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更新日令和6(2024)年7月25日
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姉妹友好都市:承徳市
承徳市
承徳市は、北京から東北に250キロメートルの距離にあります。内モンゴル高原と華北平原の境に広がる山々とゆったり流れる武烈河のほとりにある有名な観光地です。
人口
約340万人
面積
約4万平方キロメートル。(関東地方にもう一つ千葉県を加えたくらい)。承徳市は8県3区を管轄。
気候
年間平均気温8.9度。春は晴天が多く、夏温暖・雨多く、秋爽やか、冬は寒冷です。
承徳市の歴史
承徳市は、悠久の歴史を持つ文化都市です。東胡(とうこ)、山戎(さんじゅう)、匈奴(きょうど)、蒙古(もうこ)等の少数民族が、相次いでこの地を訪れ、統治しました。清朝(1644年~1911年)の時代には、康煕(こうき)、乾隆帝(けんりゅうてい)が毎年夏、避暑を兼ねてこの地で政務を行いました。この清朝の時代に承徳州がもうけられ、辛亥革命の時代には熱河(ねっか)特別区が成立、新中国当初には熱河省となりましたが、その後河北省の管轄に。そして1993年に地区と市が合併し、現在の承徳市となりました。
盛んな産業
観光。中国国家指定名勝地が20数ヶ所、物産は豊富、民間の風俗は純朴、理想的な観光地で、毎年550万以上の観光客が訪れます。観光道路なども整備され、2006年には「北京―承徳」高速道路が開通。農業も盛んで、中国全土で有名な「露露(るる)飲料」は承徳の産。最近は改革開放政策化で、工業が急速に発展、鉱物資源も豊富です。
柏と承徳の出会い
1980年1月、柏市長を団長とする日中友好柏市民訪中団が訪中した際、中日友好協会秘書長孫平化氏から承徳市を紹介されました。これを機に両市間で意見交換が重ねられ、3年後の1983年11月1日柏市において友好都市締結の調印が行われました。
さまざまな交流
青少年の交流
柏市からは1986年、承徳市からは2001年に青少年訪問が始まり、お互いに市内中学校・高校を訪問し、ホームステイをしながら友好を深めています。
各種視察団の受け入れ
承徳市から都市建設・商業・教育・農業・医療衛生等の各種視察団が来柏。関係者同士の情報交換や市民との交流の良い機会になっています。
市民友好訪中団
友好都市締結後、5年ごとの周年記念事業として市民友好訪中団が承徳市を訪問しています。記念植樹や承徳市人民政府への表敬訪問、また一般家庭への訪問等を通じ承徳市民との親睦をさらに深めています。
学校同士の交流
市立柏高校と承徳第一中学校の間では活発な交流が続いており、柏高校からは生徒が語学研修で毎年承徳市を訪問、承徳一中からも生徒が来柏し、バスケットボールの交換試合なども行われています。
承徳市緑化事業への支援
承徳市緑化事業に対する柏市みどりの基金による支援は、友好都市締結記念事業として1993年にスタートしました。
支援により整備されたこれらの場所は、「柏市・承徳市友諠林」、「日本柏市植物園」、「日本庭園(雲山花園)」として承徳市民の憩いの場として親しまれています。
承徳との交流活動
友好都市締結40周年記念オンライン式典を令和6年3月26日に行いました。
承徳市の王 亜軍(ワン ヤー ジュン)市長と柏市の太田市長が挨拶をし、これまでの交流活動を讃えるとともに、今後も友好関係をさらに深めていくことを確認し合いました。
承徳市活動年譜(PDF:720KB) (30周年記念誌より)
関連ファイル
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