谷の工場で焼却しようと、柏市の工場で焼却しようと全く関係のない話である。その関係のない旧沼南には説明していて、私たちは皆さんから話し合いをするとは伺ったが、これについて柏市の清掃工場に搬入してもいいのか、いかがですかということは一回も聞かれていないし了解する気も一切ない。一般的にやめていく方よりも清掃するものを搬入する周辺に説明するほうが先ではないか。それをして地域のかたが理解して初めてこのような話ができるのではないか。最近の柏市の清掃工場に関しての取り組みは全く私には理解ができない。どう考えても持っていくところの人たちに沼南地域の可燃ごみや不燃ごみを柏市の清掃工場に持ってきたいんだけどいかがですかと、まず聞くと思う。その辺のところはしっかりと役所の中で話し合ってほしい。そして協定書の中でいろんな約束がある。履行がおくれるという話があったが、その頃と今とでは柏市の資金の使途についても変化があったかもしれない。しかし迷惑施設を作るときには誰もが喜んで受けているわけではない。致し方ないから受けている。そして柏市もこのぐらいは仕方ないと約束しているんだと思う。それをまだ多くのことが実際残っている。金額にしてもそうとうな金額になると思う。だが次のことを考える前にそういうことをしっかり考えて対応してからにしてほしい。それが対応できないのであれば鎌ケ谷市と話し合いがついたとしても、私たちは地域一体となって受け入れないことを話し合い対応していきたい。

(事務局)

委員からのお話は承った。内部での協議は進めているので我々としては誠意をもって対応したい。指定灰保管の確認書についても再度周辺の町会と話し合っていきたいと思う。

5傍聴者

なし

6次回開催予定

令和5年9月下旬

7会議資料

第50回柏市第二清掃工場運営委員会(第36回定例会)会議資料(PDF:1,208KB)

 


 

 

お問い合わせ先

所属課室:環境部南部クリーンセンター

柏市南増尾56番2(第二清掃工場所在地)

電話番号:

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