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更新日令和3(2021)年4月11日

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柏市学校における食育方針

社会環境の変化やライフスタイルの多様化に伴い、栄養バランスの乱れ・不規則な食事による健康への悪影響、食の安全の確保、伝統的な食文化の危機など、「食」を巡っては多くの問題が存在しています。また、近年は世界で起きている食料問題を背景に、「食」の観点からも持続可能な開発目標(SDGs)への取組が求められています。
特に、子どもたちに対する食育は、将来の食習慣や人間性の形成に大きく影響するため、様々な経験を通して「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践できるようにすることが大切です。
このため、子どもたちにとって身近で直に触れることができる学校給食を生かし、学校における食育をより効果的に進めていくための方向性を示すものとして、令和6年3月に「柏市学校における食育方針」を策定しました。

「柏市学校における食育方針」

「柏市学校における食育方針」(PDF:1,895KB)

学校における食育推進の考え方

1 基本理念

食べることは生きていくために欠かせないものであり、生涯にわたって心身ともに健康で心豊な生活を送るためには、健全な食生活を実践していくことが重要です。特に、子どもたちに対する食育は、将来の食習慣や人間形成に大きく影響することを踏まえ、「食の大切さを学び、生きる力と豊かな人間性を育む」ことを基本理念として掲げます。

 

食の大切さを学び、生きる力と豊かな人間性を育む

 

学校給食は「生きた教材」と言われるように、各教科等の食に関する指導(授業)や行事等に関連付けた献立を提供することで、学習内容等に対する興味や関心、理解がより深まるなど、教育的効果を高めることができるため、「+給食」を合言葉に食育を推進していきます。

 

2 基本目標

本方針の基本理念を実現するために、次の3つの基本目標を掲げて、食育を推進します。

食べる力を育む

健康な心身を育むためには、規則正しい生活と望ましい食習慣が不可欠であるため、適正体重の理解、成長期に必要な栄養や正しい食事のとり方など、健全な食生活の実践に向けた取組を推進します。

豊かな心を育む

望ましい食習慣の形成とともに、五感で感じる学びを通して他人を思いやる心、感動する心等の豊かな人間性を育むため、共食の楽しさや大切さ、食事の作法やマナー、食料の生産から消費までの「食」の循環についての理解を深める取組を推進します。

郷土愛を育む

日本の食文化を守り伝えていくため、郷土料理や行事食の提供に努めます。また、地場産物の良さを知り、味わうことを通して、地域への興味・関心を高め、愛着と誇りを育てる取組を推進します。

 

パブリックコメントの実施(結果)

  • 実施期間:令和6年2月1日(木曜日)から令和6年3月1日(金曜日)まで
  • 閲覧場所:行政資料室(市役所本庁舎1階)、行政資料コーナー(沼南庁舎1階)、近隣センター、富勢出張所、柏駅前行政サービスセンター、学校給食課窓口、市のホームページ

詳細は、柏市学校における食育方針(案)のパブリックコメント実施結果をご覧ください。

お問い合わせ先

所属課室:教育総務部学校給食課

柏市大島田48番地1(沼南庁舎2階)

電話番号:

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