更新日令和5(2023)年12月11日

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令和5年度第3回柏市特別職報酬等審議会議事録

1.開催日時

令和5年11月8日(水曜日)午前10時から11時10分まで

2.開催場所

柏市柏五丁目10番1号

柏市役所本庁舎5階第1委員会室

3.出席者

委員

対面出席委員(5人)

徳永委員(会長)、中屋委員(副会長)、阿部委員、長谷川委員、平野委員

オンライン出席委員(2人)

萩嶋委員、山下委員

事務局(6人)

飯田総務部長、清水給与厚生室長、石井給与厚生室副主幹、清水給与厚生室主査、松沢給与厚生室主任、笠原給与厚生室主事

4.議事及び意見交換

(1)特別職報酬等の改定に係る今後の方向性について


(ア)第1回・第2回会議における主な御意見・御質問に係る事務局からの振り返りについて

  • 事務局から説明

資料に基づき、これまでの審議会の振り返りについて説明。

  • 質疑応答

(長谷川委員)今日を含めて審議会の開催はあと1回、2回ぐらいになると思われる。今後の議事進行をどのようにしていくか、特に特別職と議員を分けて議論していくのであれば、議論を分けるという動議を議決する必要があると考えられることから、進行動議の提案をしたい。
(徳永会長)事務局の方で意見はあるか。
(事務局)これまでの意見を踏まえ、前回の会議において、審議会の開催の回数を3回から4回へ変更することで委員の皆様から了承をいただいたと認識している。今後の進め方について、これまでは3回の開催の後に、市長からの諮問に対して委員の皆様から答申をいただき、市は12月議会において、関係する条例改正議案を提出し、議会の審議をいただくという流れを想定していた。前回の会議において、特に議員についての検証を深めたいとの意見をいただき、また特別職と議員について、分割して議論できないかといった意見もあったことから、持ち帰り検討させていただいたところ、諮問に対して答申するという性格のものであることから、一部分割して答申することは可能との見解を得た。これにより、事務局としては、特別職と議員について、答申を二つに分けること、具体的には、特別職については、当初の予定通り12月議会に間に合うように答申をいただき、委嘱期間を当初の年内から延長させていただいた上で、年明けの1月に、議員についての意見をいただく会議を開催し、3月議会を視野に入れて答申をいただくという流れを考えている。
(長谷川委員)前回の会議で、議論が大きく変わった流れがあったが、前回欠席された委員にも周知されているのか。
(平野委員)議事録にて把握している。
(中屋副会長)議論の分け方について、市長、副市長、教育長、上下水道事業管理
者、監査委員が特別職、それ以外が議員関係という認識でよいか。
(事務局)お見込みのとおりである。
(徳永会長)議論を二つに分ける方向で進めていくということでよいか。
(各委員)異議なし
(徳永会長)特別職と議員で議論を分けて進めていくこととする。


(イ)市の健全財政の維持について、特別職の業務内容について及び報酬等の改定案について

  • 事務局から説明

資料に基づき、市の健全財政の維持について、特別職の業務内容について及び報酬等の改定案を説明。

  • 質疑応答

(長谷川委員)上下水道事業管理者の業務内容に職員の任免がある。職員の任免は市長の仕事と認識していたが、上下水道事業管理者も人事権を持っているのか。
(事務局)実務的には上下水道局の職員も市の職員であるため、まずは市の職員として柏市長から辞令を受けた後、上下水道局に派遣という形で配属となる。なお、教育委員会も同様となる。
(長谷川委員)給与計算や職員の昇給等の業務にも対応するため、所管業務は多いと思われる。
(事務局)市長部局でいう人事課で行う任免や、給与厚生室で行う給与計算を各々で実施している。全体の考え方や人事異動等は市全部で一体として考えているところであるが、組織上、特に教育委員会などは行政委員会となるため、市長部局とは分けている。また、企業会計の適用となることから、予算・決算も分かれており、市長部局の予算は市長から議案を提案するが、企業会計はそれぞれからの提案となる。市の企業会計は、上下水道局のほか病院会計が対象である。
(阿部委員)教育委員会は企業会計ではないということでよいか。
(事務局)そのとおりである。
(中屋副会長)資料2の「市税・義務的経費充当一般財源額の推移」において、令和5年度の人件費229億円が令和10年度では248億円の見込みとなっている。これは職員もそれだけ増えてくるという理解でよいか。
(事務局)お見込みのとおりである。
(阿部委員)見通しでは、市税も伸びており、良い状況にあると思われる。
(徳永会長)これまでの意見・発言等を勘案すると、特別職の報酬の方向性については今回でまとめることで議論も集約したのではないかと思う。答申案について、事務局から説明があればお願いしたい。
(事務局)事務局としては、方向性、改定の内容について、委員の皆様の承認をいただいた上で、これまでにいただいた意見を基に答申案をまとめたいと考えている。時間も限られていることから、承認後速やかに答申案を作成し、確認いただきたいと考えている。確認作業については、会長にお願いしたいと考えているがいかがか。
(各委員)異議なし
(徳永会長)時間も限られていることからしっかりと確認をさせていただきたい。今回の会議で、第1回第2回の振り返りをし、皆様から貴重な意見をいただいたため、それらを記載した答申案になるように考えていきたい。それでは特別職については、事務局提案のとおり増額改定とさせていただきたい。
(長谷川委員)答申は、人事院勧告を基づく考え方による増額という方向性でまとめることを考慮いただきたい。
(徳永会長)当初の事務局案からもあるように、人事院勧告をベースとし、これを逸脱することのない内容となるものと考えている。
(事務局)速やかに答申案をまとめ、来週中頃には答申する方向で進めていきたい。
(長谷川委員)前回の答申でも、市の財政を鑑みて適宜審議会を開催して見直しを行うという一文が記載されていたと聞いている。また、他の委員の方からも、同様の一文を入れたほうが良いという意見もあったことから、答申においてはこのあたりも考慮していただきたい。
(徳永会長)附帯事項として記載する方向で、事務局と相談しながら進めていきたい。
(阿部委員)国会の方も総理等の特別職の値上げの問題で揉めている状況。そういう環境下にあるから、ご指摘の文言等は記載する必要があると思う。柏市は財政面でも健全であると認識しているが、そのような点に配慮しながら精査していく必要があると考える。
(徳永会長)ご指摘のとおり、情勢等も踏まえた内容としたい。

5.傍聴

3名

6.配布資料

お問い合わせ先

所属課室:総務部給与厚生室

柏市柏5丁目10番1号(本庁舎2階)

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